RCCカープナイターとは? わかりやすく解説

RCCカープナイター

(RCCラジオナイター から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 10:24 UTC 版)

Veryカープ! RCCカープナイター』(ベリーカープ アールシーシーカープナイター)は、中国放送(RCCラジオ)が放送している広島東洋カーププロ野球ナイトゲーム中継番組である。


  1. ^ 通常、他地域へのネットはJRN系列局との局間ネットを優先するが、ビジター側のJRN系列局(主にCBC・RKB)が自社乗り込みを実施した場合や、東海ラジオが裏開催の「巨人対中日戦」を放送できない、あるいは中日戦が非開催の日に「ガッツナイタースペシャル」で広島の関わるデーゲームをネットし、かつ当該カードを他のJRN単独局(HBCを含む)がネットしない場合はNRN扱いとする場合がある。この場合、阪神やオリックスと対戦する場合のABC(主催球団を問わず)も、SFに合わせてNRN扱いとする。また自社単独放送時(主に対関東圏本拠球団および対オリックス戦やHBCが自社制作した場合の対日本ハム戦)は事実上JRN・NRN共用音源となるが、速報チャイムは2017年までJRNのものを使用することが多かった(2018年からはNRNのものを使用)。
  2. ^ a b STVとKBCがデーゲームの中継を縮小・休止しているため、広島主催分はHBC・RKB向け音源が事実上JRN・NRN共用の報道素材扱いとなる。
  3. ^ 火曜ナイターについては、TBCがJRN各局・RF・QRとのネットを優先するため、楽天主催のNRN向けは裏送り分(対広島戦はRCCからの委託扱い)が配信される。広島主催時はRCC単独(NRN予備扱い)で放送し、TBCはJRN各局・RF・QR制作の他カードを放送するか、自社制作の特別番組を放送する。
  4. ^ DeNA主催は2022年までTBSが裏送りまたは技術協力を行っていた。2023年以降、TBSはRCCの自社乗り込み時(開幕カードなど)の技術協力のみ継続し、裏送りはRFに委託している。なお、競馬中継などによるRFの要員不足時はLFまたはQRへの委託も想定されるが、2023年まででは実績がない(ABCの土・日曜デーゲームは、自社製作ができない場合巨人主催はRFに、ヤクルト・DeNA・西武主催はQRに委託。ロッテ主催は未定)。
  5. ^ JRNはヤクルト主催試合の放送はできない(日本シリーズおよび本拠地球場開催のオールスターゲームを除く。ヤクルトのビジターゲームは放送可能)が、「ヤクルト対広島戦」に限りJRNネット該当日であってもNRN扱いでLF、もしくはQRからの裏送りや技術協力を受けて放送される。
  6. ^ CBCがヤクルト主催試合の放送ができない関係で、SFでの放送を制限している巨人主催中日戦の開催における裏カードの広島主催試合をSFにネットすることがある。また対中日戦でもCBCがRCCの技術協力による乗り込み自社制作を行った場合はSFとの局間ネットに切り替えることがある。
  7. ^ 阪神・オリックス主催の広島戦に限り曜日およびネットワークに関係なくABCからネット(または裏送り)を受ける。広島主催の阪神戦は、NRN担当局が自社制作を行う場合、非NRN担当局(火 - 木曜のABCと月・金曜のMBS)が本番カード限定でラインをNRNに切り替えてRCCとネットを組む。

注釈

  1. ^ テレビでは日本テレビ制作の全国ネット向け中継を受ける形で広島テレビが放送したが、その中で挿入された広島市街からの中継を担当していた。
  2. ^ RCCテレビでは、1967年まで日本テレビから一部の曜日で巨人主催を中心とした試合をネット受けしていたほか、広島主催試合の日本テレビ系列向け中継を広島テレビと分担していた。また広島テレビがフジテレビ系列向けの中継を担当する日に、RCCテレビが並列中継扱いで日本テレビ系列への裏送り(自社では、通常編成のTBSテレビおよび当時系列関係にあった朝日放送テレビの全国ネット番組を放送)を行ったこともあった。
  3. ^ 当時はラジオ関東(現在のRFラジオ日本)とTBSが放送権を複占していなかったため、RCCラジオが乗り込み方式で自社向けに中継を放送することが可能だった。中継の自社制作が再開できるようになったのは、上記の2局による複占が解消された1993年以降である。
  4. ^ 自社制作番組『RadiPrism』の企画として生まれたものである。ちなみに小野もカープファンらしく、アライさん(アライグマ)役をいただいた際に真っ先に新井貴浩を思い浮かべたという。
