出場者・審査員に関する特記事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 18:14 UTC 版)
「M-1グランプリ2020」の記事における「出場者・審査員に関する特記事項」の解説
第12回(2016年)以来、4大会ぶりに吉本以外の事務所所属から複数組決勝進出した。タイタン、SMA所属の芸人が初めて決勝進出した(前者はウエストランド、後者は錦鯉)。 グレープカンパニー所属の決勝進出コンビ(東京ホテイソン)は、第12回(2016年)のカミナリ以来、2組目。 初めてピン芸人同士のユニットが決勝進出した(おいでやすこが)。また、ユニットが最終決戦進出を果たしたのも史上初である。 第9回(2009年)以来、7大会ぶり(11年ぶり)に返り咲きの決勝進出コンビが複数組出た(アキナ、マヂカルラブリー)。 40代での決勝進出者が5名と過去最多となった(おいでやすこが、アキナ・山名文和、錦鯉)。中でも錦鯉・長谷川雅紀は、第14回のギャロップ・毛利大亮(当時芸歴20年)が保持していた決勝進出最長芸歴記録と、第6回(2006年)の変ホ長調・小田ひとみ(当時41歳)が保持していた決勝進出最年長記録をそれぞれ大幅に更新する、芸歴25年・49歳での決勝進出となった。また、相方の渡辺隆も芸歴20年・42歳での決勝進出のため、コンビで決勝進出最長芸歴記録・決勝進出最年長記録を更新した。 第11回(2015年)以来、5年ぶりに最終決戦経験コンビが決勝進出しなかった。さらに第12回(2016年)以来、4年ぶりにラストイヤーのコンビが決勝進出しなかった。 初めて敗者復活組がトップバッターになった。また、トップバッターが決勝進出経験コンビとなったのは、第9回(2009年)以来7大会ぶり(11年ぶり)である。 出場者の出番が確定後、控室から舞台のあるスタジオまでの通路を出番の出場者が移動する様子が放送されるようになった。 第12回(2016年)以来、4年ぶりに同点を獲得したコンビが同時に出た(ニューヨークとオズワルド、アキナとウエストランド)。さらに第13回(2017年)以来、3年ぶりに同点かつ高い点数を付けた審査員の数が同じコンビが出た(ニューヨーク、オズワルド)。ニューヨーク、オズワルドの2組は同点5位の扱いとなり、公式サイトの得点表では出番が先だったニューヨークの方が上に記載された。 ウエストランドの「9位」は、最終出番のコンビの順位の最低記録である。 大会史上初めて、最終決戦進出コンビが連続したネタ順で登場した3組となった。 第6回(2006年)以来10大会ぶり(14年ぶり)に、ファーストラウンド7組目以降のコンビが暫定ボックスに入れなかった。 シード制導入以来初めて、2年連続でノーシードのコンビがファーストラウンドを1位通過を記録した(第15回:ミルクボーイ、第16回:おいでやすこが)。 この回の上沼の最高評点(95点)と最低評点(92点)の差は3点で、1人の審査員の評点差としては過去最少である。 マヂカルラブリーは最下位と優勝を両方経験した唯一のコンビである。大会史上初めて決勝返り咲き組で優勝したコンビとなった。 野田クリスタルがR-1ぐらんぷり優勝後にM-1グランプリで優勝を果たし、二冠を達成した。M-1とR-1の二冠は粗品(霜降り明星)以来2人目。同年に賞レース二冠獲得は史上初。また、野田はマヂカルラブリーとしてキングオブコントにも決勝進出しているため、M-1グランプリ、R-1ぐらんぷり、キングオブコントの3つの大会全てで決勝進出した唯一の芸人となった。 非関西出身芸人の優勝は第13回(とろサーモン)以来、3大会ぶり6組目。東京吉本出身の優勝は第11回(トレンディエンジェル)以来、2組目。野田は神奈川県出身、村上が愛知県出身であり、村上は愛知県出身者として初の優勝者となった。 第8回(2008年)から9大会連続で吉本興業所属のコンビが優勝した。また、第14回(2018年)からNSC出身者ではないコンビが3年連続で優勝している(霜降り明星、ミルクボーイ、マヂカルラブリー)。 