こうもん

デジタル大辞泉

こう‐もん〔カウ‐〕【^▽告文】

読み方：こうもん

１ 神に対して申し上げること・願いごとなどを書き記した文書。つげぶみ。こうぶん。

２ 自分の言動に虚偽のないことを、神仏に誓ったり、相手に表明したりするために書く文書。起請文(きしょうもん)。こうぶん。

こう‐もん【孔門】

読み方：こうもん

孔子の門下。

こう‐もん【後門】

読み方：こうもん

うしろの門。裏門。「前門の虎(とら)、—の狼(おおかみ)」

こう‐もん〔カウ‐〕【校門】

読み方：こうもん

学校の門。

こう‐もん〔カウ‐〕【^×肛門】

読み方：こうもん

消化管の終わりにある、大便の出口。直腸の末端が皮膚に開口する所。しりの穴。

こう‐もん〔カウ‐〕【衡門】

読み方：こうもん

2本の柱に横木をかけ渡しただけのそまつな門。転じて、貧しい者または隠者の住居をいう。冠木門(かぶきもん)。

こう‐もん〔カフ‐〕【^×閘門】

読み方：こうもん

１ 運河・放水路などで、水量を調節するための堰(せき)。

２ 運河・河川などの、水面に高低差のある場所で、水面を昇降させて船を行き来させるための装置。閘室とよぶ前後を扉で仕切った水面に船を入れ、扉の開閉によって水位を昇降させてのち、一方を開いて船を進める。

東京・江東区の扇橋閘門

こう‐もん〔カフ‐〕【^×閤門】

読み方：こうもん

内裏(だいり)の内郭の門。承明・長楽・永安・玄輝・安喜・徽安(きあん)・宣陽・嘉陽・延政・陰明・武徳・遊義の12門。

こうもん【鴻門】

読み方：こうもん

中国陝西(せんせい)省臨潼県東部の地名。

こう‐もん〔クワウ‐〕【黄門】

読み方：こうもん

中納言の唐名。唐の黄門侍郎(こうもんじろう)という官職と職掌が似ているのでいう。

《中納言であったところから》徳川光圀(とくがわみつくに)の通称。水戸黄門。

世界宗教用語大事典

こうもん 【告文】

日本で、神仏に祈願の意を述べる文書。神仏に告げ奉る文。つげぶみ。

PDQ®がん用語辞書

肛門

【仮名】こうもん
【原文】anus

体外へとつながる直腸の開口部。

経穴辞典

肓門 （こうもん）

第１、第２腰椎棘突起間の外３寸
→Bladder Meridian

隠語大辞典

後門

読み方：こうもん

1. 後庭華、つまり男色のこと。「表門」に対する「うら門」のこと。〔風流〕

黄門

読み方：こうもん

1. 黄門。受胎せしめ得ざる性的不具の男。無精虫の生殖不能症。「独寝」に「仏語にて之を黄門といふ」とあり。
2. 受胎せしめ得ざる不具の男。
3. 有婦の男子で、子のない人のこと。「子を産まん」にもじつたもの。

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公門

姓	読み方
公門	こうもん

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

こうもん

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 06:58 UTC 版)

同音異義語

こうもん

• 【公門】公（おおやけ）の門。
• 【告文】神仏に祈願を告げ奉る文。
• 【孔門】孔子の門下。
• 【後門】うしろの門。
• 【校門】学校の門。
• 【肛門】消化器官の末端、大便の出口。
• 【衡門】門柱に冠木を渡した門。
• 【閘門】運河などで水量を調節するための水門。
• 【閤門】玄輝、安喜、徽安、宣陽、嘉陽、延政、承明、長楽、永安、陰明、武徳、遊義の門の総称。
• 【鴻門】中国陝西省西安市にある地名。鴻門の会の場。
• 【黄門】中納言の唐名。