  5. ^ 2017年度まで、火曜日のみ<2009年までは土・日曜も>JRNナイターのネットワークに参加し、雨天中止時や非開催時は『プロ野球ネットワーク』を補充していた。
  6. ^ 2017年度のナイターオフ期間より、同局からレギュラー版をネット受けしている。
  7. ^ 1980年時点では、月曜も含めて曜日別スポンサーにより雨傘および非開催時のキー局制作番組も含めてレギュラー編成されていた(1980年6月1日、中国放送発行『RCCラジオ週刊番組表』より)。
  8. ^ 2019年3月1日にリリースされたRCC・中国新聞・カープがリリースした広島東洋カープ公式アプリケーション「CarchiCachi(カーチカチ!)」にちなんだ名前。
  9. ^ 2014年 - 2018年度は『カープナイター まもなくプレイボール』(2011年度までの17:52頃からは「キリン一番搾りプレゼンツ ICHIBANプレイヤー!」)
  10. ^ 2017年度=『Veryカープ!伝説』、2018年度=『Veryカープ!名選手列伝~100人の物語~
  11. ^ 2020年度までは『カープナイター 開幕戦まもなくプレイボール
  12. ^ 2021年度は『ネットワークトゥデイ~ネットワークフラッシュ』を休止して17:30-17:57にて放送。
  13. ^ 2021年までは火曜〜金曜共通で『Veryカープ! バッチコイする応援団』、2022年は『Veryカープ!ファンRADIO』を放送
  14. ^ 2022年度から。2014年 - 2016年は火曜〜金曜共通で『カープ女子 恋する応援団♪』、2017年度 - 2021年度は火曜〜金曜共通で『Veryカープ! バッチコイする応援団
  15. ^ 2015年度までは久保田夏菜(RCCアナウンサー→フリー)・住本・伊藤(以上フリー)、2016年・17年は住本・伊藤日向子・金田、2018年は伊東平、住本明日香、金田和恵。また「応援団」には2015年 - 2017年にカープファンでもあるうえむらちかが加わっていた。2020年は火曜日~木曜日がとフリーパーソナリティの住本と新木緑が持ち回り、金曜日が寺内での担当。2021年と2022年の火曜日は住本明日香が担当。2022年の水曜日~金曜日は2023年と同じ。
  16. ^ この時間を担当するパーソナリティはリリーフジョッキーと呼ぶ場合もある。
  17. ^ スタジオからのフィラーの後、2023年3月までは『広島歌謡曲ナイト』の30分編集版を放送することがあった。
  18. ^ JRNラインネット番組時代の同時ネット時はJRN回線受けのモノラル放送だったが、翌日時差ネット時は事前に番組素材をデジタルデータで受け取り、自社で送り出すためステレオ放送となっていた。一部局の個別ネットとなって以降は同時・遅れを問わずステレオ放送となっている。
  19. ^ TBSラジオ側がネット局の野球延長に伴う途中飛び乗りを想定した構成ではないため、話の途中からTBSラジオの音声に切り替わる。そのためRCCでは唐突に番組が始まる形になる。
  20. ^ RCCでは『走れ!歌謡曲』(2021年3月まで)の放送がない土曜27・28時台(日曜未明3・4時台)は『オールナイトニッポン0』やTBSラジオの番組をネットせず、自社制作枠としている。
  21. ^ 火曜は前日にナイター・デーゲーム共に無いことが多い為、試合が無い日はそれ聴け!Veryカープ!のパーソナリティの坂上俊次が担当する。
  22. ^ 2023年より北海道日本ハムファイターズのコーチに就任のため、ひとまず出演終了。
  23. ^ 2013年以前のニッポン放送専属時代は、関東圏の試合において同局からの裏送りまたは同局の協力によるRCCの乗り込み自社制作時に出演していた。
  24. ^ 2016年度はニッポン放送との契約が専属ではなくなったため、JRN向けも担当していた。一方でCBCラジオのゲスト解説者を兼任している関係上、広島対中日の場合はJRN向けを担当し、東海ラジオにネットされるNRN向けは担当しなかった。
  25. ^ 例として2018年6月18日の「広島 vs 日本ハム」のHBC向け裏送り分。解説:安仁屋、実況:一柳。6月5日開催予定が雨天中止となり、18日に振り替えられたもの。自社およびSTV向け本線は解説:横山、実況:石橋、リポート:石田のメンバーで放送。
