指定管理者制度導入後(2006-)
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「多治見市図書館」の記事における「指定管理者制度導入後(2006-)」の解説
2006年(平成18年)1月には多治見市と土岐郡笠原町が合併したことで、笠原町中央公民館図書室が多治見市図書館笠原分館に改称された。同年4月には本館とこども情報センターに指定管理者制度が導入され、財団法人多治見市文化振興事業団が受託者となった。2007年(平成19年)4月にはこども情報センターがリニューアル開館した。2008年(平成20年)4月には笠原分館にも指定管理者制度が導入され、本館同様に財団法人多治見市文化振興事業団が受託している。 2009年(平成21年)2月には笠原分館に蔵書検索システム(OPAC)が導入された。2009年度(平成21年度)には子どもの読書活動優秀実践図書館として文部科学大臣表彰を受けた。ブックスタート事業、おすすめ絵本の紹介、分館での中高生向け図書の所蔵、よみきかせ事業などが評価された。2011年(平成23年)4月には本館・こども情報センター・笠原分館の指定管理者の更新時期を迎え、再び公益財団法人多治見市文化振興事業団が受託した。同時に利用者カードをリライト式に変更している。 2012年(平成24年)11月にはカーリルタッチサービスを開始し、図書の検索時に館内のどの場所にあるか画面に表示される機能が加わった。2015年(平成27年)9月には多治見市に本社を置くヤマカ興産がネーミングライツを取得し、まなびパークたじみの命名権名称がヤマカまなびパークとなった。10月には1階のカフェ「ママズプラス」を運営するNPO法人ママズカフェと連携して、「ママズプラス」に司書が本を紹介するコーナーを設置した。 “司書が足で稼ぐ収集活動は、ほかの図書館に極めて示唆的。地域の産業に根差し、ビジネス、産業支援として図書館が取り組むべき課題に明確に向き合っている” — Library of the Year 2017大賞受賞時の短評 2015年11月にパシフィコ横浜で開催された図書館総合展では、長年に渡って地道に収集してきた陶磁器資料コレクションが高く評価され、NPO法人知的資源イニシアティブが主催するLibrary of the Yearの大賞を受賞した。2016年(平成28年)4月には本館・こども情報センター・笠原分館の指定管理者の更新時期を迎え、みたび公益財団法人多治見市文化振興事業団が受託した。2016年(平成28年)1月にはヤマカグループ代表の加藤智子から1,000万円の個人寄付を受け、2017年(平成29年)2月には絵本などの「やさしすと文庫」の設置、おはなしのへやのリニューアルなどを行った。
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指定管理者制度導入後(2009年 - )
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「蒲郡市立図書館」の記事における「指定管理者制度導入後(2009年 - )」の解説
2009年(平成21年)4月には図書館の運営に指定管理者制度を導入し、NPO法人ブックパートナーを指定管理者に選出した。これを機に開館時間を「10時-19時」から「9時-19時」に延長している。一般室にレファレンスカウンターを設置し、インターネット専用パソコンを2台設置している。同年8月には開館40周年を記念して「ちびっこ司書」や「図書館探検ツアー」などのイベントを開催した。同年11月には蒲郡市内にキャンパスを有する愛知工科大学附属図書館と蔵書共同利用協定を締結した。 2010年(平成22年)910月には児童文学評論家の赤木かん子を講師に招いた図書館文学講座を開催した。2011年(平成23年)9月には歌人の穂村弘を講師に招いた図書館文学講座を開催し、10月には絵本作家のいわむらかずおを講師に招いた講演会を開催した。2012年(平成24年)4月には再びNPO法人ブックパートナーを指定管理者に選出した(3年間)。2013年(平成25年)4月には「子どもの読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣賞を受賞した。ジャーナリストの猪谷千香の著書『つながる図書館』(筑摩書房、2013年)では蒲郡市立図書館のレファレンス事例が紹介されている。2014年(平成26年)8月には蒲郡市出身の漫画家である大橋裕之の展示会を開催した。 2015年(平成27年)4月には再びNPO法人ブックパートナーを指定管理者に選出した(5年間)。2015年度(平成27年度)には国立国会図書館レファレンス協同データベースへの年間登録数が200点を超えたため、国立国会図書館から初めて感謝状を贈られた。同年度に愛知県の公共図書館で感謝状を贈られたのは、愛知県図書館・名古屋市鶴舞中央図書館・蒲郡市立図書館の3館のみである。 2016年(平成28年)3月には公衆無線LANの利用を開始し、4月には国立国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービスの利用を開始した。同年5月頃には、図書館司書に「魔法が使えるようになりたい」と聞いた6歳男児への対応が心温まる話であるとしてネット上で話題となった。同年9月11日には旅行ライターの石田ゆうすけを講師に招いて図書館文学講座を開催した。 2017年(平成29年)4月には5年連続で国立国会図書館レファレンス協同データベースへの貢献に対する感謝状を贈られた。同年5月には名古屋スリバチ学会と共同で、「蒲郡凸凹(でこぼこ)地形さんぽ」と題して形原地区と三谷地区のまちあるきを行う全2回の講座を開催した。
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