I"s
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登場人物
声優に関してはフロム アイズ(副音声版含む) / I"s Pure の順番に表記する。
I"s
- 瀬戸 一貴(せと いちたか)
- 声 - 櫻井孝宏(通常版)・吉岡美穂(副音声版)/ 野村勝人
- 本作の主人公。1980年10月3日生まれ(天秤座)[13]。血液型はA型。
- 湾田高等学校の2年生。ごく普通の少年であり、自身のことを「平凡で、将来の夢がない人間」と称している。思いやりのある性格だが、優柔不断である。
- 入学時、同じクラスになった葦月伊織に一目惚れし、それ以来、彼女のことを想い続けている。しかし、恋愛に対しては奥手であり臆病な面がある。これは小学生の頃、片思いをしていた同級生の少女・美代子に気持ちを悟られたことで、密かに思いを寄せている時の幸せな状態を失ったと傷ついてしまい、「永遠に片想いのままの方がいい」と感じている。以来、好きな女の子に対して素直な言動を示すことができず、緊張するほどに思っていることと逆の行動を取ってしまう傾向がある。
- 葦月 伊織(よしづき いおり)
- 声 - 佐久間紅美(通常版)・仲根かすみ(副音声版)/ 伊藤静
- 本作のヒロイン。1981年3月21日生まれ。身長162センチメートル。3サイズはB87/W57/H88[14]。血液型はA型。
- 一貴の同級生。湾田高校演劇部(劇団「わんだこ」)に所属。将来は役者になることを志しており、部活動に熱心に打ち込んでいる。雑誌のグラビアに取り上げられたり、学校内にファンクラブも出来るほどの容姿端麗であるが、それゆえに暴漢に狙われることも多い。性格は明るい方だが、普段は大人しく控え目である。
- 物語初期の時点で一貴に好意を持っていたが、彼の「逆走」もあり、自分は嫌われていると思っていた(付き合い始めた後には笑い話になった)。高校卒業後は、芸能事務所の劇団に所属し、舞台だけでなくCM出演などもする。
- 秋葉 いつき(あきば いつき)
- 声 - 仲西環(通常版)・磯山さやか(副音声版)/ 中世明日香
- 一貴の1歳下の幼馴染。4年前にアメリカへ渡っていたが最近帰国したばかりの帰国子女。アメリカで造形に親しんだこともあり、造形家志望。幼なじみ以上恋人未満という微妙な関係の一貴に淡い恋心を抱く。性格はボーイッシュで天真爛漫。
- 連載前の予告ページでは「いさき」という名前が仮につけられていた。連載開始時に「いつき」に変更された。
- 原作でのみ、カラオケではPUFFYの曲が得意な設定であり「これが私の生きる道」を歌っている。
- 磯崎 泉(いそざき いずみ)
- 声 - (なし) / 門脇舞
- 一貴の高校の2年後輩。1982年8月25日生まれ。血液型はB型[15]。一貴・伊織以外で唯一生年月日が判明している。
- 物語中盤、一貴と海辺で出会う。伊織似の容姿であり、いつき似の性格をしている。付き合っていた男と別れてまで一途に一貴を想い、一貴のためならどんなことでもする。伊織とは反対に積極的な性格で、自分から抱きついたり、キスしたりと大胆な言動を仕掛けて一貴を誘惑する。
- 麻生 藍子(あそう あいこ)
- 声 - (なし) / 小松里歌(※ゲーム版のみ登場)
- 一貴より1歳年上の住人。一貴がアパートで一人暮らしを始めた際、隣の部屋に住んでいた。星座は双子座。非常に天然だが、純粋な性格。顔にホクロがある他は伊織にそっくりであるが、髪の分け方が伊織とは異なっている。
- 秋田県出身。恋人が郷里におり、遠距離恋愛中。誕生日を迎えた恋人に会うため、一貴と共にこまち号に乗って秋田まで行ったが振られてしまう。その時力になってくれた一貴に想いを寄せるようになる。しかし一貴が伊織と付き合っているため自ら身を引いた。
一貴のクラスメート
- 寺谷 靖雅(てらたに やすまさ)
- 声 - 私市淳 / 小伏伸之
- 一貴の親友。女性に目がなく、ナンパやデートで得た知識をもとにした戦略を一貴に授け、伊織との関係を見守る良き相談相手。しかし、その軽薄な性格もあってか、なかなか恋人ができず、いつきを狙ったこともあったがあえなく撃沈した。性的な話題において、一貴からは「エロ大王」や「どぶねずみ色の心」などと思われていることが多い。
- 親戚が熱海と伊豆で宿泊施設を経営しているので一貴たちは旅行の時の宿には不自由しなかった[注 2]。
- 越苗 純(こしなえ じゅん)
- 声 - 石田彰 / 鈴木千尋(※ゲーム版のみ登場)
- 一貴のクラスメート。女性のような顔立ちで大人しい性格。祖父に習った武術の使い手であるが、その優しい性格ゆえに普段はそのことを隠しており、一貴からは存在感が薄いと思われている。一貴のクラスの担任である男性教諭を慕っている同性愛者である。