  26. ^ 当該中継はHBCテレビとの局間ネットで放送されたため、『Veryカープ! RCCカープナイター』(RCCテレビ)・『Bravo! ファイターズ』(HBCテレビ)ではなく、TBS系列の地上波全国ネット・一部地域ネットや系列衛星放送(BS-TBS・TBSチャンネル)・TBSテレビ関東ローカルと同様の『S☆1 BASEBALL』の番組名で放送された。
  27. ^ 参考までにTBCは、土・日の単独放送時は通常JRNチャイムを使うことが多いが、2012年以降はNRNチャイムを使った中継もある他、時折NRNナイターで屋内球場より前位の雨天予備となっている場合は速報チャイムを使用しない例もあった。
  28. ^ 2019年11月まで、『生島ヒロシのおはよう一直線』(TBSラジオ)・『ニュース・パレード』(文化放送)・『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)などのJRN・NRN回線から配信される同時ネット番組は、原則として通常のネットワーク回線から受けたモノラル放送となっていたが、『日野ミッドナイトグラフィティ 走れ!歌謡曲』(文化放送)・『MUSIC★J』(STVラジオ)など同時ネットでも元々JRN・NRN回線を使わない番組や、事前に録音配信される番組はステレオ放送となっていた。この他にも広島が関与しない日本シリーズを放送しない年度に、JRN・NRNのナイターオフ編成ラインネット番組の裏送りを受ける際や、JRN・NRN本番カードが延長となった際に22時台の番組を通常通り開始する場合などで、ネットワーク回線を野球中継が使用している場合は素材回線受けによるステレオ放送となることがあった。
  29. ^ JRN系列にはヤクルト主管試合の放送権がないため、ナイター中継ではJRNシングルネット扱いであるHBC、CBC-R、RKBはヤクルト主管でそれぞれの地元球団(日本ハム、中日、ソフトバンク)との対戦試合がある日はあらかじめ別カードに切り替える(ただしSTV-Rがファイターズ戦の全試合中継を行っていた2017ー19年を除き、編成の方針上放送を行わなった土・日曜(2016年までのデーゲーム、並びに2020年以後のすべての試合)にヤクルト主管の日本ハム戦が行われる場合には、HBCもNRNに加盟しているため放送される試合がまれにある)。ABC-RとMBS-Rは双方ともクロスネットであるため、JRN担当日でもQR裏送りか、LF・QRのいづれかの技術協力によりヤクルト対阪神戦が放送できる体制をとっている。ただ、ABC-Rは全国高校野球選手権大会中継、MBS-RはGOGO競馬サンデー!放送の都合で一部のデーゲーム中継ができない日があり、必ずしも阪神戦全試合放送とはいかない。
  30. ^ 現時点ではJRN正会員ではない
  31. ^ 2013年の開幕カード(巨人主催)はシーズン中はNRNからネットを受ける金曜ナイターがLFが中継しているにもかかわらずTBSとの2局ネット(LFはFBCにネット)、土曜ナイターでは実質TBSの裏送り(実況はRCCが派遣)となった(この試合はRF以外の在京局では中継されなかった)。日曜デーゲームは関東地区がLFのみ放送のためLFからの2局ネットだった(例年はこのケースでも別途TBSからの裏送りかTBS協力の自社制作とすることが多かった)。
  32. ^ なお、この場合は中京地区の場合、CBCとGBSのサービスエリアが東海3県を中心に大半で重複するため、中日戦が基から開催されない、またはCBCが放送することができないヤクルト主管の中日戦の裏カードであるか、CBCで放送予定の中日戦が雨天中止により、結果的にGBSとCBCが同じカードを放送する場合にはGBSでは放送しない。またCRK向けは基本的に放送されるが、阪神戦が優先されるABC・MBSの本番カードが中止となるか、あるいは基から阪神戦が組まれていない場合には並列放送が行われる。但しCRKでは2016年度の一部で、放送可能な巨人戦の開催日(主管・ビジターは問わず)があっても、局とスポンサーの都合により「ナイタースタジオ特集」に差し替えて、ナイターを放送しない日もまれに発生している
  33. ^ 2016年4月1日にTBS-JRN-RF-CRKに裏送りした広島対巨人戦は、ヤクルト対中日の放送ができないCBCラジオもネットしたため、ネットを制限されたGBSは自社制作番組に差し替えた。なお、金曜日のためRCCはLF-NRN向けを放送した。
  34. ^ 3連戦のうちこの日のみデーゲームでTBS・LFともに中継を行わなかったこと、ひろしまフラワーフェスティバルの取材にスポーツ担当のアナウンサーも出向いていたこと等が要因として挙げられる。
