2014年春モデル(12世代・AX/AS/Aシリーズ)
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※ホームシアターとの組み合わせが可能な「光デジタル出力端子&ARC対応HDMI端子」を備えているのはAX/ASシリーズ(42v型以上)のみ。普及モデルのAシリーズ(39v型以下全機種と50v型の一部)はホームシアターとの組み合わせ不可。 TH-32A320 TH-50/39/32/24A300 2014年1月発売。本世代でシリーズ名を刷新。A300シリーズは従来のC6/C60/C65シリーズ、A320シリーズは従来のX6シリーズにそれぞれ相当する。基本仕様についてはC6/C60/C65/X6シリーズと同等だが、A320シリーズはLED IPSパネルを採用した32v型のみの設定となり、無線LAN非搭載となった。 TH-50AS630 TH-42AS600 2014年4月発売。2014年春モデルの第2弾として追加発表されたモデルで、こちらは従来のE60シリーズに相当する。前世代のFT60シリーズやWT600に採用されている付属の音声タッチパッドリモコンによる音声入力に新たに対応したが、本モデルでは改良が施されており、テレビ操作だけでなく、放送や録画番組の検索、「ビエラリンク」対応DIGAへの録画予約もできるようになり、発話に困ったときでも例を画面内で案内するナビゲーション機能を追加した。さらに、42V型の42AS600は広視野角に優れたLED IPSパネルになった。 TH-58/50AX800F TH-65/58/50AX800 TH-55/47AS800 TH-55/47/42AS650 2014年5月発売。2014年春モデルの第3弾として追加発表されたモデルで、AS650シリーズは従来のDT60シリーズ、AS800シリーズは従来のFT60シリーズ、AX800/AX800Fシリーズは従来のWT600にそれぞれ相当する。 4シリーズ共通で従来のシリーズですでに採用されている音声入力が強化され、AS630/AS600シリーズ同様、放送や録画番組の検索(上記のシリーズではYoutubeやアクトビラ動画の検索にも対応)、「ビエラリンク」対応DIGAへの録画予約の音声入力が可能となり、発話に困ったときでも例を画面内で案内するナビゲーション機能を追加。さらに、登録されたユーザーに合わせて好みの映像や情報を一覧表示する「マイチャンネル」も搭載。既採用の「マイホーム」も強化し、インターネット上にデータを保存でき、スマートフォンとのメッセージのやり取りやゲーム・ショッピングも楽しめる「マイホームクラウド」に対応した(「マイホームクラウド」を使うにはインターネットの接続が必要で、光ファイバー回線などのギガビット・ブロードバンド回線を推奨)。 4K UHD対応モデルのAX800/AX800Fシリーズは従来のWT600にも搭載されている4K超解像エンジン「4Kファインリマスターエンジン」に加え、通常は光の3原色であるレッド・グリーン・ブルー3つの座標軸のみで行う色補正処理を、補色となるマゼンタ・イエロー・シアンの3色を加えた6つの座標軸で行い、3次元カラーマネジメント回路の採用により、明るさの変化によらず忠実に色を再現する「6軸色座標補正」とプラズマテレビで培ってきた色再現技術「カラーリマスター」で構成された広色域・忠実色再現技術「ヘキサクロマドライブ」として搭載し、画像の明暗に応じて輝度を制御することで黒浮きを抑えたより深い黒表現と暗いシーンなどでの黒つぶれを抑える「エリアガンマ制御」や1フィールドごとに検出した映像シーンに応じてバックライトの明るさをエリアごとに緻密に調整することで高コントラストで色鮮やかな映像を実現する「ローカルディミング」などを搭載したことで、映画監督が意図する映像を自宅でも忠実に再現できる「THX 4Kディスプレイ規格」の認証を取得した。また、テレビに近づくと人感センサーが検知して自動で電源が入り、内蔵カメラが顔認証を行い、「マイチャンネル」で登録された方専用の役立ち情報を画面下部に表示する「インフォメーションバー」を備えた。また、スピーカーを改良し、磁性流体を採用したことで不要な振動(ローリング)を抑制し、ボイスコイルと磁気回路の間の熱の伝わりを良くして放熱性を改善したことで大音量時でも安定した動作を実現するとともに、スリム化によってテレビ正面に配置したことでデザイン性にも配慮された。また、サイズラインナップはWT600の65v型に加え、58v型・50v型を加えた3サイズとなり、58v型と50v型にはスラントデザインモデルのAX800に加え、スタンダードデザインモデルのAX800Fも設定される。 フルハイビジョンの最上位シリーズに位置づけられるAS800シリーズはAX800/AX800Fシリーズ同様、「6軸色座標補正」を備えた「ヘキサクロマドライブ」を搭載するとともに、IPSパネルを改良。色再現範囲を広げることによって色彩豊かな映像を表現するとともに、開口率の改善とバックライトの発光効率を高めることで明るいシーンでも被写体の階調を力強く描き、立体感のある描写を可能にした。また、スピーカーもAX800/AX800Fシリーズ同様、磁性流体を用いた「スリムフロントスピーカー」を採用した。サイズラインナップはFT60シリーズに設定されていた42v型と60v型を廃止し、47v型と55v型の2サイズに集約した。 AS650シリーズはパネルの透過率を改善したことで輝度を向上したIPSパネルを採用し、早い動きを細部まで再現して残像も低減する「倍速駆動+バックライトスキャン」に対応。フレームはインテリアに溶け込んで上質感を演出する挟額縁ベゼルを採用した。 TH-50/39/32A305 2014年7月発売。A300シリーズのマイナーチェンジモデル(24v型はA300シリーズを継続販売)。主要機能はA300シリーズと同等だが、挟額縁フレームを採用したことで本体のコンパクト化(幅・高さをA300シリーズよりも小型化)を実現した。
