出場者について
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「第68回NHK紅白歌合戦」の記事における「出場者について」の解説
初出場歌手は以下の10組。紅組:丘みどり、SHISHAMO、TWICE、Little Glee Monster 白組:エレファントカシマシ、竹原ピストル、トータス松本、Hey! Say! JUMP、三浦大知、WANIMA 三浦大知は1997年にFolderのメンバーとしてデビューしてからこの年で歌手活動20周年を迎えたほか、シングル「EXCITE」が自身初となるオリコンチャート週間1位を記録した。 Hey! Say! JUMPはこの年CDデビュー10周年となった。なおメンバーの山田涼介と知念侑李はNYCとして第60回から第63回まで出場経験があるほか、岡本圭人は父の岡本健一が男闘呼組として出場経験があり、親子2代での紅白出場となった。 エレファントカシマシはこの年デビュー30周年。1997年リリース、そしてドラマ月の輝く夜だからの主題歌にもなった「今宵の月のように」を歌唱。 トータス松本はウルフルズとして第47回と第52回の2回出場。今回は椎名林檎とのデュエットで出演し、ソロとしては初出場。 竹原ピストルは、住友生命のCMソング「よー、そこの若いの」のロングヒットに加え、この年加山雄三・石川さゆりとともに歌唱した「東京五輪音頭2020」がリリースされたことも初出場の要因となった。 SHISHAMOはNTTドコモのCMソング「明日も」、WANIMAはauのCMソング「やってみよう」と、いずれもCMソングが話題となってヒットしたことが要因となった。 Little Glee Monsterはこの年1月に日本武道館での単独公演を成功させているなど、幅広い層からの支持を得ている。 韓国・日本・台湾の混成グループTWICEはこの年日本デビューし、「TTポーズ」などで若い女性を中心に流行した。韓国系のグループの出場は第62回以来6年ぶりとなる。 丘みどりはデビュー13年目にして初出場。この年初アルバムを発売、初の単独コンサートを行っている。 返り咲きは4組。このうち、この年下期の連続テレビ小説『わろてんか』の主題歌「明日はどこから」を歌い、この年歌手デビュー20周年を迎えた松たか子が第50回以来18年ぶりに選ばれているほか、劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌』主題歌「渡月橋 〜君 想ふ〜」がヒットし、同シリーズ作品において担当した主題歌数でギネス世界記録の認定を受けたことが話題となった倉木麻衣も第56回以来12年ぶりの出場となる。 「AKB48」については、前年の反省も踏まえ企画に合わせて事前に各グループからの出演者を予め決定し発表した。内訳はAKB48からSTU48キャプテン兼任の岡田奈々を除き18人、HKT48から6人、STU48から3人(岡田奈々を含む)、その他の各姉妹グループから7人ずつの計48人で、放送時点で全員が18歳以上である。 石川さゆりは34年連続出場40回目の出場。通算40回は和田アキ子を抜いて紅組で最多、連続34回も小林幸子を抜いて紅組で最多。 当時68歳の髙橋真梨子は自身の持つ紅組歌手の最年長出場記録を更新。 アニメファンから出場を有力視されていたどうぶつビスケッツ×PPPは落選した。 前回の出場歌手の中より不選出となったのは紅組7組、白組7組の計14組。紅組:絢香、いきものがかり、宇多田ヒカル、大竹しのぶ、香西かおり、PUFFY、miwa 白組:桐谷健太、KinKi Kids、THE YELLOW MONKEY、AAA、V6、RADWIMPS、RADIO FISH TOKIOは翌年の4月にメンバーの一人である山口達也の不祥事が発覚し脱退。これにより音楽活動を休止したため、この回が最後の出場となった。
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