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三省堂 大辞林

三省堂三省堂

てん 1貂/〈黄鼬〉】

イタチ科一種。雄は頭胴長50センチメートルほど、雌はやや小さい。夏毛栗色または暗褐色冬毛橙黄色ないし暗褐色、足の下部は常に黒色小動物果実を食べる。日本朝鮮特産で、亜種ツシマテン天然記念物

てん 1 【天】

(1)に対して、頭のはるか上をおおって無限に広がる空間大空。あめ。
「―を仰ぐ」

(2) (1) にいて、万物支配するもの。造化の神天帝
「―の助け
(3)(2)定め運命天命
「唯是―にして、汝が性(さが)のつたなきを泣け/野ざらし紀行
(4)〔仏〕
(ア)衆生生死流転する六道のうち、最上部にある最も苦悩少な世界欲界六欲天色界四禅天無色界の四無色天など。
(イ)天の住人天人
(5)キリスト教で、天国のこと。
「―にまします我らの父よ」
(6)荷物掛軸など、上下の定まっているものの上の方。
⇔地
「―地無用
(7)本の部分の名。製本で、本の三方の断ち口のうち上にあたる部分
製本
(8)天地または天地人と)二段階または三段階に分け時の最上のもの。
敵役の―ぢや/浄瑠璃男作五雁金
(9)事の初め最初
天から
» (成句)天から降ったか地から湧いたか
» (成句)天勾践を空しうすること莫れ、時に范蠡無きにしも非ず
» (成句)天之に年を仮す
» (成句)天定まって亦能く人に勝つ
» (成句)天知る、地知る、我知る、人知る
» (成句)天高く馬肥ゆ
» (成句)天高し
» (成句)天にあらば比翼の鳥、地にあらば連理の枝
» (成句)天に口無し人を以て言わしむ
» (成句)天に順う者は存し天に逆う者は亡ぶ
» (成句)天に跼り地に蹐す
» (成句)天に唾する
» (成句)天に二日無し、土に二王無し
» (成句)天に召される
» (成句)天にも地にもかけがえ無し
» (成句)天にも昇る心地
» (成句)天の与うるを取らざれば反って其の咎めを受く
» (成句)天の網
» (成句)天の濃漿
» (成句)天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず
» (成句)天の作せる孽は猶違くべし、自ら作せる孽は逭るべからず
» (成句)天の配剤
» (成句)天の美禄
» (成句)天は高きにいて卑きに聴く
» (成句)天は二物を与えず
» (成句)天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず
» (成句)天は自ら助くるものを助く
» (成句)天は見通し
» (成句)天を仰いで唾する
» (成句)天を怨みず人を尤めず
» (成句)天を衝く
» (成句)天を摩する

てん 1 【典】

(1)儀式作法
華燭の―」

(2)原則。きまり。
田園開拓する者は賞与の―あり/日本風景論重昂)」
(3)律令制で、国司主典(さかん)

てん 【店】

接尾語的に用いて、…の店(みせ)、の意を表す。
洋品―」「専門―」「特約―」「名古屋―」

てん 【点】

? 0 (名)

(1)筆やペンの先をちょっとつけて記したようなごく小さなしるし。
遠くの人が―のように見える」
(2)〔数〕 数学では幾何学対象の一。(1)抽象化したもの幾何学基礎論では、直線などとともに無定義用語として、公理によって規定される。
(3)書き物などに付け小さいしるし。
(ア)文の句切り符号。普通「、」を使う。読点
(イ)注意を喚起するために語句の横に打つしるし。傍点
(ウ)漢文訓読するため、字に付す記号返り点・乎古止(をこと)点など。
(4)漢字字画の一。「」「凡」などの「ヽ」。古くは、漢字字画全般をいった。
(5)(きゆう)で、つぼの位置に墨で付したしるし。
「―をおろす」
(6)評価を表す符号数値など。
(ア)和歌連歌俳諧などで、評価を示す符号。「 〇 」「ヽ」など。また、批評添削
(イ)答案などにつける評価数値符号
「―が辛い」
(ウ)スポーツ・ゲームなどの得点
「―を取る」
(エ)高く評価すること。
「おいらは―だぞ/黄表紙孔子縞于時藍染
(7)特に取り上げるべきところ。
「その―については心配しなくてよい」
(8)漏刻(ろうこく)の時数。また、時刻
「御発句は寅(とら)の一―/浄瑠璃百日曾我
?接尾
助数詞。数を表す漢語に付く。
(1)試合勝負事試験答案などの得点評点数えるのに用いる。
「一―先取した」「百―の答案
(2)品物の数を数えるのに用いる。
「三―セット」「この五―を入賞とします」
» (成句)点付く
» (成句)点を打つ
» (成句)点を掛く