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2014年春モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 15:25 UTC 版)
2013年春モデルから設定されたチャンネル録画対応モデルBXTシリーズが初のフルモデルチェンジ。2014年5月25日発売開始。 BXT3000では6基(地上・BS・110度CS対応3基、地上デジタル専用3基)だったチューナー数がBXT970では地上デジタル専用チューナーを2基追加。また、新たに、チャンネル録画用チューナーをBXT970の半分にあたる4基を備えたBXT870が新設されて2機種となった。さらに、通常録画用チューナーがBXT3000のシングルチューナーからトリプルチューナーとなり、3番組同時に長時間録画ができるようになった。さらに、2013年春以降のダブルチューナー・トリプルチューナーモデルに搭載されている「おまかせ録画」も新たに搭載された。 また、本モデルはBXT3000では固定となっていたHDD容量の配分変更やチャンネル録画用チューナー数の増減ができるようになり、HDD容量の配分変更ではBXT970は初期設定時はすべて通常録画用に設定されている「HDD 2」の一部(750GB・1250GB・1750GB)をチャンネル録画用に割り当てることが可能。BXT870は初期設定時は1000GBに設定されているチャンネル録画容量を1500GB・2000GB・2750GBに増量、もしくは、内蔵HDDすべてを通常録画用に割り当てて通常のレコーダーとして使うことができるようになった。チャンネル録画用チューナー数の増減では、通常録画用チューナーのうちの2つをチャンネル録画用に変更して増やすことも、反対に1チャンネルあたりの録画日数を長くするためにチャンネル録画用のチャンネル数を減らすことも可能となった。さらに、HDD内蔵ハイビジョンブルーレイディスクレコーダーでは初めて、外付けUSBハードディスクへ最大4チャンネル分のチャンネル録画が可能となり、BXT970では、USB3.0ポートを2つ備えることで、チャンネル録画用・通常録画用の外付けUSBハードディスクを1台ずつ接続できるようになった。 付属のリモコンは「ボイス&モーションリモコン」となり、リモコン前面にあるマイクボタンを押して話しかけることでメニューの起動、再生や予約の動作、ジャンル検索が可能で、インターネットに接続することでキーワードや放送日時の絞り込み検索も可能。音声操作に慣れていない方のために、画面上に次の操作を案内するガイド画面の機能も備えている。また、画面上にセレクトバーを表示し、上下左右に動かすだけで探すことができる。通常は「似たものおすすめ」のみだが、インターネットに接続することで「ニュース一覧」や「最新おすすめ」が使えるようになり、さらに、「ミモーラ」への会員登録を行うことで「シーン一覧」も使用できる。 さらに、「新ユニフィエ」を4K対応に機能向上させたことで、4K/24pアップコンバート出力に対応し、チャンネル録画番組にもオートチャプター機能が使えるようになった。 トリプルチューナー搭載モデルの追加モデルであるBZT665はBZT760のHDD容量を1TBに減らしたエントリーモデルで、新たに、DTCP+リモートアクセス規格に対応し、本機をインターネットに接続し、スマートフォンやタブレットに専用アプリをダウンロードすることで、録画した番組や放送中の番組を外出先からストリーミング再生できる「外からどこでもスマホで視聴」に対応した。 SDオーディオ録再&「Gracenote」アクセス機能を搭載したディーガは本年発売モデルが最後となった。 DMR-BXT970 チャンネル録画用チューナー8基(うち5基は地上デジタル専用、3基は地上・BS・110度CS対応)+通常録画用チューナー3基(すべて地上・BS・110度CS対応)の11チューナータイプ。内蔵HDDは5TB(チャンネル録画用:3TB、通常録画用:2TB)。 DMR-BXT870 チャンネル録画用チューナー4基(うち1基は地上デジタル専用、3基は地上・BS・110度CS対応)+通常録画用チューナー3基(すべて地上・BS・110度CS対応)の7チューナータイプ。内蔵HDDは3TB。 DMR-BZT665 トリプルチューナー搭載のブルーレイディーガのエントリーモデル。内蔵HDDは1TB。
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