道鏡事件とは? わかりやすく解説

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宇佐八幡宮神託事件

(道鏡事件 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 07:04 UTC 版)

宇佐八幡宮神託事件(うさはちまんぐうしんたくじけん)は、奈良時代神護景雲3年(769年)、宇佐八幡宮より称徳天皇(孝謙天皇の重祚)に対して「道鏡が皇位に就くべし」との神託を受けて、弓削道鏡が天皇位を得ようとしたとされ、紛糾が起こった事件である。道鏡事件とも呼ばれる。同年旧暦の10月1日11月7日)に称徳天皇が詔を発し、道鏡には皇位は継がせないと宣言したため、事件の決着がついた。


  1. ^ 続紀没伝
  2. ^ 中野幡能『道教天位託宣』
  3. ^ 現代の観点からは子供じみた嫌がらせのようにも思える改名だが、名前には言霊が宿ると考えられていたため、当時は十分意味のある処罰であった。
  4. ^ 坂本太郎以来、これを道鏡への譲位断念と解釈されるが、細井は皇族の軽挙を戒めているが、天皇が意中の人物(道鏡を含めて)を求める旨を強調したに過ぎないとする。


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