processingとは? わかりやすく解説

processing

別表記:プロセシング、プロウセッシング

「processing」とは、情報やデータの「操作」や「処理」といった情報に対する一連の操作を行うことを意味する英語表現である。

「processing」とは・「processing」の意味

「processing」は、英語で「処理」を意味する単語であり、情報やデータの操作、変換や整理などの過程全般を指す。コンピュータやプログラムを使って、入力されたデータを解析し、必要な情報を抽出し、それを出力として返す一連の作業を指す。また、産業において、食品や天然素材などを準備したり処理したりする行為のことも意味する。

「processing」の発音・読み方

アメリカ英語での発音記号は/ˈproʊˌsɛsɪŋ/ となり、「プロウセッシング」と発音される。

イギリス英語での発音記号は/ˈprəʊˌsesɪŋ/ となり、「プロウセッシング」と発音され、アメリカ英語と非常に似ている。最初の音節(/prəʊ/)にある「ə」の音は、日本語の「ア」と「オ」の中間の音を意識すると良い。

どちらの発音も日本語では「プロセッシング」と表現されるが、アメリカ英語とイギリス英語のアクセントの違いにより、ごくわずかな違いがある。しかし、実際のコミュニケーションでは、どちらの発音でも理解されるため、特に気にする必要はないと言える。

「processing」の語源・由来

「processing」は、英語の「process」という単語に、「-ing」という接尾辞が付いた形である。「process」は、ラテン語の「processus」が語源であり、意味は「進む、前進する」といったニュアンスが含まれる。一連の作業や手順、過程を意味するようになったのは、その進む・前進するという動きから連想され、発展していったと考えられる。

「processing」を含む英熟語・英語表現

Data processing(データ処理)
データの収集、整理、分析、保存などの一連の作業を指す。特にコンピュータを使ったデータ処理が一般的である。

Image processing(画像処理)
デジタル画像を解析し、編集や修正、圧縮などの処理を行うことを指す。コンピュータグラフィックスや画像認識、画像圧縮技術などが含まれる。

Word processing(ワードプロセッシング)
文章や文書をコンピュータで作成・編集・保存・印刷する作業を指す。ワードプロセッサーソフトウェアを使用することが一般的である。

Signal processing(信号処理)
アナログやデジタル信号を解析・変換する一連の手続きを指す。音声、画像、通信など様々な分野で適用される。

Batch processing(バッチ処理)
コンピュータによる一連の処理が、あらかじめ決められた順序で自動的に実行されることを指す。予めプログラムされた処理を一括で行うことが特徴である。

「It's processing.」とは


「It's processing.」は、「処理中である」という意味の表現で、プログラムやシステムがデータを処理している最中であることを示す。

「processing」に関連する用語の解説

「processing (プログラミング言語)」とは


「processing」は、コンピュータプログラミング言語のひとつでもある。特徴としては、主にビジュアルアートやインタラクティブデザインに向けて開発されており、簡単なコードで複雑なグラフィックスやアニメーションを作成できる。メリットとしては、初学者やデザイナーでも扱いやすく、Javaベースであるため、Javaの知識がある程度活かせる点が挙げられる。

「processing」で使われる演算子とは


「processing」では、他のプログラミング言語と同様に様々な演算子が使用される。以下はその例である。
- 算術演算子(+、-、*、/、%)
- 関係演算子(==、!=、>、<、>=、<=)
- 論理演算子(&&、||、!)
- 代入演算子(=、+=、-=、*=、/=、%=)
これらの演算子を利用して、プログラムの中で変数やデータの操作や比較を行うことができる。

「processing」と「c言語」の違いとは


「processing」と「C言語」は、共にプログラミング言語であるが、いくつかの違いが存在する。それぞれの言語の特徴を以下に示す。

「processing」
・ Javaベースであるため、Javaの知識が活用できる。
・ 主にビジュアルアートやインタラクティブデザインに向けて開発されている。
・グラフィックスやアニメーションの生成が容易である。
・初心者向けで、コードが簡潔である。

「C言語」
・ 低レベルな操作が可能であり、ハードウェアと密接に連携できる。
・ システムプログラミングや組み込みシステム開発に向いている。
・ 様々なプラットフォームで動作するため、汎用性が高い。
・ C++やC#など、他の言語の基礎となっている。
これらの違いから、「processing」はビジュアル表現やインタラクティブデザインが主な目的であるのに対し、C言語は汎用性が高く、システムプログラミングや組み込みシステム開発に適していると言える。

「processing」の使い方・例文

以下に、「processing」を用いた英文例を示す。

・The computer is processing the data to generate a report.(コンピュータはデータを処理してレポートを生成している。)
・Image processing techniques can enhance the quality of a photograph.(画像処理技術によって、写真の品質を向上させることができる。)
・The company has developed a new method for processing customer orders more efficiently.(その会社は、顧客の注文をより効率的に処理するための新しい方法を開発した。)

プロセッシング

【英】processing

データをコンパイル(編集)、リファイン(更新)、オーガナイズ(組立)するなどの作業過程のこと。

処理

もともとその目的のために企画されたものではない書類から統計データを得るという方法は、抽出 1と呼ばれる。一般に、そのデータ源が何であれ、統計情報を得るためには人手による 3か、機械による 4か、電算機による 5か、あるいはそれらの組合わせ方式によるデータ処理 2が必要になる。手集計は、卓上計算機 6よりも複雑な機械を使わないで行うデータ処理の方法である。機械集計では、製表機(224-2)またはパンチカード(224-3)機を使用する。電算集計では、コンピューター(132-2*)を使用する。データ処理の方式とはかかわりなく、データの編集 8、製表(130-6*)、計算(132-3)、および統計表作成 9を含むデータ作成作業 7を行う必要がある。これらの作業は、選択されるデータ処理の方式によって複雑になったり、そうでなかったりする。