てん 1 【転】

(1)言葉の音が別の音にかわること。「手に手に」が「てんでに」となる類。

(2)転句」に同じ。

てん 1奠】

神仏などへの供え物供物(くもつ)

てん 1篆】

漢字書体の一。篆書

てん 1纏】

〔仏〕 人の心にまといついて、善に向かうのを妨げるもの。煩悩(ぼんのう)


印刷関係用語集

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OR事典

日本オペレーションズ・リサーチ学会日本オペレーションズ・リサーチ学会

点 (グラフの)

読み方:てん
【英】:vertex, node

グラフを定義する構成要素. 平面上に幾何学的表現されたグラフにおいて, 丸で示される. 点は, 頂点, 節点とも呼ばれる.

「OR事典」の他の用語
グラフ・ネットワーク:  有向グラフ      点  点連結度  無向グラフ  独立集合族


パチンコ・パチスロ用語辞典

パチンコビレッジパチンコビレッジ

てん【天】

パチンコ台の盤面上部中央付近のこと。

〜あな
【天穴】
天に位置するセーフ穴のこと。

〜くぎ
【天釘】
天に配置された釘のこと。以前は天釘といえば4本で平に配置されていたが、最近は5本だったり山型配置されていたり右上がり配置されていたりと、バリエーション豊かになった。


隠語大辞典

皓星社皓星社

てん

  1. 二。〔生魚商〕

分類 生魚


てん

読み方:ぱりまたはてん

  1. 善キコト則チ自ラ為シタルコト又ハ他人ノ為シタルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・東京府
  2. 一般佳良得意ノ時機ヲ云フ、成功予見シ得ルノ時機ニ於テ「てんてん」ト唱ヘ、自ラ頭ヲ撫ヅルノ形容アリ。〔第四類 言語動作
  3. 良いといふこと。
  4. 一般に得意の時機を云ふ、成功予見し得る時機には「てんてん」と唱へて自ら頭を撫づるの形容から来たもの。〔犯罪語〕
  5. 吉。肯定語。
  6. 有卦
  7. 〔的〕吉、肯定語。幸運のこと。有卦に入つたことに云ふ。
  8. 大丈夫。間違ひのないこと。〔縁日商人
  9. 良いうまくいつた事、よく売れた事。
  10. 心配ない。
  11. 大丈夫。間違ひのないといふこと。
  12. 万事都合好いこと。「はくい」ともいふ。得意の絶頂場合前額部を自ら叩いて「てんてん」と唱へるその時舌を出して唱へる事もあり。猶自分の意に満ちたやうな場合に広く用ゐられている。
  13. 安心。若桜
  14. しめた。富良野
  15. 調子よくいつた。名寄 不良仲間
  16. よい、上等。弘前
  17. 一般に得意の時をいう。成功予見し得る時など、「てんてん」と唱えて自から頭をたたく。安心、大丈夫のこと。〔一般犯罪
  18. 都合がいい天一ともいう。〔掏摸