  35. ^ 1979年~2001年は大洋~横浜主催試合もNRNが独占していたため、ヤクルト戦と同様に日・月・火・土曜はラインをNRNに切り替えていた。
  36. ^ 金曜はRCCがJRN・RF向けを別制作するが、土・日曜はRCCがLF(阪神戦のデーゲームまたは非開催時はMBSにもネット)向けに別制作するか、LFが自社で乗り込むかのいずれかとなる。また阪神戦はABC・MBSが乗り込むことが多く、交流戦のパ・リーグ球団との試合は土・日曜はデーゲーム開催が大半である。
  37. ^ 「オリックス vs 広島」もABC発のネットだが、土・日曜日は2019年までの実績ではデーゲーム開催のみである。
  38. ^ 2013年5月19日の「ロッテ対広島」が該当。当日のNRNの本番カードは札幌ドームの「日本ハム対巨人」(文化放送は自社の中継枠を設けなかったため、実質STVラジオのローカルであった)である。なお、文化放送も取材・音源収録用にアナウンサーを配置していたため、当日の新聞ならびにradikoの番組表には、そのQRアナウンサー(飯塚治)のみ名前が記載されていたが、解説者を含めての待機ではなかったためか、実際の放送はTBSラジオ(解説:牛島和彦・実況:初田啓介)が担当した(ナイターでは唯一の17時開始であったため、NRNの予備順は最下位だったと思われる)。なお、類似のケース(17:00開始でNRN予備に含まれず)となった2015年8月2日の「DeNA対広島」はTBSラジオが制作体制を取らず文化放送が裏送りした(リポーターはRCCが派遣)。
  39. ^ もっとも、JRNナイター参加局は地元球団のカードを優先するため、巨人以外の関東圏の球団との対戦が本番カードになると、琉球放送RBCiラジオ)が野球中継を廃止した水・木・金曜は事実上TBSラジオのローカル放送になる場合もあった。
  40. ^ NRN単独加盟の東海ラジオがニッポン放送のネット受けで「巨人 vs 中日」の土曜デーゲームを放送する場合は、ニッポン放送のネット配信への切り替えと東海ラジオでの放送継続を告知し、ネット配信時間に東海ラジオへの裏送りを行っている。
  41. ^ RCCはテレビではビジターゲームの中継で実績があるが、ラジオでは実績がない。
  42. ^ ロッテ主催土・日曜デーゲームの場合、ABC・MBSは対阪神戦は自社制作での対応時の技術協力局は不明で、自社制作を行わない場合、ABCは火 - 木・土・日曜は文化放送、月・金曜はニッポン放送の、MBSは月・金曜は文化放送の、火 - 木・土・日曜(日曜はナイターのみ)はニッポン放送の担当となる。対オリックス戦は原則放送なし。CBCは文化放送協力の自社制作またはニッポン放送からの裏送り、HBC・RKBはニッポン放送からの裏送りまたはニッポン放送協力の自社制作で対応するが、CBC・HBCは、一部の試合において球団公式映像と場内音声を利用して自社スタジオからのオフチューブ実況を行うことがある。
  43. ^ 6月10日(金曜日・ニッポン放送制作)=解説:前田幸長、実況:宮田統樹(ニッポン放送)、リポーター:山内宏明(ニッポン放送)
    6月11日(土曜日・文化放送制作)=解説:松沼雅之、実況:山田弥希寿(文化放送)、リポーター:斉藤一美(文化放送)
    6月12日(日曜日・文化放送制作)=解説:笘篠賢治、実況:寺島啓太(フリー)、リポーター:山田弥希寿(文化放送)
  44. ^ NRNではSF制作で本番扱い(解説:森本潔、実況:酒井弘明)。またRF・CRはCBCの別制作分を放送した(解説:木俣達彦、実況:久野誠)。また阪神戦も非開催だったため、ABC・MBSは「近鉄 vs 南海」をローカル放送した(ABC=解説:皆川睦雄、実況:因田宏紀。MBS=解説:一枝修平、実況:結城哲郎。ABCは予備カードもパ・リーグを優先)。
  45. ^ 同日は本来NRN担当の文化放送が製作体制を取っていなかった(本番はTBS・ニッポン放送・文化放送とも『ヤクルト vs 巨人』)。また前日は同じメンバーで山口放送との2局ネットでナイターを放送していた。
  46. ^ 元々中国放送には中国新聞(中国放送の事実上の親会社)・朝日新聞(朝日放送グループの事実上の親会社)・毎日新聞(毎日放送グループの事実上の親会社だったが、後に資本関係を縮小して友好会社化)の3紙が均等に出資していたが、キー局の新聞系列の整理の影響から、1988年に朝日新聞保有の中国放送株の大半を中国新聞所有の広島ホームテレビ株と交換、その後毎日新聞保有の中国新聞株の大半がTBSホールディングスに譲渡されている。
