江戸前家 & 関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 22:55 UTC 版)
「瀬戸の花嫁の登場人物」の記事における「江戸前家 & 関係者」の解説
江戸前 留奈(えどまえ るな) 声:なし / 野川さくら 江戸前海系関東水中生物連合会会長の娘。準ヒロイン。ルナパパが海外人魚のため、ルナはハーフ。燦とは幼馴染で何かとライバル視する燦と同じく標準タイプの人魚。子供の頃、8年にわたり歌勝負で燦に負けていたため、自分の方が歌が上手いという事を証明するためにアイドル歌手となり、「LUNAR」として人気を得ている。トップアイドルに登り詰めた後も燦への対抗心は衰えることなく、自分が持っていないものをたくさん持っている(と思っている)燦をいつか見返すことを目標にしている。天才肌の燦に対して、留奈は地道な努力によって実力を磨いたタイプであり、そのことも燦に対する対抗心へと繋がっている。テレビでは控えめだが、地は女王様気質の高飛車な性格で、明乃評して「負の感情を煮しめたような奴」、「人間失格」。しかし、学校とアイドルを両立させるために必死で勉強したり、燦たちを巻き込んでドラマでの演技の練習をしたりと、前述通りの努力家。燦同様に人魚としての能力の詩を歌えるが、燦とは違い物理的攻撃力がある詩はない。だが、親衛隊やSPを引き連れて自分の手駒として扱っている。燦同様に水にかかるとすぐに人魚に戻ってしまう。 燦が埼玉に引っ越してからは、燦から婚約相手を奪うために東京湾から永澄の家に居候し、永澄たちと同じ学校、同じクラスに転入してくる。地が出ると自分のことを「私様(ワタクシさま)」と言う。シングル、アルバム共にオリコン1位を取るほどの人気で、そのため戦車も買える化け物カードを所持するほどのお金持ち。だが、もともとが組長の娘と言うこともあり、お金に関しては無頓着だが金持ちを鼻にかけるようなことはあまりない。スタイルのことを気にしており、そのことも燦に対抗心を燃やす一因となっている。仕事が忙しいのが主因で成績はあまりよくないが、開き直っているところもある。誕生日は誕生日会の話をしていなかった作者の都合で、燦と同じ3月3日になっている。永澄を「下僕」と呼び、当初は永澄を燦から奪う対象としか見ていなかったが、満潮家で一緒に暮らしていくうちに次第に彼に惹かれ、燦への当て付けとはいえ婚約発表をし、一度告白もしている(永澄には本気にはとられていない)。好きな男性のタイプは「キザで派手な大人の男性」。表向きは燦をライバル視しているものの本当は一番の親友と思っていて、恋愛抜きにしていつまでも3人一緒に居たいと思っているため、恋愛感情は自制してそれを表に出すことは滅多にない。父親ほどではないが不器用で、強がりを言ったり虚勢を張ったりすることが多い。何かと世話を焼いてくれる永澄の母には弱い。心配する父親の心情を察しつつも、その行きすぎた行動に耐えかねてよく殴る。 アニメ版では芸能界の仕事で忙しいものの7話で登場して以降、登校しない回にも何らかの形で登場しているが、17話以降の明乃メインの話には登場していない。アニメのみ電気アンマで永澄を責める場面があり、靴下を脱いで裸足になることでリミッター解除する。 人気投票では人気キャラ、人気コンビ共に3位である。本人いわく「テンション上がんねー」。 名前の由来はLuna=月。東京湾から来ている、かつては江戸城の前にあることなどから「江戸前」と呼ばれていた。 ルナパパ 声:なし / 玄田哲章 留奈所属事務所社長にして江戸前海系関東水中生物連合会会長。留奈の父親。建築土木業の社長も兼任している。名前が明かされていないため、永澄が「ルナパパさん」と呼んだのがそのまま使われている。人間に分類される登場人物たちは「ヒューマン」と呼ぶほか、会話に英単語を入れる。太平洋の血が流れていて外見は金髪の白人系、ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)を意識したキャラ。水銀の血が流れるとも言われ、「鋼鉄の男」と呼び恐れられている。娘のことを異常なほど大事に思っているが、不器用なので心の内を言葉で上手く表現することができず、影からこっそり見守る。また、親バカが行き過ぎているため、留奈の事となると周りにどんな被害がでようとおかまいなし。しかし、豪三郎と違って基本的に娘に対しては理解があるので留奈と永澄の結婚も認めたことがある。母親の存在がない留奈を不憫に思っている。50時間踊り続けても息切れすらしないなど、生き物らしからぬ体力、筋力を持つ。ライバルである豪三郎との対戦で互角の戦いを繰り広げていたり、熊やゴリラを一撃で倒したり、アニメ版ではバズーカや衛星レーザーの直撃にも耐えている。また最終回では目からレーザーを発射していた。 娘の気持ちを理解するために入手したギャルゲーの影響で、政曰く「お隣に住む幼馴染萌え」なセーラー服にコスプレしたことがあり、それ以降その姿で登場するが、留奈などはドン引きである。 登場時にはターミネーターのテーマ曲に似た曲が流れる。また「ターミネート!」と言いながらマシンガンをぶっ放すなど、ターミネーターのパロディ要素が多い。アニメ版では三河海よりも後に登場(初登場時はアメコミ調の演出であった)。 どの水生生物の魚人かは明らかにされていないが、「原作の木村先生が、あの、魚人の正体としてはルナパパはもう魚雷でいいって言ってましたよ。」と言う発言がある。 釜田(かまた) 声:なし / 眞嶋リョウ 留奈のマネージャー。女口調。人魚古代歌詞を知っており、戦いの詩や眠りの詩が効かなかったり、極道懇親会にも参加していたり、人魚と何らかの関係がある様子。
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