分類 ルンペン大阪不良仲間不良少年掏摸東京府犯罪犯罪語、的、的屋縁日商人語、縁日商人露店商香具師


てん

  1. 看守。〔第二類 人物風俗
  2. 看守巡査を云ふ。

てん

  1. 取締緩慢ナル状態ヲ云フ-類語時機ノ適当ナル場合ナドニ通ズルアルト同ジ。〔第四類 言語動作
  2. 取締り緩慢なことを云ふ。

てん

  1. 蝙蝠傘張替職。〔第二類 人物風俗

てん

  1. 一般共同動作。〔第四類 言語動作
  2. 共同にて動作を行ふこと。共謀共犯を云ふ。

てん

  1. 旅立他行三重地方〕。〔第四類 言語動作
  2. 旅行を云ふ。〔三重県

分類 三重地方三重県


てん

  1. 自分窃取した故に彼には懐中物はないと仲間通知すること。〔掏摸
  2. スリニ成功シタコト。実際ニハ主犯ガ頭ヘ手ヲヤツテソノ合図トスル。

分類 掏摸


テン

読み方:てん

  1. 餅ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・岐阜県

分類 岐阜県


読み方:てん

  1. ①〔書・印〕書物印刷の上面の余白又はその上切口をいふ。天金とは、その切口金箔施しあるものの事である。②〔隠〕犯罪者用語にて天窓破りの事。③〔俗〕大丈夫だ間違がないの意に使用される事がある
  2. 天井天窓或は屋根引窓等を破りて忍入る窃盗。「てれ」ともいふ。
  3. 印刷用語で上部余白のこと。⑵天窓破りのこと。
  4. 拘禁者等が看守の居ないことを指していう。看視厳重は時化(しけ)その反対晴天のところから。〔盗〕 ②天窓から侵入する盗犯手口省略語。〔盗〕 ③吉、有卦、上等、大丈夫等。天は最上この上ないところから。〔香〕
  5. 万事都合好いこと。「はくい」ともいう。得意の絶頂場合前額部を自ら叩いて「てんてん」と唱へる。その時舌を出して唱へることもあり。猶自分の意に満ちたような場合に広く用いる。②共同動作を行うこと。共謀共犯をいう。③自分窃取したから彼には懐中物はないと仲間通知することをいう。〔スリ〕 ④取締り緩慢なること。〔闇屋〕 ⑤天井天窓或いは屋根引窓等を破って忍入る窃盗。「てれ」ともいう。

分類 スリ闇屋犯罪、盗/香/犯罪


読み方:てん

  1. 鰻屋魚屋川魚符牒にして、六といふ数量を表す。通り符牒参照せよ(※巻末通り符牒参照)。〔符牒
  2. 六。〔川魚商〕
  3. 六。〔魚屋

分類 川魚商、符牒魚屋


読み方:てん

  1. 屋根ノ瓦ヲ取除ケテ忍ヒ入ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・大阪府
  2. 屋根ヨリ忍ヒ入ルコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福井県
  3. 同上(※「てれ」参照)-〔京阪其他ノ地方〕。〔第三類 犯罪行為
  4. 台処の天窓より入る盗賊盗賊刑事用ふ隠語
  5. テンは天で、天窓破りの略語である。〔刑事
  6. 天窓破りの略。

分類 京阪其他ノ地方刑事大阪府犯罪語、盗賊刑事福井県


読み方:てん

  1. 天井明窓。〔第五類 一般建物
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テン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/03 06:49 UTC 版)

(てん から転送)

テン
テン
テン Martes melampus
保全状況評価[a 1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
Status iucn3.1 LC.svg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
: ネコ目 Carnivora
: イタチ科 Mustelidae
亜科 : イタチ亜科 Mustelinae
: テン属 Martes
: テン M. melampus
学名
Martes melampus (Wagner, 1841)
和名
テン
英名
Japanese marten
Yellow marten

テンMartes melampus)は、動物界脊索動物門哺乳綱ネコ目(食肉目)イタチ科テン属に分類される食肉類。

目次

分布

日本(本州、四国、九州)[1][2][3][a 2]固有亜種。佐渡島へ移入[1][a 2]