  47. ^ 朝日放送テレビ=『料理手帖』(末期に広島ホームテレビに移行)等、毎日放送=『ヤングおー!おー!』『狼・無頼控』『もってのほか』『東リクイズ・イエス・ノー』等)。編成によっては『象印スターものまね大合戦』(広島ホームテレビ開局後も約2年間放送)、『宇宙魔神ダイケンゴー』(テレビ新広島開局後かつ本放送期間中)など、NET→テレビ朝日制作の番組も放送していた。
  48. ^ ただし2004年度は阪神が早い段階で優勝戦線から脱落したため、シーズン後半は両局ともRCCからのネット受けを再開。裏送りになる方の中継には、在阪局から解説者の派遣を行っていた。
  49. ^ 2012年8月25日(土曜)の対阪神戦は枝松順一(ABC)が自社独自中継と兼任で担当した。
  50. ^ 代表的なケースとしてオリックス主催試合と阪神戦が重なった場合(ABCは阪神戦を優先するため)や、ABCが聴取率調査期間の阪神戦で自社向けとRCC向けを別制作する場合。
  51. ^ ABCは2009年までは土・日曜もJRNラインを取っていたが、既述の土・日曜のJRNナイター全国中継の中止により、2010年からは土・日曜のデーゲームをHBC・CBC・RKBに配信する場合を除いては原則NRNラインを取るようになった。
  52. ^ この期間は水・木曜の対広島戦の場合、MBS-LF-NRNの全国ネット本番に該当しない場合はABCが自社-TBS(JRN)予備向けとRCC裏送り-LF(NRN)予備向けを二重制作し、予備からの昇格時は、広島主催でのRCC制作時と同様にABC制作で実況の異なる中継がJRNとNRNで流れる形となった(この場合RF-GBS-CRKはTBS制作で放送)。なお、1980年の福岡開催時に現地局制作分がMBSにネットされる場合は、ABCと組む局を優先して放送した(後述)。
  53. ^ MBSも以前は土曜日にも競馬中継を編成していたため、土曜デーゲーム中継の着手は1990年代半ばからである。またABCも1980年代前期には日曜にデーゲームではなく通常番組を編成した事例があり、阪神対広島戦が土曜と同様にRCCへの裏送りまたは乗り込み自社制作となった(読売新聞・岡山版、1982年5月23日。この時は解説をRCCの大石清が担当。なお、同カードは日本短波放送が別途録音で中継していた〈解説:遠井吾郎〉)。
  54. ^ 現在の交流戦の日程編成ではオリックス主催の広島戦が行われる場合は原則同日開催の他カードも全てパ・リーグ所属チームの主催試合となるため、必然的にセ・リーグ所属チームは全てビジターでの試合となり、MBS発の中継が予備となるのは、水・木曜の『ロッテ/西武 vs 阪神』でLFが予備待機を見送り、MBS乗り込み中継をそのままNRN予備扱いとした場合や、雨天で予備日の水・木曜の振替開催となり、裏カードが阪神主催ゲームとなった場合に限られる。
  55. ^ 解説:高橋、実況:坂上、リポートはABCから高野純一が派遣された。
  56. ^ 実況はTBSアナウンサー清水大輔が担当。
  57. ^ 解説:安仁屋、実況:長谷川、リポート:石橋で、前年と異なりABCからのアナウンサーの派遣が行われなかった。また石橋は、翌11日のJRN向けの両ベンチサイドのリポートも担当した。
  58. ^ なお、10日-11日の自社向けはMBSとの局間ネットとなり、11日はNRNナイターとして全国に中継した。
  59. ^ 2008年度はKBS京都が土曜日のネット受けのみ行っていた。
  60. ^ RCCがリポーターを派遣しない場合、両サイドにMBSのアナウンサーが別々にベンチリポーターとして配置されるか、リポーター1名が両サイドを兼務するかのいずれかとなる。
  61. ^ RCCテレビの中継でもMBSテレビとは協力関係にあり、TBS系列地上波全国ネットで放送される「広島対巨人」戦中継では、MBSのテロップを必ず使用している他(2016年は日本シリーズと同様にTBSのテロップを使用)、マツダスタジアムや甲子園球場(または京セラドーム大阪)で広島と阪神が対戦する際には、相互協力の上でビジターゲームを自社の実況に差し替えて放送することがある(特に、2022年3月30日の広島主催阪神戦では、RCCとMBSの放送席を結んでのトークが行われた)。また、中国実業団駅伝のテレビ中継では、移動中継車のうち1台ををMBSからレンタルすることが多い(年度によりRKBからのレンタルとなる場合もある)。
