ちょう‐りょう〔チヤウリヤウ〕【張良】
読み方:ちょうりょう
[?〜前168]中国、前漢創業の功臣。新鄭(河南省)の人。字(あざな)は子房。韓の貴族の出身で、秦の始皇帝の暗殺に失敗後、劉邦の謀臣となって秦を滅ぼし、さらに鴻門(こうもん)の会では劉邦を危急から救った。漢の統一後は留侯に封じられた。
謡曲。四番目、五番目物。観世信光作。黄石公が川に落とした沓(くつ)を漢の張良が取って履かせ、人柄を認められて太公望の兵法の奥義を授かる。
ちょう‐りょう〔チヤウ‐〕【張陵】
読み方:ちょうりょう
中国、後漢末の道士。五斗米道(ごとべいどう)の開祖。沛(はい)(江蘇省)の人。蜀(しょく)の鶴鳴山に入って仙道を学び、治病のための符と道書を広めて教団を組織。のち尊ばれて天師と称された。張道陵。生没年未詳。
ちょう‐りょう〔テウリヤウ〕【跳×梁】
ちょうりょう 【張陵】
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