最終決戦で審査員7人の票が3-2-2に割れたのは史上初。これにより、最終決戦で全てのコンビに複数の票が入ったため、マヂカルラブリーは過半数以下の得票で優勝した唯一のコンビとなった。 5大会連続で、松本が最終決戦で票を入れたコンビが2位となった(第12 - 14回:和牛、第15回:かまいたち、第16回:おいでやすこが)。 今大会のみ過去の準決勝進出組の中で出場資格があるコンビ全てに特例でシード権が与えられ、特例シード権を得たコンビの中から前回は大会を欠場したアキナと前回は準々決勝敗退だったウエストランドが決勝に進出した。
※この「出場者・審査員に関する特記事項」の解説は、「M-1グランプリ2020」の解説の一部です。
「出場者・審査員に関する特記事項」を含む「M-1グランプリ2020」の記事については、「M-1グランプリ2020」の概要を参照ください。
出場者・審査員に関する特記事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:19 UTC 版)
「M-1グランプリ2021」の記事における「出場者・審査員に関する特記事項」の解説
他事務所所属(吉本興業以外所属)のコンビが5組(敗者復活組を含む)決勝進出した。これは第2回(2002年)に並び最多タイで、事務所数の6社は過去最多である。第4回(2004年)のアンタッチャブル以来、実に13大会ぶり(17年ぶり)にプロダクション人力舎所属のコンビが決勝進出した(真空ジェシカ)。人力舎所属の決勝進出コンビは、第2回(2002年)のおぎやはぎを含めて3組目。 第8回(2008年) - 第10回(2010年)のナイツ以来、7大会ぶり(11年ぶり)にマセキ芸能社所属のコンビが決勝進出した(モグライダー)。 2年連続でグレープカンパニー所属のコンビが決勝進出した(ランジャタイ)。グレープカンパニー所属の決勝進出コンビは、第12回大会(2016年)・第13回大会(2017年)のカミナリを含めて3組目。 SMA所属の錦鯉が2年連続で決勝進出した。 ワタナベエンターテインメント所属のハライチが、初めて敗者復活からの返り咲きで決勝に進出した。非吉本勢の敗者復活組は第8回(2008年)のオードリー以来で、9大会ぶり(13年ぶり)5度目。第6回(2006年)以来、実に11大会ぶり(15年ぶり)にラストイヤーが敗者復活戦を制した。 ハライチは5回目の決勝進出となり、自身が持つ非吉本勢での最多決勝進出回数を更新した。 敗者復活戦勝者が前年の決勝出場組でなかったのは、第11回(2015年)以来6年ぶり。 エントリーナンバーが1桁のコンビが初めて決勝進出した(もも)。 ゆにばーすが3大会ぶりに決勝進出し、男女コンビの決勝進出回数が南海キャンディーズに並んで最多タイの3回となった。 東京からの決勝進出コンビが過去最多の8組(敗者復活組を含む)となった。 2大会連続で最終決戦経験コンビが決勝進出しなかった。 第5回(2005年)以来、12大会ぶり(16年ぶり)に出場時のせり上がりが回転式となった。 2大会連続でグレープカンパニー所属で初出場のコンビが最下位となった(第16回:東京ホテイソン、第17回:ランジャタイ)。志らくはランジャタイに96点の評点をしたため、最下位のコンビに対して95点以上の評点がされるのは大会史上初となった。また、最下位に個人最高評点が付くのも初である。 ハライチの最終順位・9位は、敗者復活組の中で最低順位である。上沼がハライチに付けた「98点」は今回の全審査員の最高評点で、9位に最高評点がつくケースは今大会が初めて。 ハライチが敗者復活戦と決勝戦の両方で制限時間をオーバーしたことがインターネット上で物議を醸した。 2年連続で同点を獲得したコンビが同時に出た(錦鯉とインディアンス、ゆにばーすと真空ジェシカ)。錦鯉とインディアンスは、9組目終了時点で暫定同率2位であり、10組目の敗退が決定したことで同時に最終決戦に進出したため、より高い点数をつけた審査員が多かった錦鯉を2位通過、インディアンスを3位通過とした。 