青龍寺 (鳥取県八頭町)とは? わかりやすく解説

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青龍寺 (鳥取県八頭町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/07 13:47 UTC 版)

青龍寺
所在地 鳥取県八頭郡八頭町下門尾46
山号 成田山
宗派 真言宗醍醐派
本尊 不動明王
創建年 和銅3年(710年
開基 元明天皇
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青龍寺(せいりゅうじ)は、鳥取県八頭郡八頭町下門尾にある真言宗醍醐派の寺院。山号は成田山。真言宗の寺院であるが、同町内福本の白兎神社の社殿を移築し、本堂内に有している。

社殿の「波うさぎ」と呼ばれる波とうさぎの精巧な彫刻が彫られている。このうさぎは、かつて浄光寺(青龍寺の前身)のあった中山に天照大神が降臨し、その案内役を務めたうさぎとされる。

歴史

710年(和銅3年)元明天皇の命によって行基菩薩が開いたとされる。古くは花喜山浄光寺と呼ばれた。

1581年(天正9年)豊臣秀吉の家臣、堀秀正が、当寺(当時は中山山頂付近にあった)を攻めたときに仏殿・宿坊を焼失したものの、三体の仏像が持ちだされ、その後現在地に本堂を再建しました。

明治になり、大本山成田山新勝寺より不動明王を勧請し、「因幡の成田山」として信仰を集めています。

文化財

  • 江戸時代に書き写された「城光寺縁起」を所蔵している。縁起によると「その昔中山に天照大神が降りてこられ行宮(仮の宿)を探しておられたとき一匹の白いうさぎが現れ道しるべをしました。尊はそこにお住まいを構えられ、しばらく留まられた後、氷ノ山の氷ノ越えを通って因幡を去られました。」と記されている。

脚注




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