著名刀工及び作品とは? わかりやすく解説

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著名刀工及び作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 15:08 UTC 版)

千手院派」の記事における「著名刀工及び作品」の解説

大和物例に漏れず無銘の作が非常に多い。特に、時代の上がる古千手院在銘皆無あり、かつての徳川家はじめとする諸侯中でも在銘正真ものはみられなかったという。今村長賀も、「古千手院在銘のものをひと目みたいと長年探しているが駄目だ」と長歎していたという。鎌倉期までの作は無銘在銘問わず少ないものの、南北朝期を下る作品相当数現存している。 国宝 大太刀貞治五年丙午千手院長吉大山祇神社重要文化財 太刀 銘力王栃木県足利市鶏足寺三鈷柄剣さんこづかけん) 銘重吉入道元亨二二正月七阿闍利頼宣 (所在不明重要美術品 太刀 銘 「康重」 太刀 銘不明千手院義弘 特別重要刀剣 太刀 無銘 伝古千手院 その他、名前だけが知られているものに、行信、重弘、行正現存作があるものに、重行義弘國吉、などがある。

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著名刀工及び作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 08:36 UTC 版)

福岡一文字」の記事における「著名刀工及び作品」の解説

一文字各派には個名を名乗る者もいるが、無銘の作が比較的多い。また(なかご)に「一」の字が符丁のように刻まれたものも存在する故に作風から福岡一文字極められたものが大多数である。また、古来珍重されているため、打刀にすべく室町末期以降磨上げられてしまったものが多い。名刀が非常に多く刀剣として備前長船派の次に福岡一文字一派国宝最多指定されている。国宝重要文化財なかでもその一部紹介する国宝 太刀 無銘 号「山鳥毛」(瀬戸内市) - 刃長79.5cm、反り3.4cm、重量1.06kg。上杉謙信景勝愛刀。『上杉家文書』のうち「上杉景勝腰物目録」で「山てうもう」と記載され景勝御手三十五腰の一つ上杉拵と呼ばれる鍔のない合口式拵が附属する号の由来は、刃文がまるで山鳥の毛のように乱れていることからだとも、山野燃えるようだからとも言われる手元大きな刃こぼれがあり、実戦でも用いられたのがわかる。無銘だが、日光一文字道誉一文字並び一文字中の最高傑作呼び名が高い。 太刀 無銘 名物日光一文字」(福岡市博物館) - 日光二荒山奉納されていた太刀北条早雲譲り受け、後、黒田家伝わった太刀 銘「一」 号「長篠一文字」(法人) - 長篠城守り抜いた奥平信昌織田信長恩賞として贈る。 太刀 銘則宗」(日枝神社) - 徳川綱吉幼少時奉納太刀 銘「助包」(個人) - 因州池田家伝来。健全無比名刀として知られる太刀 銘吉平」(個人) - 紀州徳川家伝来。銘の上菊紋の細い毛彫りがある。 太刀 銘吉房」(東京国立博物館)号「岡田切」 - 号の由来は、織田信雄豊臣秀吉内通し疑いにより重臣岡田重孝等を成敗したことから。は磨上。 太刀 銘吉房」(東京国立博物館) - 尾張藩家老竹腰家伝来明治同家離れ明治天皇買い上げた。磨上げ太刀 銘吉房」(岡山林原美術館) - ほぼ生ぶ伊予西条松平家伝来太刀 銘吉房」(広島ふくやま美術館) - 徳川家綱より徳川将軍家伝来太刀 銘吉房」(個人) - 徳川家綱島津家下賜島津家伝来太刀 銘「則房」 (広島ふくやま美術館) - 徳川将軍家伝来。則房は吉房助真と並ぶ名工。刃が常の福岡一文字比べ逆がかる特徴がある。片山住んだ伝わり福岡隣地備中片山諸説あり)、「片山一文字」とも呼ばれるは磨上。 刀 無銘「則房」 (九州国立博物館) - が大磨上無銘ながらも、姿、地鉄、逆がかる焼刃特徴から「則房」と極められた。 太刀 銘助真」 号「日光助真」(日光東照宮) - 加藤清正徳川家康献上日光東照宮筆頭宝物家康好みあわせて助真拵」を作らせた。は磨上。 太刀 銘助真」(東京国立博物館紀州徳川家伝来は磨上。 重要文化財 太刀 銘助宗」(松岬神社) - 上杉景勝愛刀革包太刀拵付。「助宗」は則宗の子と言われている。 太刀 銘「弘□」(東京国立博物館) - 生で銘一字不明。「敵に塩を送る」の返礼として武田信玄上杉謙信贈った太刀太刀 銘「一」 号「姫鶴一文字」(米沢市上杉博物館) - ほぼ生ぶ上杉謙信愛刀刃文は「山鳥毛」の如き号の由来諸説あり。合口拵付。 太刀 銘「一」 (福岡市美術館) - 松代藩真田家伝来した。現在は松永コレクションとして福岡市美術館所蔵。 刀 無銘 名物南泉一文字」(徳川美術館) - 大磨上。由来南泉寺立てかけてあった抜き身飛びつき真っ二つになった諸説あり。足利将軍家以来名刀で、豊臣秀吉・秀頼・徳川家康尾張義直へと伝わる。 太刀 額銘吉房」(東郷神社) - 東郷平八郎愛刀海軍付き大正天皇より下賜長巻 無銘「則包」拵付 -(上杉神社上杉景勝の「景勝三十五腰」の一つ。則包は則房と同じく片山一文字名工。 その他 太刀 銘「一」 名物道誉一文字」(御物) - 南北朝期武将佐々木道誉愛刀ハバキ下中央に「一」と切りつけられている。明治天皇南部家より献上太刀 銘則宗」(御物) - 明治天皇広島行啓、福岡佐賀行啓の際、各々浅野家、黒田家より献上されている。

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著名刀工及び作品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/22 08:09 UTC 版)

吉岡一文字」の記事における「著名刀工及び作品」の解説

福岡一文字異なり比較刀工銘を切る。「一 備前国吉岡住某」という銘が見られる。「助光」が代表刀工また、福岡一文字には皆無であった裏年期がある作も存在し活躍時期特定できる福岡一文字比べ刃文変化の妙、地鉄鍛えでやや劣るとはいえ一文字名に恥じない名刀残している。重要文化財指定されている刀剣も多い。国宝指定刀剣紹介する国宝 太刀 銘 「一 備州国吉岡住左近将監助光 (裏銘) 南無八幡大菩薩 南無妙見大菩薩 元亨年三月日 」(個人) - 阿倍豊後守忠秋が大洪水墨田川人馬渡りきった功を賞し徳川家光から下賜された。 薙刀 銘 「一 備州国吉岡住左近将監助光裏銘元応二年庚申十一月日」(個人) - 加賀前田家伝来鎌倉時代屈指の薙刀。 この項目は、日本の歴史関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者求めています(P:日本/P:歴史/P:歴史学/PJ日本史)。

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