T女の教師達
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/04 14:49 UTC 版)
松本 タカシ(まつもと タカシ) 2年5組担任、現国教師、33歳。某六大学卒。 メインキャラクター達のクラスの担任で、校内で最も嫌われている。教師としての理想に情熱を燃やすこともあるが、根性がないため、すぐ日和ったり諦めたりするあたりが原因。学生時代は不良のみならず優等生にもパシらされていたらしく、祖父祖母も75万の壺売りの詐欺に遭ったりと、先祖代々の負け犬。問題のある生徒が多く、不幸な目によく遭うため、長期の休み明けによく登校拒否になったり、平日の昼間に学校へ行かず公園で呆けていたりする。同様の理由か、テレクラやゲイバーの常連。クズちゃんを生徒に持ったために、休みの度に補習を開かなければならず、ただでさえ低い家庭内での立場を更に低くしている。嫁より家事が上手。トイレットペーパーはきちんと三角に畳むらしい。 蒲田先生(かまた) 3年2組担任、家庭科教師/保健体育教師、53歳。 ハートマークが入ったネクタイやフリフリのエプロンをしている、髪を逆立てヒゲの濃いオカマの教師。ただし自分はオカマではないと言い張っている。わけのわからないところがウケて、生徒の人気はとても高い。正体不明の材料を使った料理を作ったり作らせたり、テストで壮大な罠を仕掛けたりと油断が出来ない。生徒には男性として見られていないため、保健体育を教えたり、身体測定をしたりしても違和感を覚えさせない。井森兄とは昔接点があり、先輩後輩と呼ぶ間柄。妻も娘も孫もいるという裏設定があるが、登場しない。 成原先生(なりはら) 学年主任、音楽教師、年齢不詳。某茶の水大学卒。 大仏のような蛇のような髪型がトレードマークの音楽教師。元はいいところの令嬢だったようだが、男性との出会いが無いまま歳を重ねまくってしまった。生徒には怖がられているため、あまり人気はない。若い頃から貯め続けた結婚資金が凄いことになっているそうだが、気ままな一人暮らしをエンジョイしている面もある。毎日違うスーツを着て学校に来るため、かなりの衣装持ちでもある。だが、独身であることを非難する生徒には容赦ない。年齢は蒲田先生以上安岡先生未満で、安岡先生の若い頃を知る数少ない人物。テスト試験官をした際は寝不足だったためか、まるで未知の何かと交信しているかのような恐ろしい形相をしたため、その現社のテストは白紙提出者を多く出してしまった。 イカゲルゲ(本名不明) 2年7組担任、体育教師、ダンス部顧問、47歳。 ハゲ頭で常にレオタードを着用している体育教師。ダンス至上主義を唱えており、情熱やパッションを大事にしている。彼が担任のクラスでは教室内の会話をボディランゲージに限定しているので、生徒は注意されて喋る羽目にならないよう気をつけている。感性の表現方法が独特で、生徒に集団ヒステリーを起こさせ、松本先生に責任転嫁したことがある。寝るときは頭皮にワカメを巻いてパックをするなど、小さな努力を続けている。 安岡先生(やすおか) 生物教師、生物部顧問、年齢不詳。 いつも死に掛けている非常勤の生物教師。今となっては手元は狂い、物忘れも酷いボケ老人として扱われているが、若い頃は肩で風を切って歩き、ロンリーウルフと呼ばれていたらしい。板橋さんに人体実験をよくされているが、本人は親切心によるものだと思っている。授業で危険な薬品をコボしまくったり、テストで問題を事前に教えたり、生徒の資料持ち込みを見逃したりと、ボケ倒しているキャラだが、ごくまれに冴えることもある。味の腹話術師・武藤もしくは包丁さばきの達人・北島という異名を持つらしいが、なぜか名前が違う。妻とは死別し、息子の妻はみつ子さんという。年齢は成原先生より上で、定年後非常勤で戻ったこと自体だいぶ前。 ミシェール中野(ミシェールなかの) 3年3組担任、美術教師、美術部顧問、年齢不詳。 フランス生まれのハーフ美術教師。自分の気に入らないことをした生徒へは、体罰でなく純粋な暴力を振るう。しかし受け持っていた生徒たちからは人気は高かったようにも見受けられる。芸術家らしくセンスが少しズレており、いつもツナギの変な服に蝶ネクタイをつけている。部費でゲーム機を買って自宅(第三準備室と勝手に命名)に届けさせたり、同じく部費でフランスの実家へ帰ったりと、暴力以外にも問題行動が多い。たごさくに想われているが、きっぱり断っても聞いてもらえず、嫌って迷惑がって暴力を振るってという関係になっている。都コンブが好きらしく、ピーマンが嫌いらしい。 桃園 香(ももぞの かおり) 保健養護教諭、30歳、通称桃ちゃん。 男子校から女子校に来たことをちょっと後悔している、顔も体も学歴もいい女な養護教諭。竹田曰く、ブランド品のような人(もちろん褒め言葉ではない)。保健室を住まいにしたり、男性教師相手の高級女装クラブにしたりしている。三十路になっても結婚できず、周囲にプレッシャーを与えられている。川原先生に交際を迫られているが、川原先生はいつも熊のぬいぐるみを着ている変人なので、冷淡に断り続けている。生徒の人気は高く、男子校時代だけでなくT女へ来てからもファンクラブが出来ている。最終的には川原先生と結婚した。 川原先生(かわはら) 2年3組担任、英語教師、26歳。 常に熊の着ぐるみを身につけている、2年生担当の英語教師。松本先生が出身高に教生に行っていた時の生徒で、元は同じく気が弱いイジメられっ子。5年前遊園地で一目惚れして運命の再会を果たした桃園先生に惚れており、迫ってはあっさり振られるパターンを積み重ねたり、松本先生と共に情けない言動をしたりと、負け犬気質は松本先生同様。桃園先生にぬいぐるみごと抱っこしてもらおうと図り、逆に脳天から出刃包丁を突き刺されてしまった。別に恥ずかしがり屋ではなく、趣味で着ぐるみを着ているのだが、未婚の男女が素顔を見せ合うのを恥ずかしがる面もある。夏場はよく脱水症状を引き起こしている。着ぐるみキャラなのにあっさり素顔を公開し、竹田と井森に袋叩きにされ、その後は頭部以外の生身や後頭部を晒すことはあっても、素顔は一度しか出てこない。担任になれたのは、小夏が前の担任をノイローゼに追い込んだためである。 司書の先生 女性、図書委員担当顧問、年齢不明。 メガネをかけた図書室の司書の先生。シングルのマンションを25年ローンで購入した、女性としては腹をくくった教諭。竹田、大崎とともにブチの恋愛を妨げる人物。
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