プロセシング

英訳・(英)同義/類義語:processing

構造と機能を完成させるために前駆体の受ける変化の総称。または、その機構。

Processing

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 04:43 UTC 版)

Processing
Processingのロゴ
パラダイム オブジェクト指向
登場時期 2001年
設計者 ケイシー・リース、ベンジャミン・フライ
最新リリース 4.3.1[1]  - 2024年11月12日 (2か月前) [±][+/−]
型付け 強い型付け
影響を受けた言語 Design by Numbers
プラットフォーム クロスプラットフォーム
ライセンス GPL と LGPL
ウェブサイト processing.org
テンプレートを表示

Processing(プロセシング)は、ケイシー・リース(英語版)(Casey Reas)とベンジャミン・フライ(英語版)(Benjamin Fry)によるオープンソースプロジェクトであり、かつてはMITメディアラボで開発されていた。電子アートとビジュアルデザインのためのプログラミング言語であり、統合開発環境(IDE)である。アーティストによるコンテンツ制作作業のために、詳細な設定を行う関数を排除している。 視覚的なフィードバックが即座に得られるため、初心者がプログラミングを学習するのに適しており、電子スケッチブックの基盤としても利用できる。Java を単純化し、グラフィック機能に特化した言語といえる。

機能

Processing のIDE

Processing には sketchbook (スケッチブック)と呼ばれる必要最小限のIDEが含まれている。

Processing でのプログラミングでは、全ての定義されたクラスは Java の内部クラスのコードとして扱われ、コンパイルされる。すなわち、クラス内の静的変数や静的メソッドは通常禁じられており、それらを使うにはユーザーが明示的に純粋Javaモードを指定しなければならない。

GPUドライバが提供するAPIが簡略化されてProcessingのAPIとして提供されているため、高度な表現を行う場合には不便に感じやすい。例えば、OpenGLで標準的にサポートされている環境マッピングが、APIとして提供されていないため、独自に実装する必要がある等である。

作成したプログラムをアプリケーションとしてエクスポートすることができる。また、processing.jsの機能を用いればネット上でコードの実行結果が見られる。

プログラム例

Hello World

println("Hello World!");

上記も正しいプログラムだが、次のようなコードの方がProcessingの雰囲気をよく表している。

text("Hello World!", 20,50);

図形を描く

rect(20, 20, 100, 80);//四角形
ellipse(140, 140, 40, 50);//楕円

日本地図の塗り分け

ウィキメディアのSVG形式の日本地図の白地図を読み込み、Prefecturesという配列に記述された番号の県のみ塗り分けるプログラム。英語版の例のように地図データが各県ごとにnameを持っていれば県名で指定することも可能である。

PShape japan;
float map_scale=0.25;
int square_len=512;
int [] Prefectures={2,3,5,7,11,13,17,19,23,29,31,37,41,43};  // Prime numbers

void setup() {
  japan=loadShape("https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/56/Blank_map_of_Japan.svg");
  size(square_len,square_len);
  smooth();
  noLoop();
}

void draw() {
  background(color(0, 0, 255));  // blue
  japan.disableStyle();
  japan.getChild("ground").getChild(0).scale(map_scale);
  fill(color(255, 255, 0));  // yellow
  shape(japan.getChild("ground").getChild(0), square_len * map_scale, square_len * map_scale);
  prefecturesColoring(japan ,Prefectures , color(255, 0, 255), map_scale);  // magenta
  saveFrame("map output.png");
}

void prefecturesColoring(PShape nation, int[] prefectures, int c, float n){
  for (int i=0; i < prefectures.length; i++) {
    PShape prefecture=nation.getChild("ground").getChild(0).getChild(prefectures[i]);
    prefecture.disableStyle();  // Disable the colors found in the SVG file
    prefecture.scale(n);
    fill(c);  // Set our own coloring
    noStroke();
    shape(prefecture, square_len * map_scale, square_len * map_scale);  // Draw a single prefecture
  }
}

関連プロジェクト

Processing から派生したプロジェクトとして Wiring (ワイアリング)(英語版)があり、Processing の統合開発環境に単純化したC言語を組み合わせて、アーティストがマイクロコントローラをプログラムできるようにするものである。Wiring を使ったハードウェアプロジェクトとして Arduino がある。また、フランシス・リの Mobile Processing (モバイル・プロセシング)は、Processing を使って書かれたソフトウェアを Java を内蔵した携帯機器上で実行させるプロジェクトである。

受賞

2005年、リースとフライは Processing に関する業績により、アルス・エレクトロニカのゴールデン・ニカ賞(ネットビジョン部門)を受賞した。

ライセンス

統合開発環境は GPL の条件で公開されている。

アプリケーションやアプレットに含まれるライブラリコードは LGPL の条件で提供、開発したプログラムは任意のライセンスで活用可能である。

名前

もともとリースとフライは processing.org が取得されていたため proce55ing.org というドメインを用いたが、しばらくして processing.org を取得した。proce55ing.org から取られた p5 という略称は、名前が変わったにもかかわらずときおり用いられる。

バージョン

  • 2008年11月24日:初のリリースバージョンである1.0がリリース。
  • 2013年6月:2.0がリリース。
  • 2015年9月:3.0がリリース。
  • 2022年8月:4.0がリリース。

関連項目

外部リンク

  1. ^ "Release 4.3.1"; 閲覧日: 2025年1月12日; 出版日: 2024年11月12日.



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