- 最初の頃は一貴の勘違いと思い込みによりあまり仲がいいとは言えなかったが、誤解が解けた後は寺谷とは違う一面で一貴の良き相談相手となる。
- 森崎 祐加(もりさき ゆうか)
- 声 - 河原木志穂 / 後藤邑子
- 一貴のクラスメートで伊織の親友。性格は平凡で、どこにでもいそうな普通の子。
- 寺谷に片想いするも振られてしまうが、単行本最終回ではお互いまんざらでもないような描写が見られる。
- ナミ
- 声 - 小林沙苗 / 鈴木菜穂子
- 伊織の親友。男勝りで気が強い。一貴のクラスメートの中では恋愛経験が多い人物で、芸能人となった伊織に対し劣等感を抱く一貴の姿勢にダメ出しをした。
- 川崎 美代子(かわさき みよこ)
- 一貴のクラスメートで伊織たちの友人。ナミや森崎に比べると伊織と行動を共にしているシーンや出番は少ないが、ナミの家での合宿や卒業旅行には誘われ、頻繁に登場する。
- 高校卒業後は専門学校に進学している。
- 木田 茂吉(きだ もきち)
- 一貴のクラスメート。伊織がアイドルになった途端、突然彼女を意識するようになり、そのことで仲間たちから気味悪がられ、卒業旅行のメンバーからも外されてしまう。
- 田中(たなか)
- 一貴のクラスメート。メンバーの中では木田と行動を共にすることが多い。
イサイプロ
- 古川 リエ(ふるかわ リエ)
- 声 - (なし) / 勝生真沙子
- イサイプロの社員。伊織の担当マネージャー。伊織と一貴の仲を引き裂くために、2人の交際を厳しく規制し、伊織が一貴に宛てたプレゼントや手紙を内密に処分したりした。
- カミノギ イサイ
- 声 - (なし) / 諸角憲一
- 伊織が尊敬する天才舞台演出家。伊織の演技と将来のため、彼女と別れるよう一貴に迫った。
- 石川 賛吾(いしかわ さんご)
- 自分の名前を売るため、伊織とのスキャンダルを起こした。
湾田高等学校の教師
- 竹沢 隆志(たけざわ たかし)
- それまで美術を担当していた教師が病気で倒れたため、臨時で一貴たちの授業を受け持つことになった造形師。いつきは彼を造形の「師匠」と呼びしたっている。
- 造形師としての腕は一流で、ハリウッドの大作からのオファーを受け、湾田高校を去った後、アメリカへ旅立つ。
- 花園 広巳(はなぞの ひろみ)
- 声 - (なし) / 江川央生
- 一貴のクラスの担任。ひげを生やしていることから、生徒たちからは「ヒゲミちゃん」の愛称で親しまれている。越苗から想いを寄せられている。
湾田高等学校の生徒
- 田村 剣助(たむら けんすけ)
- 一貴の2年後輩で、泉の元カレ。クラスは1年B組でサッカー部に所属している。ケンカが強い。
- 泉への想いは本気だったが、女癖が悪く浮気を繰り返したため泉にフラれてしまう。泉が一貴のことを好きだと知った後もヨリを戻そうと彼女に接近する。
その他
- 京子(きょうこ)
- 一貴が高2の夏、伊織・いつき・寺谷と共に行った海で、寺谷がナンパした2人の女の子の内の一人。
- 寺谷が彼女の友達の友子を狙っていたため、一貴は彼女と行動を共にすることになる。その夜に再び彼女は一貴と2人きりで会うが、伊織のことを忘れられない彼はやはり旅館に帰ることを彼女に告げる。京子は今度どこかで一貴に会ったら本気でアタックすることを宣言して2人は別れたが、その後2人が再会することはなかった。
- 田中 翔太(たなか しょうた)
- 藍子が遠距離恋愛で付き合っていた相手。藍子が彼に会うため秋田に帰ってきた時、彼女に別れを告げる。
- 鮫島(さめじま) / マリオネット・キング
- 声 - (なし) / 成瀬誠
- 一貴たちと同じ高校に通っていた人物。女子生徒の着替えを覗いていたことが露見したことで退学を強いられ、そのきっかけとなった伊織を逆恨みし、執拗に付け狙っていた。写真撮影と称して伊織を廃ビルに誘い出し暴行を働こうとするが、越苗と一貴の活躍によって阻止される。
- 一貴たちが卒業した後も自らをマリオネット・キングと名乗り、半ば錯乱状態に陥った状態でネットで犯罪予告をした後、三度伊織に襲い掛かろうとする。だがビルの上で一貴と闘い、越苗に習った武術を身に着けた彼のひじ打ちを食らってビルから落下し、動けなくなったところを伊織のガードマンに捕まった。
- 鮫島という名前はOVA版『I"s Pure』で初めて明らかになった。
一貴の家族
- 一貴の母
- 声 - (なし) / 湯屋敦子
- 一貴の母親。
注釈
出典
- ^ 『恋愛漫画の名作「I”s<アイズ>」のアパレルグッズがSPINNSにてリリース!』(プレスリリース)ヒューマンフォーラム、2019年3月29日 。2023年8月8日閲覧。
- ^ “BSスカパー!連続ドラマ『I”s』ヒロイン・葦月伊織役に決定!”. 芸映プロダクション (2018年11月9日). 2023年8月9日閲覧。
- ^ 『4C R-side 〈HEROES-side〉』, p. 72.