モグライダーの「637点」、ランジャタイの「628点」、インディアンスの「655点」は、それぞれトップバッター、最下位、3位通過コンビの歴代最高得点である。 第13回(2017年)以来4年ぶりに、全審査員の最低評点が80点台となった。その一方で、全体の最低評点が過去最高の「87点」となった。 ランジャタイが初の準決勝、敗者復活戦、決勝すべてで最下位を経験したコンビになった。 前年から連続で決勝進出した3組が全て最終決戦に進出した(前回の敗者復活組を含む)。前述の通り、決勝進出コンビがすべて最終決戦未経験のため、史上初めて「決勝進出経験あり、最終決戦未経験」の3組での最終決戦となった。 最終決戦進出の3組が東京からの決勝進出コンビのみとなったのは、第8回(2008年)以来9大会ぶり(13年ぶり)。 錦鯉・長谷川雅紀(芸歴26年・50歳)が史上初となる50代の決勝進出者および優勝者となった。また、芸歴26年は決勝進出者および優勝者として最長芸歴である。渡辺隆も43歳であるため、史上初の40代での優勝者となり、コンビでとろサーモンの2人(当時38歳)が持っていた優勝の最年長記録を更新した。 第7回(2007年)のサンドウィッチマン以来、実に10大会ぶり(14年ぶり)に吉本興業以外所属コンビが優勝した。大会復活後(第11回以降)では初である。 SMA所属および漫才協会会員のコンビが初めて優勝した。錦鯉の優勝により、SMAが吉本興業以外で初めてM-1グランプリ、キングオブコント、R-1ぐらんぷりの3つの大会全てを制覇した事務所となった。 大会復活後、結成10年以内のコンビが優勝したのは、第14回(2018年)の霜降り明星以来、2組目。 2年連続で関西出身でないコンビが優勝した(長谷川は北海道、渡辺は東京都)。長谷川が北海道出身者として史上初の優勝者となった。 2年連続で、最終決戦で全てのコンビに票が入った。また、最終決戦で審査員7人の票が5-1-1に割れたのは史上初。 松本が最終決戦で票を入れたコンビが優勝したのは、第10回(2010年)の笑い飯以来、11年ぶりとなった(大会復活後では初)。 第15回(2019年)から3年連続で、オズワルドの1つ前にネタを披露したコンビが優勝した(第15回・第16回ではファーストラウンド、第17回では最終決戦)。 オール巨人は自身のブログでこの年を最後に上沼恵美子と共に審査員を卒業することを決めたと発表した。上沼もラジオで巨人と共に審査員を辞める旨の発言をした。 決勝進出コンビの紹介VTRでは、エレベーターで昇っていくような照明とCGとなり、「コンビ結成の理由」と「M-1グランプリとは―」というテロップに、ナレーションの「○○(メンバーの中の一人)は言う」のあとに、返答がテロップで表記された。 コンビ名コンビ結成の理由M-1グランプリとはモグライダー やっと見つけた“顔が派手なバカ” 漫才そのもの(芝) ランジャタイ 「君、おもしろい?」と聞き「おもしろい」と答えた 夢舞台(伊藤) ゆにばーす 試した相方候補の中で一番ウケたから 甲子園(川瀬) 真空ジェシカ プロに行く可能性が見えた 僕らが唯一、世に出られる手段(ガク) オズワルド お笑いを辞めなさそうだったから 逃げたくて逃げたくない壁(伊藤) ロングコートダディ 組んだら「楽そう」と感じたから 大お祭り(兎) 錦鯉 出会った中で一番バカだったから 人生を変えられるもの(長谷川) インディアンス きむが惚れ込んだ田渕のボケ 今の僕の、ほぼ「全て」(田渕) もも 漫才への熱量が同じだったから 芸人人生 大逆転(まもる。)
※この「出場者・審査員に関する特記事項」の解説は、「M-1グランプリ2021」の解説の一部です。
「出場者・審査員に関する特記事項」を含む「M-1グランプリ2021」の記事については、「M-1グランプリ2021」の概要を参照ください。
- 出場者・審査員に関する特記事項のページへのリンク