  62. ^ 「ヤクルト vs 巨人」(またはその逆)の裏開催の「大洋→横浜 vs 中日」もCBCは1999年から再開されたTBS-JRNによる中継を2001年までネットできなかったが、こちらについてはLFによるCBC向けの別制作分が1992年から裏送りで放送された。また、「ヤクルト/横浜 vs 広島」をTBS-JRNが中継した際も同様にRCCへのネットが認められていなかったが、RCCはCBCと異なりNRNにも加盟し、JRN担当曜日でもラインをNRNに切り替えることが認められたため、LFまたはQRからのネット受けまたは裏送りとなっていた。
  63. ^ ナイター中継で在阪局が必ずしも阪神戦を優先せず、全国中継カードや在阪パ・リーグ球団が関係するカード(阪急・南海・近鉄。主催・ビジターとも)を優先することがあった1960 - 1970年代前期には、夏の高校野球期間中に西京極球場岡山県野球場で行われた阪神主催の広島戦を裏送り(主にABC制作)やRCCの自社制作で放送することがあった(岡山では広島主催での開催もあり)。
  64. ^ 例年ABCは高校野球の関係で異常な数値となる可能性のある8月の時期に聴取率調査週間を実施しないため。
  65. ^ 元々、KBCはMBS裏送りのオリックス対ソフトバンクの放送予定だったが、前夜のうちに中止が決まり、SF-LF(NRN本番扱い。他MBS、RCC予備)の中日対巨人に差し替えられることが一旦決まっていた。しかし当日午後にそれも中止となったため、LF、SF、KBCもネットに加わることになった。
  66. ^ テレビでは中京広域圏ではCBC制作で、自局またはGBSが放送したが、広島県ではRCCがCBCからのネットまたは広島からのオフチューブによる実況の別制作のいずれかで放送した年度と、HOMEが別途メ~テレの協力で乗り込み制作した年度とがあった。
  67. ^ 8日は広島戦を放送のRCC・LF・SFと、パ・リーグ地元球団の中継を放送のSTV・TBC・KBC以外のNRN各局は、阪神対巨人戦(MBS制作)を放送した(LFは甲子園から随時自社でリポートを挿入)。またJRNでは当初全国ネット予定だった同カード(ABC制作)が関西ローカルに降格となった。
  68. ^ 本来はJRN、NRNのクロスネットだが、プロ野球中継に関してはJRN単営局と同様の扱いである。
  69. ^ 1972年の北海道文化放送(UHB)開局まで、STVとHTVはFNSでも系列関係だった(FNNにはHTVのみ加盟)。
  70. ^ ただし、テレビ新広島(TSS)が開局するまでは、RCCでもHTVおよび広島ホームテレビ(UHT→HOME)の編成から外れた日本テレビ・フジテレビ・NETテレビ(現:テレビ朝日)の各系列の番組を放送していたため、全く関係がないわけではなかった。
  71. ^ この間もLF・QRが別カード(主にLFでのヤクルト主催ゲーム)または野球以外の番組(LFでのサッカー日本代表戦中継等)を編成した場合でも、両局以外のNRN系列局で本番カードとなった場合は、裏送りで中継が行われる可能性があった。本拠地非所在地域のNRN単独加盟局がナイター中継から撤退した火曜日にLFがサッカー中継やヤクルト戦を優先し、かつSTV以外のNRNナイターネット局が地元球団の試合を優先した場合は実質的にSTV単独放送となる場合も想定されたが、実際にはこうした事態は発生しなかった。
  72. ^ HBCは翌日のデーゲームも引き続き自社制作した。
  73. ^ 2018年のJRNナイター廃止以降、『文化放送ライオンズナイター』で日本ハム・ソフトバンクが関与しない中継(西武・ロッテ・オリックスの対戦)やロッテ主催での日本ハム・ソフトバンクのいずれかの対戦がHBCラジオやRKBラジオでされる際や、西武対中日戦が文化放送とCBCラジオの2局ネット放送される際には、朝日放送ラジオおよびMBSラジオ制作となるオリックス主催時(CBCラジオ向けの対中日戦を除く)を含めてNRNの速報チャイムがそのまま使用されている(MBSラジオは機材運用により独自チャイムを使用する場合もある)。また在京キー局によるビジター地元局からの受託制作では、特例で金曜日にDeNA対阪神戦を朝日放送ラジオに裏送りする場合にTBSラジオがNRNチャイムを、曜日を問わず関東圏で開催のソフトバンクのビジターゲームをRKBラジオに、火 - 木曜のヤクルト対阪神戦を朝日放送ラジオに裏送りする場合にニッポン放送および文化放送がJRNチャイムを使用するというねじれ現象が起こることがある。
