Cosmoとは? わかりやすく解説

コスモ

英語 Cosmo

コスモとは、イタリア語宇宙のこと。宇宙船思わせるスタイルと、RE新時代強調したクルマだった。初代モデルコスモ・スポーツ呼び1964年10月第11回東京モーターショーベール脱いだ。しかし、発売したのは、それから2年半後の67年5月だった。世界初2ローター・ロータリーエンジン車は、まさに革新的だった。なお、1ローターRE搭載車としては、NSUヴァンケル・スパイダーが、64年秋に先陣切った

東洋工業(現・マツダ)が開発したロータリーエンジンは491cc×2ローターで、9.4の圧縮比から最高出力110ps/7000rpmと最大トルク13.3kg-m/3500rpmを発生した4速MT最高速度185km/h、0→400m加速が2名乗車で16.3秒といわれた。定員2名で、東京標準価格148万円

68年7月マイナーチェンジでは、2200mmだったホイールベースが150mm延びて2350mmとなったエンジン性能も128ps/7000rpm、14.2kg-m/5000rpmに向上し5速MTで0→400m加速タイムは15.8秒にアップした東京店価格プラス10万円の158万円になったロータリーエンジンの110ps初期型10A型、128ps後期型は10B型と呼んだ

初代コスモ・スポーツその後日産台数30台から20台に下げ72年9月累計生産台数1176台をもって幕を閉じた

3年プランクののち、75年10月新しいコスモが誕生したC-CD系の型式名をもつシリーズで、エンジンロータリー13B(654cc×2)と12A(573cc×2)型の2種、そして直4SOHC・1.8Lレシプロがあった。ロータリー車には3速AT仕様もあった。ボディタイプはセミファーストバックのクーペで、定員は5名。

76年6月レシプロエンジン車にも3速ATを設定77年3月レシプロの2Lエンジン追加7月Lシリーズと呼ぶノッチバックタイプを加え2種ボディそろった。Lも定員は5名で、エンジンRE2種けだったが、9月には2Lレシプロエンジン追加した。Lの登場後、セミファーストバックはクーペと呼ぶようになった。なお、Lとは、ランドートップ(ボディタイプのひとつで、屋根後半部分をレザーなどで覆ったもの。ランドーのもともとの意味はほろ付き4輪馬車のこと)から命名した

81年9月フルモデルチェンジ3代目となった型式名E-HB系である。このとき発表したのは2ドアハードトップ車でリトラクタブルヘッドランプ付けエンジンレシプロの2L一種81年10月、4ドアハードトップ車と4ドアセダン追加したエンジンガソリンの1.8Lと2L、そして2.2LのNAディーゼルがあった。

81年11月ロータリーエンジンが再び戦列加わった。12A型で、2ドアと4ドアハードトップ車、セダンの3タイプ載った82年9月、ロータリーターボ発売。12A型をターボ化しNAの130psに対して160psのハイパワー発生した

83年10月マイナーチェンジエンジンレシプロガソリンの2Lとディーゼルの2.2L、ロータリーは12A型ターボのほか13B型に6ポート・インダクションを組み合わせてNAながら160psを発生するユニット新設した。スーパーインジェクションと呼んでいた。クーペボディはスタイル変わり従来2本あったセンターピラーが太い1本となり、すっきりしたエクステリアとなった

84年9月、2ドアハードトップ車のフロント部を4ドアハードトップ車と同じスタイルにしたタイプ追加。また13Bロータリーエンジン(従来4ドア車だけに設定)を2ドアハードトップ車にも積んで発売した

85年5月、レシプロ・シリーズは4輪独立サスペンション4輪ディスクブレーキ標準となり、ATは3速から4速進化した

90年4月新型ユーノス・コスモ発売マツダからユーノス・ブランドへのチェンジで、8年半ぶりの新型だった。2ドア、4シーターのハードトップボディで、3ナンバー注目ロータリーエンジン世界初の3ローター・20B型を搭載、シーケンシャル・ツインターボと組み合わせて最高出力280ps、最大トルク41kg-mを発生した。これとは別に2ローター13B型もあり、こちらもシーケンシャル・ツインターボで230psにチューンアップしていた。

91年2月ボディカラー一部変更する同時に13B搭載車ABSビスカスLSD装着車設定92年7月にもユーノス創業3周年記念車を出した94年3月バリエーションを6から4車種減らしボディカラーツートーンから単色にしたあと、95年12月をもって生産中止した

コスモ

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

Cosmo


cosMo

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/11 05:25 UTC 版)

cosMo(コスモ、1986年4月6日 - )は、日本男性ソングライターDJボカロP音声合成ソフトVOCALOIDを用いた楽曲を主に制作し、インターネット上で発表している。暴走Pとも呼ばれ、それらをつなげたcosMo@暴走P(コスモアットぼうそうピー)という名義を主に使う。愛称はこすもたん[3]同人音楽サークル「CHEMICAL SYSTEM LE」を主宰。血液型はA型[2]




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コスモ

(Cosmo から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/10 17:43 UTC 版)

コスモ (ラテン語: cosmo)。英語ではコズモ、形容詞はコズミック (cosmic)。宇宙を意味するラテン語接頭辞




「コスモ」の続きの解説一覧

COSMO

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 09:58 UTC 版)

ファミリーテニス」の記事における「COSMO」の解説

宇宙空間にあるコートで、高くバウンドするコート

※この「COSMO」の解説は、「ファミリーテニス」の解説の一部です。
「COSMO」を含む「ファミリーテニス」の記事については、「ファミリーテニス」の概要を参照ください。

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