八幡宇佐宮御託宣集とは? わかりやすく解説

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はちまんうさぐうごたくせんしゅう 【八幡宇佐宮御託宣集】


八幡宇佐宮御託宣集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 07:34 UTC 版)

八幡宇佐宮御託宣集』(はちまんうさぐうごたくせんしゅう、宇佐八幡宮託宣集)は、宇佐神宮の縁起書。鎌倉時代正和2年(1313年)に神吽が撰した。16巻。

八幡縁起

鎌倉時代の『八幡宇佐宮御託宣集』には、多くの史料による記述が取り入られ、一層合理化されているが、その外「一云」も多く記されていて、八幡宇佐宮御託宣集には、大神比義命によって始まった八幡神発現伝承も十二ヵ所に見え、鎌倉時代迄には多くの伝承が語り継がれてきた事が分かる。要するに八幡縁起には、815年(弘仁6年)『大神清麻呂解状』=『弘仁官符』、844年(承和11年)奥書のある『宇佐八幡宮彌勒寺建立縁起』=『承和縁起』、『扶桑略記』、『東大寺要録』、『石清水文書』の『宮寺縁事抄』等を統合し合理化し神吽の『八幡宇佐宮御託宣集』で大成された。[1]

現存(写本)

脚注

  1. ^ 中野幡能「八幡神の縁起」『八幡信仰』塙書房〈塙新書〉、1985年、24-32頁。ISBN 4-8273-4059-5 

参考文献

関連項目



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