四重禁戒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/19 00:18 UTC 版)
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四重禁戒(しじゅうきんかい)(梵 pārājika)とは、仏教の律(vinaya, 毘奈耶)において、違反した場合には僧団(サンガ)より追放される非常に重い罪となる4ヶ条の条項である。四重禁、波羅夷とも称される。
四重禁の戒相
出家者(比丘)に対しては次の4か条が禁止されている。
- 婬(異性、同性との性交渉、あるいは獣姦をおこなうこと)
- 盗(与えられていない物を、自分の物とすること)
- 殺人(故意に人を殺す、あるいは他人に殺させること。自殺教唆も含む)
- 大妄語(実際は違うにもかかわらず、「私は悟りを開いた」と自称すること。ただし、錯乱状態や未熟ゆえに自信過剰な者は除く)
脚注
関連項目
- 四重禁戒のページへのリンク