  74. ^ テレビでは5日はTSSとUHBが別制作での放送を予定していたが雨天中止。6日は広島県ではHTVが放送したが、北海道ではSTVが編成上の都合で放送を見送り、HBCがRCCの技術協力で独自映像を製作し、自社スタジオからのオフチューブ実況で放送。7日はNHK総合テレビが中国・北海道ブロックで放送。
  75. ^ テレビでは予備日復活開催の関係上ゴールデンタイム番組の差し替えができなかったため、TSSが18時台のみ放送し、19時台以降はJ SPORTSへ裏送り(スコア表示とテーマ曲はJ SPORTS仕様に差し替え)となった。またUHBは放送を見送った。
  76. ^ 月曜については、RCCがJRNナイターをレギュラー編成した時代や、TBCがQRを軸としたNRNの「マンデー・パ・リーグ」ネットに参加した名残である。
  77. ^ ちなみに2008年の事例で、もしTBCがNRNラインを取った場合にはTBC向けを裏送りにし、RCC自社分はJRN扱いの単独放送にすることも想定された。
  78. ^ RKB・KBCはソフトバンクが出場しない限り日本シリーズの中継を行わないため、西暦偶数年に広島とソフトバンクが対戦し、かつRKBまたはKBCの広島への乗り込み自社制作がない事例でない限り、局間ネットになる可能性はない。なお、日本シリーズではシーズン中と異なりネット局対応などに応じて柔軟にネットワークを組み替えている。
  79. ^ 2018年のJRNナイター廃止以降、公式戦では広島の主催およびビジターゲームが沖縄県で開催された実績がなく(オープン戦では広島主催の開催実績はあるが、テレビではHTVが放送することが多い)、仮に開催されたとしても、ナイター開催であれば広島主催時はRCCの、ビジター時は本拠地側のNRN各局(クロスネットのTBC・ABC・MBSを含む)の乗り込み制作で放送される可能性が強いため。
  80. ^ 自社で放送しないTBSラジオもJRN向けの裏送りは行ったが、公式戦での主催ゲームがNRN独占のヤクルト主管による神宮球場での開催のためか、土曜ながらNRNを優先した模様。
  81. ^ 土曜日に編成の通常番組のスポンサーの関係と、振替枠の確保の問題があったための措置と推定される。
  82. ^ 1990年代半ばまで放送していた頃のネットワークは、RCCが制作に関与する広島優勝時は、年度によりJRN・NRN担当曜日の割り振りが異なっていたが、広島非関与時は、シーズン中の曜日割り振りに準じていた。また、日本シリーズはNPBが主催する試合のため、ヤクルトが出場したとしてもJRNでの中継は可能であるが、放送再開期の実例はなかった。
  83. ^ 日曜日(2015年までは土曜日)の『中四国ライブネット』の枠については、公式戦期間中の日曜同様の雨傘編成(JRN・NRNの裏送りを含むラインネット番組とテープネット番組の組み合わせ)で埋め合わせる。同じく以前から日本シリーズの中継をしていないBSSも、2012年からはラインネット番組はRCCに準じた編成をしているが、テープネット番組については一部異なるものもある。
  84. ^ 2019年の「ソフトバンク vs 巨人」第2戦は、NHKラジオ第1でラグビーワールドカップの中継のため、日本シリーズはNHK-FMでの放送となった。
  85. ^ これは、2017年のナイターオフ編成で火 - 木曜日の20時台ににSTVラジオからネット受けしている『MUSIC★J』が、同局では日本ハムの出場有無に関係なく日本シリーズを中継した関係から放送休止となったことによる措置である。なお、STVラジオは2018年から日本ハム不出場時の日本シリーズの放送を取りやめている。
  86. ^ 8月6日にビジターゲームをRCCテレビが中継した場合(主に水曜・日曜の中日主催試合のCBCテレビからの映像提供による実況独自差し替え)は、『ピースナイター』扱いとせず、前後に開催の主催試合1試合を『ピースナイター』として開催・放送している。
  87. ^ 2017年にTBCテレビが中継した1試合については、編成上の都合でネット受けまたは自社制作を行わず、広島テレビミヤギテレビ制作協力で乗り込み自社制作(球団制作映像と併用)を行った(他の2試合はNHKが東北・中国の2ブロックで放送)。
  88. ^ RKB毎日放送制作分は九州地区のJNN系列局でも放送されたが、広島県福岡県の中間に位置する山口県テレビ山口)では放送しなかった。ただし、衛星波ではBS-TBSでTBSが、FOX SPORTSでソフトバンク球団が制作した中継が視聴できた。
  89. ^ 2016年6月22日は「ドレッシング&フランソワーズ歌のファンタジーゲーム」、23日は「演歌の道しるべ歌のグランドスラム」。2017年は6月21日は「広島歌謡曲ナイト 歌のクリーンナップ」、22日は「おだしずえの80'S洋楽オールスターゲーム」。

