うさ‐はちまん【宇佐八幡】
読み方:うさはちまん
⇒宇佐神宮
宇佐神宮
(宇佐八幡 から転送)
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宇佐神宮(うさじんぐう)は、大分県宇佐市にある神社。式内社(名神大社3社)、豊前国一宮、勅祭社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。
- ^ スサノオの子・五十猛命が始祖とされる氏族で、当初は香春岳山麓に住み、その後現在の中津市大貞薦神社で神官もしくは巫女を務めていたとされている。
- ^ 例えば豊臣政権期に黒田氏が中津に赴任してきた際、大宮司家のひとつ宮成氏や坊官家の時枝氏が黒田氏の配下に入ったことが知られている。
- ^ ちなみに神社としての石清水八幡宮はもともと宇佐神宮から八幡神を分霊したものであり、宇佐神宮のほうが本社である。しかし寺院としては宇佐八幡宮弥勒寺が石清水八幡宮護国寺の末寺という関係にあり(いずれも天台宗)、石清水八幡宮のほうが京に近く朝廷から直接崇敬されたこともあり、その後も「どちらが格上か」については宇佐神宮と石清水八幡宮の間で意見の相違があった。
- ^ 管理団体指定告示は昭和58年6月17日文化庁告示第12号
- ^ 平成25年6月19日文部科学省告示第113号
- ^ 管理団体指定告示は昭和58年6月17日文化庁告示第12号
- ^ “宇佐市について”. 宇佐市観光協会. 2012年1月1日閲覧。 “古代より栄え-、神仏習合の八幡神が誕生し-、内なる伊勢、外なる八幡の二所宗廟として発展-”。
- ^ 『扶桑略記』(『東大寺要録』、『宮寺禄事抄』)。
- ^ 稲積六神社・稲積神社)は、宇佐市宇中561。乙咩神社は同下乙女宮本1343。酒井泉神社は、同辛島泉1。郡瀬神社は、同樋田字瀬社187-1。鷹居社は、同上田字1435。
- ^ 「松崎八幡宮」(山口県萩市須佐)。須佐神社(島根県出雲市佐田町須佐)は『出雲国風土記』に須佐社として掲載。
- ^ a b ““神義”なき戦い!? 世襲家vs神社本庁の深い対立”. ZAKZAK (夕刊フジ). (2009年3月16日). オリジナルの2016年9月20日時点におけるアーカイブ。 2024年1月17日閲覧。
- ^ 宇佐神宮:80代宮司に穴井さん[リンク切れ]毎日新聞、2009年3月4日
- ^ a b 宇佐神宮の宮司職 法廷闘争へ【大分のニュース】 大分合同新聞[リンク切れ]
- ^ 宇佐神宮:宮司が2人 神社本庁VS氏子総代会 法廷闘争も[リンク切れ]毎日新聞、2009年3月9日
- ^ 宇佐神宮:後継争い、訴訟も検討 新宮司選出に世襲側反発[リンク切れ]毎日新聞、2009年3月8日
- ^ 読売新聞、2011年11月29日
- ^ 大分・宇佐神宮宮司訴訟:世襲家側の敗訴が確定毎日新聞、2013年5月10日
- ^ 宇佐神宮また火種 市民「早く正常化を」大分合同新聞社、2013年10月1日
- ^ “宇佐神宮の世襲家を権宮司から免職 神社本庁、異例の措置に「やむを得ず」”. 産経ニュース (産経新聞). (2014年5月27日). オリジナルの2014年5月27日時点におけるアーカイブ。 2016年5月3日閲覧。
- ^ “宮司が辞任意向 宇佐神宮”. 大分合同新聞. (2016年2月11日) 2016年7月23日閲覧。
- ^ “宇佐神宮:穴井宮司が退職願 神社本庁に後継要請も 県支部など反対表明 /大分”. 毎日新聞. (2016年2月12日) 2016年7月23日閲覧。
- ^ a b “宇佐神宮:穴井宮司の退職願受理 後任に小野氏”. 毎日新聞. (2016年2月19日) 2016年7月23日閲覧。
- ^ 神社本庁「恐怖政治」の実態、地方の大神社で全面戦争も ダイヤモンド・オンライン、2017年7月5日
- ^ 絶縁状態 宇佐神宮と県神社庁支部、宮司就任を機に 支部側「祭り協力しない」/神宮側、歩み寄る気配なし /大分 毎日新聞、2016年6月7日
- ^ 摂社に関しては、公式サイトのほか、宇佐八幡摂末社(国東半島かぜ発信[個人サイト])、宇佐神宮(玄松子[個人サイト])を参考に記載。
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