ミライダガッキとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ミライダガッキの意味・解説 

ミライダガッキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 08:51 UTC 版)

『ミライダガッキ』筐体

ミライダガッキ』(英記:FutureTomTom)は、コナミアミューズメント(2016年10月まではコナミデジタルエンタテインメント)が2013年6月20日に稼働開始した、BEMANIシリーズ音楽シミュレーションのアーケードゲームである。タイトルは英記も含め『ミライダガッキ -FutureTomTom-』と表記されることもある[1]

2013年12月18日には、システムなどに大幅な改変を施した『ミライダガッキ Ver.2』が稼働。

概要

同社のToy'sMarchHELLO! POP'N MUSIC等の流れを汲む、音楽ゲーム初心者ユーザーを主なターゲットに据えた作品である[2]。2つ~4つのパッドをバチで叩く操作に加え、内蔵されたKinectによるポーズ認識機能が付いているのが特徴で、バチで叩く操作はDrumMania、ポーズ認識機能はDance Evolution ARCADEを組み合わせたようなものである。システム基板は、PCベースであるWindows 7(組み込み向けのWindows Embedded standard 7)を使用。

収録曲は、jubeatREFLEC BEAT同様に、ライセンス曲が中心となっているが、一部コナミオリジナル曲も含まれている。特に過去の全機種に収録されているDJ YOSHITAKAの『FLOWER』、紅色リトマスの『凛として咲く花の如く』も収録されている。

プロデューサーはナカムラマサル[3]、ディレクターはU1-ASAMi[4]、サウンドディレクターは村井聖夜[4]とAkhuta。

2015年7月15日よりオフライン稼働に対応した追加キットによるバージョンアップが随時行われ、同月31日より前記を適用していない筐体はサービス終了となった。バージョンアップを適用した筐体でのe-AMUSEMENT接続サービスはその後も継続していたが、それまでの隠し楽曲がすべて無条件解禁され、単体でのオフライン稼働も可能になった。

2017年8月31日をもってe-AMUSEMENT接続サービスが終了し、以降はオフラインのみの稼働となっている。

プレイモード

ヒトリダガッキ
1人プレイ用のモード。4つのパッドを全て使用する。
フタリダガッキ
2人プレイ用のモード。パッドはそれぞれ左右2枚ずつを使う。「対戦」「協力」「カップル」の3つのスタイルがあり、曲の途中で叩くパッドが入れ替わったり、相性診断などのイベントが発生する。

遊び方

画面上方から流れてくるオブジェに合わせて、対応したパッドをタイミングよく叩く。ポーズのオブジェが流れてきた場合は、描かれているイラストと同じポーズを取る。判定は「ジャスト」「グレイト」「グッド」「アッ!」の4種類。1度も「アッ!」判定を出さずに最後までコンボを続けた場合、フルコンボとなる。また、全て「ジャスト」判定を出すとパーフェクトプレイとなる。

Aランク以上を出すことでステージクリアとなるが、Bランク以下でも途中でゲームオーバーになることは無く、必ず2曲演奏できる。

お面について

コナミオリジナル曲のお面は、初出機種や連動イベントによって変わる。

  • beatmania IIDX - 1P:トラン、2P:ユニバーサル度胸兄弟(赤)
  • pop'n music - 1P:ニャミ、2P:ミミ
  • jubeat
    • 初出がcopious以前 - 1P:コンシェルジュ、2P:スミス
    • 初出がsaucer - 1P:スミス、2P:コンシェルジュ
  • Dance Dance Revolution - 1P:AFRO、2P:EMI
  • REFLEC BEAT - 1P:パステルくん、2P:パステルくん(ピンク)
  • GITADORA - 1P:オトベア(緑)、2P:オトベア(黄)
  • 例外がある曲
    • 灼熱Beach Side Bunny - 灼熱くん(1P:純正、2P:青)
    • DOUBLE IMPACT - 1P:スミス、2P:オトベア(緑)[5]
    • アルストロメリア、Do The Evolution、Chronos、Riot of Color - 期間限定で「TAG生誕祭専用お面」が使用できた。
    • ひなビタ♪楽曲 - 曲に対応する各メンバー

Ver.2での変更点

  • 新ノートの追加。
    • 起点となる「トリガースター」を叩いた後の数ノートが高得点の「ボーナススター」になる「スターノート」
    • 既存の連打ノートに似ているが、ノートが消える前にノートに表示された回数(「すばやく○○打」と表示される)叩かなければならない「ロールノート」
    • 最初のノートを叩くとヒートアップ開始、ヒートアップ中はスコアが2倍になるが、ヒートアップ終了までに1度でもミスするとノートが弾け飛んでヒートアップが強制終了してしまう「ヒートアップノート」

それに伴い、Ver.1で収録されていた楽曲の譜面・難易度が変更された。

  • クリア条件が緩和された。Aランク以上=達成率70%以上でクリアとなる。(REFLEC BEATのACHIEVEMENT RATEに近い方式)
  • スコア表示の変更。Ver.1では5桁(10000点満点)だったが、Ver.2では7桁になった。
  • AAAを超えるランク「AAA☆(トリプルエースター)」の追加。
  • 一部ユーザーから「お面を外してプレイしたい」の要望に応える形で、プレー開始前にお面の有無を選択できるようになった。

出典

  1. ^ ミライダガッキ -FuruteTomTom- 設置店舗検索” (2016年2月5日). 2016年2月5日閲覧。
  2. ^ インタビュー特集 第1弾 ~ミライダガッキ from U1-ASAMi~” (2013年2月8日). 2013年7月20日閲覧。
  3. ^ 筐体に表示されているクレジット表記より
  4. ^ a b ジャパンアミューズメントエキスポ2013のステージイベントで発表
  5. ^ ギタ・ドラ・jubeat大夏祭りによる同時配信のため。

外部リンク


ミライダガッキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 09:59 UTC 版)

cosMo」の記事における「ミライダガッキ」の解説

「ミライダガッキ」も参照 『ミライダガッキ Ver.2』(2013年12月18日稼働アーケードゲーム内プレイできる楽曲として「エスケープ・フロム・ディストピア」と、「黒猫アンティーク名義で「HΨ=世界創造=EΨ」を提供(EXIT TUNES楽曲扱い)、および同2曲のジャケットイラスト担当

※この「ミライダガッキ」の解説は、「cosMo」の解説の一部です。
「ミライダガッキ」を含む「cosMo」の記事については、「cosMo」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ミライダガッキ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ミライダガッキ」の関連用語

ミライダガッキのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ミライダガッキのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのミライダガッキ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのcosMo (改訂履歴)、渡辺大地 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS