司馬懿派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 14:26 UTC 版)
司馬懿 仲達(しばい ちゅうたつ) 声 - 斎賀みつき 許昌学院の軍師。2年生。Bランク。6月20日生まれ。AB型。身長164cm。B:87・W:58・H:85。 影の支配者。その知略は賈詡でも読み取れない(とはいえ、それなりに勘繰ってはいる)。原作ではイジメにより暴走した典韋を止めるために両足を失っているが、アニメ版では両足が健在で車椅子に乗っている。また、『DD』では首元から下腹部にかけてコウモリの羽根に似た刺青を入れている。軽音部に所属していたらしく、エレキギターが得意。 聖母のように穏やかな女性に見えるが、本質は極めて冷酷非情であり、部下も戦闘における駒としか考えていない。龍に怯える曹操を一時は操っていたが、彼女が龍の力を押さえ込んだ以降は完全に立場が逆転してしまっている。『DD』終盤では、赤壁の戦いによって肉体が消滅した。 原作では正体は魏諷 子京であり、献帝は別人で判明した。献帝(けんてい)<『XX』> 声 - 斎賀みつき 後漢王朝最後の皇帝。素顔を仮面で隠し、典韋の前では司馬懿を名乗っている。典韋を組織に引き入れた。典韋からは「マリア様」と呼ばれている。 南蛮高校の孟獲と孟優の前に突如姿を現し、彼女達を引き連れて南蛮高校を拠点に大闘士大会を主催する。だが実態は、死者の復活に必要となる肉体と血のために大闘士大会の名を騙り、さ迷う怨念の魂を入れるために用意された肉体とそれに必要な闘士の血を用意して禁忌である反魂の術(死者再生の儀式)で死者を甦らせ、全ての闘士達を滅ぼそうと企んでいた。 正体は司馬懿。赤壁の戦いで肉体が消滅して行き場を失った司馬懿の魂は、地獄の底でさ迷いながら叫び続けていた。その声に答えた者達の力が一体となり、身体を作り上げた。 最後は伯符との戦いに挑むが、彼女が戦いから身を引いたことで伯符に最後の言葉を残し、その場から消滅する。 典韋(てんい) 声 - 高橋美佳子 許昌学院の闘士。中等部3年生。特Aランク。11月5日生まれ。AB型。身長155cm。B:70・W:52・H:73。 中学生闘士では唯一の特Aランク(既に数人殺害している)。司馬懿を慕っている。カトリックであり、たびたび聖母マリアを崇める発言が多い。本作初のゴスロリキャラクターで、常にその種の格好をしている。主な武器は、弓とエレキギターに仕込んだ剣。性的虐待を行っていた父親を殺害した過去を持つことから、学内でイジメに遭っていた。玉璽を求めて呂蒙に襲い掛かるが、黄忠(『DD』では趙雲)に妨害され、さらに龍の力が覚醒した呂蒙に圧倒された。その過程で原作では右腕を失うが、アニメ版では無事だった。人気投票では9位→ランク外。 『XX』では献帝を司馬懿と思い込み、忠実な部下となる。馬超との戦いに挑むが、彼女の衝撃波によって崩れた壁から森の闇へ落下し、消息不明に。最終話では司馬懿の悪霊に自身を乗っ取られ、許昌学院の生徒を闇討ちする。最後には馬超を襲うが、その場にいた曹操によって司馬懿の悪霊は完全に消滅させられ、典韋は彼に引き取られた。その後、OVA『血風録』では健在で、曹操に付き従っている。 張遼 文遠(ちょうりょう ぶんえん) 声 - 水島大宙 許昌学院の闘士。1年生。Aランク→特Aランク。 文武に長けた闘士。郭嘉の後任だが、司馬懿一派の1人でもある。身体的な容姿は短髪の金髪、浅黒い肌、長身、ジャージ姿が特徴。年上には敬語を使うなど礼儀正しいが、敵対する人物や信用できない者にはタメで話す(周瑜や荀攸には「さん」付けしている)。初登場時は賈詡の服をいきなり剥くというセクハラ行為を行っており、曹操派の参謀である郭嘉と賈詡を見下した。一応は曹操の信も得ているようで、原作では賈詡ら曹操派の幹部と共に名指しで忠臣扱いを受けている。 周囲の物の氣を操る力を持ち、赤壁の戦いの最中において特Aランクへ昇格した。 典韋を「典ちゃん」と呼んでおり、『DD』では、エピローグで典韋と共に牧場を訪れ、親しくしている様子が描かれた。『XX』では回想の1シーンにしか登場せず、物語上には登場しない。OVA『EE』では許褚のピンチに仲間と共に駆け付けた。 張郃 儁乂(ちょうこう しゅんがい) 声 - 中村浩太郎 許昌三柱神の1人。3年生。Aランク。拷問部所属(『勾玉列伝』)。7月29日生まれ。B型。180cm。 三柱神の中で唯一の司馬懿派。徐晃とは対照的に色黒の肌に坊主刈りが特徴。原作では張飛を襲おうとして、逆に復活した太史慈に倒される。言動から察すると粗暴さが目立つが、『DD』ではエピローグにて徐晃や楽進らと共に座禅していたり、『XX』では修行の旅に出ていたりと、原作より良心的な性格をしている。 蜴頓(とうとつ) 声 - 不明 烏丸高校の頭主。1年生。 烏丸族(うがんぞく)の頭領だが、曹操に烏丸高校を傘下にされ手下となった。サングラスと長髪が特徴。グリーン色の雷撃系の超圧光球の技を持つ。原作では南陽闘士狩りをしていた夏侯惇を裏切り、周瑜を拉致したが、彼を傷付けたことが原因で曹操から除名処分を受ける。それを逆恨みして曹操の殺害を試みるも、返り討ちにあい内臓を破裂させられ死亡。 『DD』では曹操に無断で、トイレの真っ最中だった孫策を闇討ちしようと企むが、そんな騒ぎに駆け付けた彼女の母である呉栄をババア呼ばわりしたことで、返り討ちに遭う。その後、闇討ちの件が曹操(正確には曹操のもう一つの人格)の怒りを買い、烏丸族全ての者が身体を真っ二つに斬殺された。 なお、本来は「蹋頓」または「蹹頓」の表記が正解であるが、『DD』のクレジット上では上記の文字が使われた。
※この「司馬懿派」の解説は、「一騎当千の登場人物」の解説の一部です。
「司馬懿派」を含む「一騎当千の登場人物」の記事については、「一騎当千の登場人物」の概要を参照ください。
- 司馬懿派のページへのリンク