- ^ 『第12巻』, 表紙そで.
- ^ 桂正和「GOKURAKU CLUB 6」『電影少女 13巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉1992年9月9日、ISBN 4-08-871703-1、191頁。
- ^ a b c 『第6巻』, 表紙そで.
- ^ 『第15巻』, 表紙そで.
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- ^ 「+ 桂正和プロフィール +」『+ 桂正和公式サイト K2R村 +』 2013年1月4日閲覧。
- ^ 『I"s公式サイト』 2013年1月4日閲覧。
- ^ 『週刊少年ジャンプ』1997年51号(集英社)。
- ^ 『第3巻』, p. 174, 「第25話 勝負の月」.
- ^ 『第11巻』, p. 156, 「第102話 深刻な悩み」.
- ^ 『第9巻』, p. 34, 「第75話 それどころじゃない!」.
- ^ 『4C R-side 〈HEROES-side〉』, pp. 74–75.
- ^ “#163【アフタートーク】伊織ちゃんの声 - 空気階段の踊り場”. Podcast on Spotify (2020年6月). 2023年8月8日閲覧。
- ^ “岡山天音、男子中高生の恋愛バイブル「I”s」実写化で主人公に! 「僕なりに体現していきたい」”. シネマカフェ (イード). (2017年10月30日) 2017年10月30日閲覧。
- ^ “実写ドラマ『I"s』葦月伊織役は白石聖に決定 オーディション700人の中から選出”. ORICON NEWS (oricon ME). (2018年11月9日) 2018年11月9日閲覧。
- ^ a b c “「I"s」徹底ガイド、「I"s」女子旅、『演劇人は、夜な夜な、下北の街で呑み明かす…』 番外編〜ドラマ「I“s」スペシャル〜”. ドラマ『I"s(アイズ)』 公式サイト. BSスカパー!. 2020年11月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月30日閲覧。
- ^ a b c d 伊島空; 小越勇輝; 冨田佳輔(インタビュアー:宮津友徳)「「I”s」特集 伊島空(寺谷役)×小越勇輝(越苗役)×冨田佳輔(木田役)座談会」『コミックナタリー』、ナターシャ、2019年3月29日 。2023年8月8日閲覧。
- ^ “白石聖、『I”s』伊織役の決め手は“笑顔” 原作・桂正和氏が太鼓判「ヒロイン感があった」”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年12月13日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ “白石聖、漫画家・桂正和の宝物!? ドラマ『I"s』で漫画の葦月伊織を完コピ?『白石聖のわたくしごとですが...』”. 文化放送 (2020年1月31日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ “桂正和「I"s」実写ドラマ化、美少女ヒロイン伊織役は白石聖”. シネマトゥデイ. (2018年11月9日) 2018年11月9日閲覧。
- ^ “白石聖、ドラマ『I”s』伊織と真逆の“毒舌キャラ” 思ったことを全部いう「悪い癖」”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年11月30日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ “連続ドラマ『I”s』、柴田杏花が収録で直面した困難 -監督から言われた一言は「もっと下手くそに」【連載インタビュー】”. 超!アニメディア. 2020年8月13日閲覧。
- ^ 萩原みのり(インタビュアー:斉藤貴志)「PICK UP ACTRESS 萩原みのり」『HUSTLE PRESS OFFICIAL WEB SITE』、2019年1月30日 。2023年8月8日閲覧。
- ^ “加藤小夏、役者の道を選んだ理由は『I”s』 尊敬する共演陣に囲まれ「初めてがI”sで幸せです」”. ORICON NEWS. oricon ME (2019年4月12日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ a b c d “実写「I”s(アイズ)」一貴&ヒロインたち取り巻く追加キャスト発表 キービジュアル公開”. アニメ!アニメ! (2018年11月26日). 2022年4月16日閲覧。
- ^ 「2006」『プレイステーション2パーフェクトカタログ(下巻)』前田尋之 監修、ジーウォーク〈G-MOOK〉、2022年1月27日、122-165頁。ISBN 978-4-8671-7275-9。
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