三田市 隣接している自治体・行政区

三田市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/09 01:30 UTC 版)

隣接している自治体・行政区

大阪市への通勤率は13.8%、神戸市への通勤率は12.3%である(いずれも平成22年国勢調査)。

市のシンボル

市章・市旗

市の木・市の花
市の木はアカマツが、市の花はサツキが選定されている。市の鳥は選定されていないが、市のマスコットの「キッピー」はキジがモチーフになっている。

歴史

市名の由来

「金心寺の弥勒菩薩坐像の胎内に記された恩田・悲田・敬田の『三福田』に由来する」という説が旧『三田市史』などに掲載されているが、新版『三田市史』(2012年完結)編纂時の調査時には確認できず、現在は地域の伝承として扱われている。

音読みの「サン」に、訓読みの「だ」が接続するのは異例。なお、「三田村」の表記が確認できる最古の記録は、室町時代後期の寛正7年(1477年)の古文書[10]

古代

三田盆地は旧石器時代から、人々が暮らした痕跡がある。2万5千年前の遺跡である広野地区の溝口遺跡からはナイフ形石器、石鏃などが発掘されている。ニュータウン開発で発見されたけやき台の有鼻遺跡平方遺跡弥生時代中期の遺跡で、ここからは畿内最古の鉄剣や鉄斧などの鉄器類や竪穴建物跡などが発掘されている。古墳時代には武庫川と青野川が合流する流域は須恵器の産地となっていたようで、本庄地区の東仲古墳 沢山1号墳など石室を持った古墳とともに須恵器の窯跡が発掘されており、「末(すえ)」という地名は今も残っている。これは三田市の北西に隣接する丹波篠山市今田地区で生産されている立杭焼(丹波焼)の起源の一つと考えられている。また、青野川とともに青野ダムを形成する黒川沿いの小野地区にある伊勢貝遺跡は、縄文時代から平安時代にかけての集落の遺構が発掘される複合遺跡である。

中世

現在の市街地エリアに町が形成されたのは7・8世紀頃からと考えられる。三田地区・三輪地区一帯は7世紀以前から日本最古の神社と言われる大和国一ノ宮である大神神社の荘園となっており、大和国城上郡松山氏荘官として管理し通称「松山の庄」と呼ばれていた。また、金心寺が建立されると武庫川より南西部に門前町が形成された。

北東部の三輪地区はその後も大神神社の荘園であったが、14世紀の松山彈正が荘官の時、荘園制度が崩れ武装の必要性が生じ、有馬郡の三輪明神信仰の聖地となっていた丸山に城を築くと同時に三輪神社の社殿を奉納する。これにより三輪地区でも門前町を形成していき、武庫川を挟んで金心寺と三輪神社の門前町が融合する形で有馬郡の中心地へと発展していく。

平安時代から鎌倉時代にかけて市域の各地には多くの荘園が作られ、地頭である豪族が桑原城、貴志城、大原城などの小さな山城を築いて統治していた。

三田藩

室町時代に播磨国守護だった赤松則村(円心)の四男・赤松氏範が有馬郡を領有し三田城(車瀬城)を築城する。その後も赤松氏を出自とする摂津有馬氏が領有していたが、戦国時代に織田信長の家臣だった荒木村重が摂津国を平定すると丹波国攻略のために三田を城下町として整備する。荒木村重が謀反を起こし織田信長に討たれると(有岡城の戦い)、信長の家臣・山崎片家が近江国から2万3千石で入封したことで三田藩が成立する。江戸時代には志摩国鳥羽藩から九鬼久隆が3万6千石で入封し、廃藩置県までの約240年間、九鬼氏が三田藩を統治した。

なお、北部の高平地区は多田源氏の所領として多田荘に属し、江戸時代は現在の大阪府豊中市に本拠を置いていた麻田藩青木氏1万2千石の所領で、1896年(明治29年)に有馬郡に移管されるまで川辺郡に属していた。

近代

有馬郡時代の三田周辺地図「有馬郡全図」 出典:有馬郡誌

現代

行政区画の変遷

行政

兵庫県三田庁舎

歴代市長

  1. 西藤五郎(1958年8月 - 1967年8月)
  2. 赤尾茂(1967年8月 - 1971年8月)
  3. 岡崎元次(1971年8月 - 1979年8月)
  4. 塔下真次(1979年8月 - 1999年8月)
  5. 岡田義弘(1999年8月 - 2007年8月)
  6. 竹内英昭(2007年8月 - 2015年8月)
  7. 森哲男(2015年8月 - )



注釈

  1. ^ 同様の例は東京都町田市も同じで、同市は地形の問題(市域全体が神奈川県側に大きく突出しており、都内の隣接自治体である多摩市八王子市とは同じ南多摩地域にありながら丘陵で隔てられているなど。)から神奈川県の相模ブロックに編入され、路線バスのほとんどが神奈川中央交通となっている。
  2. ^ 同じ兵庫県に所在している明石あかしとは無関係で同市にあると間違えられやすい(明石市で「~台」が付く地名は「大久保町山手台」と「朝霧台」のみ)。

出典

  1. ^ a b c 平成23年版三田市統計書”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h 三田市の概要”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  3. ^ 兵庫 難読 p145
  4. ^ a b c d 三田市の状況を知る”. 三田市. 2013年4月28日閲覧。
  5. ^ 人口 2012年5月末現在”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  6. ^ 昭和33年〜平成20年 三田市の歴史”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  7. ^ a b c d e f ポケット統計三田”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  8. ^ 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2021年1月10日閲覧。
  9. ^ 観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2021年1月10日閲覧。
  10. ^ 三田市生涯学習支援課市史編さん担当「三田 -地名の由来-」『三田市史だより』、三田市、2012年5月15日、2020年7月11日閲覧。
  11. ^ 図典 日本の市町村章 p160
  12. ^ 都章道章府章県章市章のすべて p425
  13. ^ 都市の旗と紋章 p46
  14. ^ 町を市とする処分”. 三田市例規集. 2012年6月10日閲覧。
  15. ^ 福祉都市宣言”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  16. ^ 三田市旗を制定”. 三田市例規集. 2012年6月10日閲覧。
  17. ^ a b 三田ツーリズム宣言 PDF”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  18. ^ 三田ツーリズム宣言”. 三田市. 2012年6月10日閲覧。
  19. ^ 兵庫県議会/選挙期日と議員任期の「ずれ」の解消に伴う次期県議会議員の任期について
  20. ^ トキトレーディング公式サイト
  21. ^ a b c d e IPROS製造業
  22. ^ パティシエ エス コヤマ公式サイト
  23. ^ 日乃本食産公式サイト
  24. ^ 三田屋本店 やすらぎの郷
  25. ^ 戎産業公式サイト
  26. ^ リュウビシステム公式サイト
  27. ^ a b c d e 三田から羽ばたく”. 三田市. 2015年10月21日閲覧。






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