はん‐しゅうきょうかいかく〔‐シユウケウカイカク〕【反宗教改革】
対抗宗教改革
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対抗宗教改革(たいこうしゅうきょうかいかく)は、16世紀のトリエント公会議を頂点としたカトリック教会内の改革刷新運動のこと。かつては反宗教改革という語が用いられていたが、近年の研究の結果、改革運動は宗教改革より以前に始まっていたことがわかり、カトリック改革とも呼ばれるようになってきている。
- ^ 増田祐志編『カトリック神学への招き』上智大学出版、2009年4月10日。71-72頁。
- 1 対抗宗教改革とは
- 2 対抗宗教改革の概要
- 3 意義
- 4 トリエント公会議
- 5 参考文献
反宗教改革
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カトリック教会が宗教改革に対抗して運動を始めた。トリエント公会議をきっかけに、建築や絵画が重要な位置を占めるようになった。絢爛豪華で力強い教会堂を誇り、教義の重要性を激情的な絵画や彫刻で語った。 1506年に着工されたローマのサン・ピエトロ大聖堂はその事情を反映している。 ティツィアーノ・ヴェチェッリオの「聖母被昇天」には、カトリック絵画の特徴が現れている。 ミケランジェロ・ブオナローティの「メーディチ家礼拝堂」の彫刻、「最期の審判」の壁画などの作品は、当時の芸術に影響を与え、美術史上は大きな貢献であるが、ローマ・カトリックの主流ではなかった。
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