社外スタッフ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 02:22 UTC 版)
木下 誠一(きのした せいいち) 声 - 檜山修之 『えくそだすっ!』および『第三飛行少女隊』監督。メガネをかけている。 初監督作品は『裸の催眠術師』。『ハニーとクローバー』『望遠機動隊』などの原作つき作品で評価され、表彰を受けたこともあった。恰幅が良い体型もあって暑がり。唐揚げとモンブランが大好物。 こだわりや優柔不断さから製作中に設定を変えてしまうなどの言動により、全体のスケジュールに影響を及ぼすことがある。口下手な監督を自称しているが、気持ちが高ぶると熱弁を振るう。離婚歴あり。 夢で締め切りにうなされるほど気が小さく、子供じみた言い訳や、ごまかしをすることがある。 初のオリジナル作品『ぷるんぷるん天国』においてスケジュールの破綻から極めて低い品質のものを世に出して酷評され、『えくそだすっ!』までの6年間、OVAやwebアニメの仕事だけでテレビシリーズのアニメーションを作ることができなかった。以来、インターネットの論評などは見ないようにしている。 山田 昌志(やまだ まさし) 声 - 浜田賢二 フリーランスで作画上がりの演出家。 『えくそだすっ!』と同じく木下誠一が監督だった『ぷるんぷるん天国』の第9話が演出家デビュー作であり、インターネット上では伝説の作画崩壊回として「ぷるキュー」とネットスラング化されて一緒に名前が広まってしまったことを、現在でも木下に対して根に持っている。普段は穏やかだが、頑固さや、感情を露にすることも少なくない。日本映画が好きで、絵コンテなどにその片鱗が見られる。『えくそだすっ!』では、主要キャラクターの「あや」をひそかに「あやちん」と呼んでおり、力の入れ方が違うことを他のスタッフからも指摘されている。タイムシートを作成する際、実際に台詞を口に出し、タイミングを計測している。 モーニングコールの際は「あと1時間」とゴネることを自分でよく分かっており、宮森にはそこまで織り込み済みでモーニングコールを依頼した。 アニメーションを作る理由については「自分の存在を確認するため」としている。 円 宏則(まどか ひろのり) 声 - 斎藤寛仁 フリーランスで撮影出身の演出家。長身で縁の細い丸いメガネをかけた風貌。デジタル方面に強く、デジタルコンテを描くことができるため、社内で重宝される。仕事は淡々とカットをさばいていくタイプ。過去の出来事から苦手意識がある木下や、山田とは異なり、インターネット上の感想や、実況なども楽しんでみている。 アニメーションを作る理由として「次の作品が作りたいから」と述べている。 遠藤 亮介(えんどう りょうすけ) 声 - 松本忍 フリーランスのアニメーター。原画マン。既婚者(妻・遠藤麻佑美/ 声 - 橋本ちなみ)。『えくそだすっ!』第3話、第8話作監。エフェクトの作画で認められており、アニメーションにおける作画にはこだわりを持っている。比較的好みを露にし、円曰く「感覚最優先の暴走列車」。3D処理による作画には敵愾心と偏見を持っていたが、北野との対話や、『伝説巨大ロボットイデポン』の展示会で鉢合わせした下柳と意気投合したことなどを経て、再び『えくそだすっ!』の製作に取り組むと共に、他の作画技法に対する態度も軟化させている。 瀬川 美里(せがわ みさと) 声 - 山川琴美 フリーランスの胸の大きな女性在宅アニメーター。『ビューティードリーマー』をきっかけにこの職業を目指すようになった。遠藤曰く「理詰めで作画をする」タイプである。仕事には手厳しいが酒には弱い。 『えくそだすっ!』第4話、第9話作監。遠藤からはその作画の方向性を巡って折り合いが悪いことを認識しているが、よく知っている間柄で、気にかけている様子が見られる。 木佐 光秀(きさ みつひで) 声 - 菅原雅芳 在宅アニメーター。原画マン。無責任に仕事を放棄することはしないものの作業は早いほうではなく、関係者の間では「木佐の『やってます』『あとちょっとです』は信用してはいけない」と有名。趣味はロードバイクで、ヒルクライムでトップに立つのが夢。アニメーションを作る理由を「自己表現」と語っている。 葛城 剛太郎(かつらぎ ごうたろう) 声 - こぶしのぶゆき ウエスタンエンタテイメントのメーカープロデューサー。心配性で、木下監督の納期が遅れかねない発言に毎度心を乱していた。『えくそだすっ!』二期の話題になったときには、苦い顔をしていた反面、『えくそだすっ!』最終話の編集シーンでは「プロデューサーでよかった」と感動を口にしている。渡辺と共に、『第三飛行少女隊』の映像化の仕事を武蔵野アニメーションで受注できるように動いていた。 アニメーションを作り続ける理由として、「刺激」を挙げ、「見る人に刺激を与えたいし、刺激を受けたい」からとしている。 稲浪 良和(いななみ よしかず) 声 - 岩田光央 音響監督。『第三飛行少女隊』オーディション会議では、スポンサーの利害や思惑を優先した選出に対し、「政治的なキャスティングは必ず露呈し、作品にプラスになることは無い」と苦言を呈し、「経験が少なくても、何かを持っている人は育てればいい」と語る。 百瀬 勇(ももせ ゆう) 声 - 井上文彦、興津和幸(回想) 長野県にある小諸スタジオの社長。元々は武蔵野動画で働いていた。 舞茸 しめじ(まいたけ しめじ) 声 - 興津和幸 シナリオライター。絵コンテが仕上がらない監督が、最終話の内容を変えたいと言い出したため、本田が呼び出し、ストーリーと脚本の調整を行った。筆記用具にポメラを使用している。過去に、監督やメインライターが降板した作品をピンチヒッターとして立て直した実績がある。 今井に師匠と呼びかけられるたびに、「師匠じゃねぇよ」とやんわり否定している。しかし、武蔵野アニメーション訪問時に課題を出す形でシナリオライターの先輩として面倒を見ている。 渥美 裕治(あつみ ゆうじ) 声 - 濱野大輝 美術担当。『第三飛行少女隊』の背景美術を担当することに決まった。空や雲の表現にこだわりがあり、どんなに描いても頭の中にある理想が完全に再現できない奥深さを魅力と語る。また、理想を再現できないながらも、作中で狙った効果が出ることに喜びを感じているとも語る。 その他スタッフ 山渕 篤(声 - 野瀬育二)、ミキサー。 大山 匠(声 - 高橋伸也)、音響効果。 藤 明日香(声 - 高橋李依)、ミキサー助手。 中田 恵理(声 - 伊藤静)、音響制作。 浜崎 五郎(声 - 濱野大輝)、作曲家。 中林 渉(声 - 興津和幸)、編集。
※この「社外スタッフ」の解説は、「SHIROBAKO」の解説の一部です。
「社外スタッフ」を含む「SHIROBAKO」の記事については、「SHIROBAKO」の概要を参照ください。
- 社外スタッフのページへのリンク