  • M. m. coreensi コウライテン

朝鮮半島(?)[2][3][a 2]

  • M. m. tsuensis ツシマテン

日本(対馬[1][3][4]固有亜種[a 2]

形態

体長44-55センチメートル[3]。尾長17-23センチメートル[2][3]体重0.9-1.5キログラム[3]

  • M. m. melampus ホンドテン

夏季は毛衣が赤褐色や暗褐色で、顔や四肢の毛衣は黒、喉から胸部が橙色、尾の先端が白い(夏毛)[3]。冬毛は毛衣が赤褐色や暗褐色で頭部が灰白色(スステン)か、毛衣が黄色や黄褐色で頭部が白い(キテン)[3]

  • M. m. coreensi コウライテン

冬毛は毛衣が黄色で、頭部の白色部が後頭部に達する[3]

  • M. m. tsuensis ツシマテン

喉から胸部に不規則な黒い斑紋が入る[3][4][a 2]。夏毛は毛衣が褐色で、頭部や顔は濃褐色、喉から胸部が赤や赤褐色、黄褐色、四肢は黒い[3][4][a 2]。冬毛は毛衣が褐色、頭部が汚白色、顔や四肢は黒褐色、喉から胸部が淡褐色や黄褐色[3][4][a 2]

分類

本種やアメリカテン、クロテンマツテンを1種にまとめる説もある[2]

3亜種に分けられるが、亜種コウライテンは捕獲例が2例あるのみ[a 2]

  • Martes melampus melampus (Wagner, 1841) ホンドテン Japanese marten
  • Martes melampus coreensi Kuroda & Mori, 1923 コウライテン Korean marten
  • Martes melampus tsuensis (Thomas, 1897) ツシマテン Tsusima marten

生態

低山地から亜高山帯針葉樹林にかけて生息する[3]。単独で生活する[1]。亜種ツシマテンは70ヘクタールの行動圏内で生活する[1]。岩の隙間や樹洞を巣にする[3]

食性は雑食で、小型哺乳類、鳥類爬虫類両生類昆虫多足類甲殻類果実マタタビヤマグワなど)などを食べる[1][3][a 2]

繁殖形態は胎生。夏季に交尾を行う[1]。4-5月に樹洞内の巣で1回に2-4頭(亜種ツシマテンは1回に1-2頭の幼獣を産むと考えられている[4][a 2])の幼獣を産む[1]


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  1. ^ a b c d e f g h i 阿部永監修、阿部永・石井信夫・伊藤徹魯・金子之史・前田喜四雄・三浦慎吾・米田政明 『日本の哺乳類【改訂2版】』 東海大学出版会、2008年、80頁。
  2. ^ a b c d 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編『動物大百科1 食肉類』、平凡社1986年、167頁。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 今泉吉典監修 『世界の動物 分類と飼育2 (食肉目)』、東京動物園協会、1991年、33頁。
  4. ^ a b c d e f 小原秀雄・浦本昌紀・太田英利・松井正文編著 『動物世界遺産 レッド・データ・アニマルズ1 ユーラシア、北アメリカ』、講談社2001年、22、142-143頁。
  1. ^ 『秋田郡邑魚譚』:武藤鉄城著。
  2. ^ 村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、230頁。ISBN 978-4-6203-1428-0
  3. ^ 高田衛監修 稲田篤信・田中直日編 『鳥山石燕 画図百鬼夜行』 国書刊行会、1992年、50頁。ISBN 978-4-336-03386-4
  4. ^ 少年社・中村友紀夫・武田えり子編 『妖怪の本 異界の闇に蠢く百鬼夜行の伝説』 学習研究社〈New sight mook〉、1999年、123頁。ISBN 978-4-05-602048-9
  5. ^ 多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』 新紀元社、1990年、249頁。ISBN 978-4-9151-4644-2


「テン」の続きの解説一覧


漢字辞典

出典:漢字辞典



  • 画数:17
  • 訓読み:てん、 とび
  • 対応する英語:kite (bird)

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