陣内流柔術とは? わかりやすく解説

陣内流柔術

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 09:53 UTC 版)

陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!」の記事における「陣内流柔術」の解説

戦国時代仙台藩御留流家臣陣内十郎重直が興した流派500年歴史を持つ。他門敗れたことはないとされ格闘家の間で一目置かれる存在モデル柳生心眼流であり、実在する技も作中登場している。 手技 (くさび) 相手打撃に対して肘で受ける。カウンター狙い獅子噛(ししかみ) 瞬転当。最も攻撃しやすい体勢持っていく。 鉄菱てつびし) 先勢拳(親指握り込み中指関節部分突き出した拳の握り)。急所を突く事を前提とした打法丸鍔まるつば) 顎の下からの振り打ち差股さすまた相手死角をついて、両膝当身入れる。 百重刺(ももえざし) 攻撃繰り出した相手の腕・足の急所満遍なく乱打する星兜ほしかぶと上段肘当。敵の頭上から肘を振り下ろす打鎰うちかぎ相手受身封じて自滅を誘う。 回転蹴当 陣内流には、十八ヶ条の回転蹴当が存在する後独楽(うしろごま) 主に膝を狙った蹴当。陣内流の後ろ回し蹴り陽炎かげろう最初振り足をフェイントにした二段飛び回し膝蹴り。その振り速いほど、実体である反対足の膝蹴り威力が増す。 不知火しらぬい相手突きを受けると同時に足を出し相手突き威力利用してカウンターで顎を蹴り上げる巻雲まきぐも真後ろ相手に対して蹴り入れる。 廻鉢まわりばち) 相手の首に巻きつくように飛びかかり、実体回転膝蹴りフェイント要素もある。 鉄鞭(かなむち) 一旦相手攻撃受けてからの前回蹴りカウンター狙い曲輪(ぐるわ) 2度蹴りフェイント経て実体振り上げる蹴り月形が得意としている。日本に伝わる十八ヶ条に存在しない技。 蹴当 山階羽(さんがいばね) 高所から飛び降りて上段中段下段一気蹴り入れる。金兄弟戦で月形披露水蜘蛛みずぐも相手アキレス腱狙った蹴り吹き返し 相手の手首などを極め膝蹴り返す。 周転当身鬼会(おにだまり) 山勢巌の構えから入る技の打撃払い、肘に当身入れそのまま肘で脇腹当身入れる。足を払いながら、肩で肋骨あるいは鳩尾当身入れる。うまく決まれば相手を相当に吹き飛ばすことが可能。真島一時期、この技を多用したため、必殺技扱いされるほどだった。 巻鎖(まきぐさり) 下段蹴り見せかけ実体裏拳フェイント要素もある。 膝丸ひざまる鬼会変化技上段蹴りを受け、膝に拳当肘と二段入れそのまま投げ足掴み軸足払って 投げ技 片羽斬(かたはぎり) 相手突いてきた所をかわし、肘関節極め後ろ投げる。 国崩くにくずし相手投げをかわし、逆に投げる。 旋風台せんぷうだい) 首を絞め肘関節極めて投げる。投げた後に極めた関節を折る、または絞め落とす。 連城砲れんじょうほう) 両肘関節壊し、さらに金的をも蹴り上げる捨身技蛇頭砕じゃとうくだき) 首を極めて投げる。 逆鉾さかほこ相手身体逆さから投げ落とす。 達磨投(だるまなげ) 相手受身封じて投げ落とす。 極め技 片羽絞かたはじめ片腕極めて首を絞める。 鐙(あぶみ) アキレス腱固め蝶形ちょうなり) 腕拉ぎ逆十字両足交差させて反対側の腕を抑え込み外れにくくする。 捻芭蕉(ねじりばしょう両膝関節を捻る。足首など足の関節万遍なく極めダメージ与え三目札(みつめざね) 踝、膝、股の足関節3ヶ所の同時極め構え 斬鉄の構え 両手の甲を相手に向け、体を丸め中心線上の急所を守る。手の甲相手に向けるのは腕の内側血管神経を守るためである。刃物持った相手有効な構え天地陰陽(てんちいんよう)の構え 右手上丹田左手下丹田持って行き半身構える。中丹田中心に力のエネルギー循環しあらゆる技への転換が可能。 山勢厳(さんせいがん)の構え 天地陰陽の構えと対を成す構え左手上丹田右手中丹田構える。原理は同じ。 無為(むい)の構え 両手共に下丹田正面構える。一見してノーガードのように見える。 裏手 雷車いかずちぐるま) 両腕逆に交差させて、肘関節をめそのまま投げる。受身封じ脳天から地面叩き落すいわゆる十字背負いである。 漆折(うるしおり) 相手蹴り足に足を掛け、膝に全体重を乗せ踏みつけることで、膝を折る丸筏(まるいかだ) 片足丸め、仰け反った状態で脊髄鉄菱破壊する城之内将士月形錯羅祖父となる息子・広士を再起不能にさせた技。 逆鷹の羽(さかたかのは) 肘を極めた裏投げ奥義 超丹田ちょうたんでん) 気を練り巨躯対応するほどの力を得る応用で腹を肚に変えることも可能。 秘伝 千人殺せんにんごろし) 相手の腹へ圧拳を乗せその上にさらに圧拳を打ち込み衝撃臓器ダメージ与え掌底重ね打ち目的内臓破壊することで、語源あたかも仙人せんにん)が何の外傷与えず相手を倒す様に似ているころからきている。戦国時代では 鎧の上から相手ダメージ与えるための技だった 二天鋲(にてんのびょう) 圧拳で腹を打ち、さらにアッパー気味に変化させることで、顎へ圧拳と腹への肘打ちと圧拳を同時に打ち込む真島が碇との試合使い同時に決め技となった雷電光らいでんこう) 掌を腹部当て、指をかけて回転させることで肋骨粉砕し内臓破壊する活法 神活(しんかつ) 柔術殺活法)の特性活かされた技。心停止した者の心臓に圧拳で気を送り心臓動かし拍動を促せる。

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