出典

  1. ^ a b c d e f 山中がRCCを退社後に執筆した回顧録「泣き笑いスポーツアナ奮戦記-カープを追い続けた地方局-」(『民放くらぶ』1999年6月号「みんなで語ろう民放史」)
  2. ^ ラジプリズムのツイート(2017年7月6日)
  3. ^ 小野早稀のツイート(2017年7月7日)
  4. ^ Togetter:アライさんがカープを応援「新井さんにお任せなのだ!」→本当に新井さんが奇跡を起こす「カープの危機を救ったのだ!」
  5. ^ 1984年時点ではまだ月曜JRNナイターが編成されていた。一例として、同年6月11日は「日本ハム vs 西武」(TBS。解説:田宮謙次郎、実況:石川顕)を本番カードとして、第1予備に「近鉄 vs 南海」(MBS。解説:杉浦忠、実況:結城哲郎)、雨傘として『プロ野球東西南北』(TBS)が編成されていた(出典:産経新聞・岡山版、1984年6月10日、テレビ・ラジオ欄。休刊日のため11日の番組表も掲載)。
  6. ^ 2020年度は、月~金 5:55~6:00『生島ヒロシのおはよう一直線』内包/土 5:50~5:55/日 6:15~6:20)
    RCCラジオ2018年春の新番組情報
  7. ^ 2018年3月1日に行われた広島安佐ロータリークラブ創立19周年記念夜間例会の講演で、本数契約であることを公表している(広島安佐ロータリークラブ MONTHLY REPORT Vol.558 - 広島安佐ロータリークラブ)。
  8. ^ “元広島・天谷氏がRCC野球解説者に 「現役に近い立場で魅力伝える」”. デイリースポーツ. (2018年11月26日). https://www.daily.co.jp/baseball/carp/2018/11/26/0011854184.shtml 2018年11月27日閲覧。 
  9. ^ スペシャルウィーク番組表 - 中国放送公式サイト、2019年6月1日閲覧。JRNナイター廃止後はDeNA対広島戦以外では、2019年6月5日の西武対広島戦(ニッポン放送の技術協力)で解説を担当した。この時はRKB・HBC向けと異なり川口の解説では珍しく他球場速報でNRNのチャイムが使われた。
  10. ^ 産経新聞・岡山版、1971年4月16日、1972年4月30日、各テレビ欄。いずれも広島対巨人戦全国中継の解説を担当する予定が組まれていた(いずれも雨天中止)。
  11. ^ 【野球】カープ暗黒時代を知る名物アナが引退「胴上げ実況がないのが心残り」 - デイリースポーツ、2018年6月1日(2018年6月4日閲覧)
  12. ^ RCCラジオ コイ中継快調 - 中国新聞、2017年12月27日。
  13. ^ 出典:中国新聞、1965年5月2日、ラジオ欄。「大洋 vs 広島」のRF発裏送りに金山が出演。実況は島碩弥(当時RFアナウンサー)が担当。同日はJRN発足・加盟日だったが、RCCはJRN発足記念特別番組をネットしていなかった。また、同年はまだネット体制が固まっていなかったため、RFやNRNとのネットを主体とし、JRNへは裏送りとなる中継が多かった。これは、当該詳述項にも記している通り、ラジオ日本が旧社名「ラジオ関東」と称していた1981年以前は毎日新聞社との資本関係があったための措置である。
  14. ^ ラジオ日本とTBSラジオが巨人戦中継で制作協力 ラジオ日本の巨人戦中継、80試合以上へ大幅増加(RFラジオ日本2016年1月28日付プレスリリース)
  15. ^ エキサイトベースボール TBSラジオとラジオ日本がナイター中継で制作協力 TBSラジオ「エキサイトベースボール」の 巨人戦中継数が大幅に増加”. 2016年1月27日閲覧。
  16. ^ 出典、産経新聞・岡山版、中国新聞、1984年5月1日、ラジオ欄。中国新聞では誤ってSF制作分が掲載されていた。
  17. ^ 出典:1971年7月24・25日の朝日新聞・東京版、読売新聞・岡山版及び中国新聞の各テレビ・ラジオ欄。25日の中国新聞では誤って第1試合と第2試合の出演者が逆に記述されていた。
  18. ^ みんなで語ろう民放史 泣き笑いスポーツアナ奮闘記(「中国民放クラブ岡山支部ホームページ」内に掲載された元RCCアナウンサー山中善和の手記) より






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