指定管理者制度の導入と見直し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 10:23 UTC 版)
「足利市立美術館」の記事における「指定管理者制度の導入と見直し」の解説
足利市は地方自治法改正を受け、2006年(平成18年)度に指定管理者制度を導入した。これにより、当時の学芸員は指定管理者となった組織(財団法人足利市みどりと文化・スポーツ財団)へ派遣された。 しかしながら、3年間の指定期間では学芸員の育成は困難で、企画展などの中長期的な視点で運営する必要のあるものへの責任を財団では負えないことから、2009年(平成21年)度の更新時に市営に戻した。指定管理者制度は数年ごとの運営主体見直しを要するものであり、継続して運営される保証がないと市民の信頼を得られず、作品の寄贈などにも影響を与えかねない、という判断もあった。
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