新伯林騒乱時
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 15:50 UTC 版)
ヘイゼル・ミリルドルフ 主人公。オスカーの娘で、異族。 猫の獣人と人間のハーフであり、恐怖を感じたり興奮したりすると猫に変身する特徴がある。 1937年時の異族判定の際、片目を失明し、強臓式義眼「救世者」を移植されている。 ハイリガーの娘とは同級生だった。 ダウゲ・ベルガー “野犬”の字名を持つ異族。強臓式武剣「運命」の所持者。 架空都市-倫敦の出身で、神の遺伝詞を持つが、能力的にはただの人間である。 元々は逃がし屋だったが、後に反独隊に入隊。重騎の扱いに長ける。 好きな言葉は「世界で二番」。決め台詞は「二度は言わない、忘れるな」。 ヘラード・シュバイツァー 独逸G機関空軍部所属の中尉(後に大尉)。“音速裁断師”の字名を持つ全方位結界師でもある。 ノイシュヴァンタインの竜害から病院を護る際、片腕を失い、巨大な強臓式義腕「英雄」を所持することに。 ベルガーとは高校の同窓。 ベルマルク・フィーア アインス式自動人形、ベルマルクシリーズの4番目。“射撃人形”の字名を持つ。 ヘラード・シュバイツァーの副官で、強臓式拳銃「魔弾の射手」の所持者。 マルシュ・ガント 独逸G機関開発部第二企画班長。強臓式航空戦艦「疾風」の設計者。 故人だが、意識遺伝詞が「疾風」に記乗している。ベルガーとは高校の同窓。 ベルガーの口癖である「二度は言わない、忘れるな」は元々は彼の口癖だった。 レーヴェンツァーン・ネイロル 独逸G機関の長。ヘルベルトの養子。 “速読歴”の字名を名乗るが、自身には予言を詠む能力はない。 強臓式心臓「新世界」を移植されている。 アルフレート・マルドリック 独逸G機関陸軍部第一師団・第一独立機動重騎小隊の小隊長。“皇帝剣”の字名を持つ。 喉を部品とした強臓式重騎「皇帝」(後に「皇帝・改」)に乗る重騎師。 ボルドーゾンから欧州五行総家を受けたマルドリック家の次男であり、幻崩の衛士としての任を務める。異族を嫌う。 救世者ゆかりの神形具「純皇」を操る五行師でもある。ベルガーとは高校の同窓。 ベルマルク・ナイン アルフレートの部下で、“人形双騎師”の字名を持つ自動人形。 E計画により脳と脊髄に分かれ、「蒼獅子・改」と「朱獅子・改」に合一している。 グラハム・カールスルーエ 独逸G機関副長にして全軍の総大将。カールスルーエ家の長男で、ローゼには「大兄様」と呼ばれる。 ローゼと同じく言障患者であるため、全身を義体化し、感情喪失機構を付けている。重騎「銀獅子」に乗る。 五大頂とG機関を組織し、フロウベルをその長に据えた。実質的なG機関の創設者。 ハイリガー・カールスルーエ カールスルーエ家の次男。ローゼには「小兄様」と呼ばれる。 独逸軍の中将だったが、後にグラハムの遺志を汲んでG機関総大将となる。“統率者”の字名を持つ。 過去にペイルとの戦闘で両腕を失い、強臓式義腕「悲愴」を装着している。 両肩に異族を材料とした、「悲愴」の仮発動/駕発動時に燃料として用いる言詞板を納めているが、右肩の二枚は妻と娘を加工したものである。 グラハムの機体を改造した「銀獅子・改」に記乗する。 ローゼ・カールスルーエ カールスルーエ家の末妹。強臓式ガルド級航空戦艦「葬送曲」を操る少女。 言障に犯されているため、「葬送曲」が完成するまではG機関の地下で眠っていた。 カール・シュミット G機関陸軍部長にして五大頂の一人。“鋼鉄騎師”の字名を持つ。ジャンヌの夫。 第一次大戦において身体を失い、「E計画」において巨大な緑色の重騎と合一している。 ヘルベルト・ミューラー G機関空軍部長にして五大頂の一人。“不動騎師”の字名を持つ。レーヴェンツァーンの義父。 リーリエ・テルメッツ G機関海軍部長にして五大頂の一人。“水流師”の字名を持つ。 風水師であり、涙を材料とした強臓式竪琴「月夜」を用いて水竜を生む。 ガリュー・ビッツマン G機関情報部長にして五大頂の一人。“千里眼”の字名を持つ。 特殊な紋章術を自在に操る。 コンラート・エルリッヒ G機関開発部長にして五大頂の一人。“穴熊”の字名を持つ。 技術を愛する技術者であり、日本の神器を改良したり、独断で「疾風」を改造したりする。 ジャンヌ・シュミット G機関陸軍部副部長。“鋼華”の字名を持つ。 カールの妻で、リーリエとは知己の仲である。 コレール・セバン 反独隊大尉。輸送機rb-21の艦長。伝式四十七符を操り、“高空魔術師”の字名を持つ。 ペイル・ホース “人狼将軍”の字名を持つ異族。元は傭兵だったが、後に反独隊長となる。 両腕は義腕「第三月帝」。また、過去にハイリガーとの戦闘で右目を潰され、隻眼となっている。 “先生”(レーラア) 反独隊の隊員。“先生”の字名を持つ五行師。ベルガーと仲がいい。 エリンギウム・エルダーリンク 図書館司書の娘で、異族。 かつてベルガーやヘラード、アルフレート、マルシュの友人だった。彼ら4人に重要な「約束」を課している。 ある事件がもとで記憶を失っている。また、体に大きな傷痕を持つ。1942年に結婚。旧姓はイルヘイム。 ロバート・E・クーラーズ 反独隊の隊員。コレールの部下。 通信士として教育派遣されていた対月光試験航空団の唯一の生き残りとなり、後に地上部隊へ入る。 新伯林騒乱後、NUSIF(新反独隊)の大佐となる。 BENDAUGHTER-EAST(ベンドゥーター・イースト) 自動人形。英国ビッグベン3姉妹の一人で、東方の役。「大時報」に搭載された準言詞塔砲の加圧を行う。 村長 ボルドーゾンに存在する「免罪の村」の村長。ボルドーゾン家、テルメッツ家と親睦がある。 ダイアナ・ミリルドルフ 架空都市-倫敦出身の猫人。オスカーの妻であり、ヘイゼルの母親。 1937年にオスカーと共に米国へ亡命している。オスカーとは12歳差である。 ハインツ・ベルゲ 最強の称号を持つ騎師。「閉鎖都市 巴里」の項を参照。 ミハイル・シュリアー マイアーの孫。新伯林騒乱の顛末を追い記す。父はマクシミリアン。
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