フリフリとは? わかりやすく解説

ふり‐ふり

[副]舞い落ちるさま。

「足を離れての上踊りければ、—と落つ程に」〈今昔・二六・三〉


フリフリ

作者石田衣良

収載図書スローグッドバイ
出版社集英社
刊行年月2002.5

収載図書ワルツアンソロジー
出版社祥伝社
刊行年月2004.7
シリーズ名祥伝社文庫

収載図書スローグッドバイ
出版社集英社
刊行年月2005.5
シリーズ名集英社文庫


フリフリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 08:12 UTC 版)

フリフリ
ザ・スパイダースシングル
B面 モンキー・ダンス
リリース
ジャンル グループ・サウンズ
レーベル クラウンレコード
作詞・作曲 かまやつひろし
ザ・スパイダース シングル 年表
フリフリ
(1965年)
越天楽ゴーゴー
1965年
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フリフリ」は、1965年5月10日に発売されたザ・スパイダースの楽曲である。当時でいうエレキバンドとして活躍してきたこのグループにとって初めての、ヴォーカル入りのオリジナル作品となった。

解説

  • 本作でのグループの名義は「田辺昭知とザ・スパイダース」である。
  • 作詞・作曲はかまやつひろしによる。
  • 歌謡曲主体のレーベルであるクラウンレコードからの発売。従って本作もレコード上の分類は「流行歌」である。
  • 当時流行していた「モンキーダンス」を下敷きにしたもので、レコードジャケットにもサブタイトルのように「モンキーで踊ろう」の一文が添えられている。またジャケットの写真では、堺正章井上順が、演奏するメンバーをバックにモンキーダンスのポーズをとっていた。
  • ジャケット写真にかまやつが写っていないが、これはかまやつが撮影時に遅刻をしたためである。
  • レコードにおいては、グループ自身の歌と演奏に加え、イントロから曲の最後まで「三つの手拍子」が繰り返し挿入されている。作者のかまやつは後年、手拍子を入れた狙いを「手拍子なら世界共通だから」と語っている。実際のステージでは、曲の演奏に入る前にメンバーが「皆さん、手拍子三つお願いします」と観客に対して呼びかけていたという。
  • B面は「モンキー・ダンス」(阿久悠 作詞・脇野光司 作曲)。こちらにもサブタイトルのように「モンキーで踊ろう」の一文が添えてある。阿久悠の作詞家としてのデビュー作でもある[1]
  • 1966年、これら2曲は再録音のうえ、「フリフリ」は「フリ・フリ'66」と、「モンキー・ダンス」は「ミスター・モンキー」とそれぞれ改題し、同年4月15日にフィリップス・レコードから発売したファーストアルバム『ザ・スパイダース・アルバムNo.1』に収録された。「フリ・フリ'66」は(契約の関係上から)改めて英語の歌詞を付け、「ミスター・モンキー」は原曲からの改変こそ無かったが作曲者のクレジットが“チャーリー脇野”となっていた。なお「フリ・フリ'66」は、このアルバムに先駆け同年2月1日にフィリップスから発売した4曲入りコンパクト盤にも収録されている。
  • サザンオールスターズの「フリフリ'65」は、本作のタイトルが由来となっている[2]
  • The KanLeKeeZのアルバム『G.S.meets The KanLeKeeZ』(2016年12月21日発売)にてカバー版が収録されている(リードボーカルは桜井賢)。

収録曲

  1. フリフリ
    • 作詞・作曲:かまやつひろし/編曲:田辺昭知
  2. モンキー・ダンス
    • 作詞:阿久悠/作曲:脇野光司

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 濱口英樹(監修)『作詞家・阿久悠の軌跡 没後10年・生誕80年 完全保存版』リットーミュージック、2017年、178頁。ISBN 978-4-8456-3150-6
  2. ^ 『サザンオールスターズ 公式データブック 1978-2019』(2019年)リットーミュージック出版 p121



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