茶すり山古墳
茶すり山古墳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/17 03:17 UTC 版)
茶すり山古墳(ちゃすりやまこふん)は、兵庫県朝来市和田山町筒江にある古墳(円墳)。円墳としては奈良県の富雄丸山古墳に次ぐ近畿地方最大級の規模を持ち[1]、副葬品も豊富かつ重要な内容であったことから2004年(平成16年)2月27日に国の史跡に指定された[2]。また出土品は2013年(平成25年)6月19日に国の重要文化財に指定された[2]。
- ^ 茶すり山古墳について、「円墳としては近畿地方最大」「富雄丸山古墳をしのぐ規模」とする資料が一部にあるが、2019年1月の奈良市埋蔵文化財センターの発表と、それを受けた新聞各紙の報道によれば、日本最大の円墳は富雄丸山古墳である。2017年に実施された航空レーザー測量と、2019年に実施された墳丘裾部分の発掘調査の結果、富雄丸山古墳の径は109メートルであることがわかり、それまで日本一とされていた丸墓山古墳(埼玉県)の105メートルを上回っている。(参照:奈良しみんだより(2019年4月)
- ^ a b “文化財課(「国指定文化財一覧」をクリック”. 兵庫県教育委員会. 2021年3月14日閲覧。
- ^ 参考文献の(杉原2010)および朝来市のリーフレットには「90メートル」、兵庫県教育委員会の現地説明会資料には「86メートル」とある。
- ^ a b c d 杉原和雄 2010, p. 163.
- ^ a b c d e f g h “茶すり山古墳2002年現地説明会資料”. 兵庫県教育委員会. 2021年3月14日閲覧。
- ^ a b c “史跡・茶すり山古墳(リーフレット)”. 朝来市. 2021年3月14日閲覧。
- ^ a b c 杉原和雄 2010, p. 165.
- ^ 杉原和雄 2010, p. 165,166,168.
- ^ 朝来市のリーフレットには「4.8メートル」、兵庫県教育委員会の現地説明会資料には「4メートル」とある。
- ^ 杉原和雄 2010, p. 164.
- ^ 杉原和雄 2010, p. 1.
- ^ a b 杉原和雄 2010, p. 167.
- ^ 朝来市教育委員会社会教育課 2016
- ^ 埋蔵文化財センター(朝来市)
- ^ 古代あさご館 2016
- 1 茶すり山古墳とは
- 2 茶すり山古墳の概要
- 3 位置・概要
- 4 展示施設
固有名詞の分類
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