木造獅子頭
木造獅子頭
主名称: | 木造獅子頭 |
指定番号: | 1314 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1902.04.17(明治35.04.17) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | |
員数: | 1箇 |
時代区分: | 室町 |
年代: | |
検索年代: | |
解説文: | 室町時代の作品。 |
木造獅子頭
主名称: | 木造獅子頭 |
指定番号: | 3167 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1964.01.28(昭和39.01.28) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 下顎裏に正安三年九月彫刻の刻銘がある |
員数: | 1面 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 1301 |
検索年代: | |
解説文: | 鎌倉時代の作品。 |
木造獅子頭
主名称: | 木造獅子頭 |
指定番号: | 3433 |
枝番: | 00 |
指定年月日: | 1992.06.22(平成4.06.22) |
国宝重文区分: | 重要文化財 |
部門・種別: | 彫刻 |
ト書: | 上顎内面に正平十年の修理銘がある |
員数: | 1面 |
時代区分: | 鎌倉 |
年代: | 附 1355 |
検索年代: | |
解説文: | 獅子頭は楽舞や行道・神幸の先導者である師子役の用いる仮面で、正倉院宝物伎楽面中の九面を最古例とするが、実際に激しい動きを伴って使用されるものだけに傷むのも早く、古い遺品は少ない。これまで重要文化財に指定されているのは奈良・法隆寺の二面(平安時代)、広島・丹生神社(正安三年・一三〇一)および奈良・東大寺(室町時代)の三件に過ぎない。 本面はこの種の遺品中、大型の作で、檜材を用い、構造は頭部が上半左右二材、下半は両側各一材を寄せ鼻部等を矧ぎ足し、下顎部は左右二材を矧ぐ。舌・両耳を別材製とし、上下歯の噛合せ面に鉄板を取り付ける。表面は現状は黒漆塗(後補)。 作風的には弘安三年(一二八〇)銘の三重・伊奈冨神社の一面に近いが、鼻先が太短く奥行が前後につまったかさ高な全体の形に特色がある。太い眉、見開かれた眼、肉厚の口唇など大振りの目鼻立ちのうねりの強い形と頬やこめかみの隆起する筋肉の表現には生彩があり、その雄偉な造形は鎌倉時代のこの種遺品を代表するに足る。当社は正元元年(一二五九)頃、天神宮塔勧進が行われ(螺鈿勧進帳軸木銘)、本面はこうした造営機運のなかで制作されたものであろう。上顎内面の正平十年(一三五五)の修理銘は延宝七年(一六七九)再修理の際の重ね書きと見られるが、本面制作がこれよりかなり遡ることを示すものである。 附指定の獅子頭と鼻高面は共に正平十年の造立銘をもつもので、本面修理に合わせて新造されたものと考えられる。南北朝時代の基準作として貴重なものである。 |
木造獅子頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:27 UTC 版)
重要文化財。鎌倉時代。縦22.0センチ。吽形(閉口)の獅子の頭部である。その形状から見て、人が被る仮面ではなく、彫像の獅子の頭部であるが、その用途は判然としない。表面は素地を現し、彩色の痕跡もないため、未完成である可能性もある。鎌倉時代の作とみられる。
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