出合清水とは? わかりやすく解説

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出合清水(であいしみず)

湧水 広島県安芸郡府中町石井城一丁目2番街
名水画像
この榎川の上流水分峡の奥から地下通って扇状地扇端部に湧き出ており、東川の泉と呼ばれ水天宮祀り、昔から人々大切にされてきた。現在は湧水が少なくなり、飲用として使用できない歴史的遺産として姿を残している。
位置情報

周辺の自然環境
榎川形成する扇状地扇端部に湧出する。
水質・水量
「出合清水」は東川の泉とも呼ばれ使用にあたって定めがあり、湧水のある岩の下では飲み水に、次の囲いは米や野菜洗いに、最後の広い囲い一般洗濯用に使用されていた。現在は湧水も少なくなり、以前のように飲み水としては使われなくなった
由来・歴史
芸藩通志古歌として「あきの国 出合清水  阿弥陀がみねに いつくしま山」と詠まれている。この出合清水は海抜6メートルに当たり、背後近郷最高の海抜662メートル呉娑々宇山を源に水分峡(出合清水の北東約1.5km)の奥から地下通って湧き出ているといわれている。近隣住民生活用水として水天宮祀り大切に保管されてきた。
水質保全活動
地域住民による定期的な清掃活動が行われている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR広島駅下車広電バス大須経由温品四丁目行(約15分)「本町四丁目下車徒歩5分



【 お車でお越し場合
現地まで車で進入することはできません。また、附近駐車場がありません。

お問い合わせ
府中町教育委員会生涯学習
〒 735-0006
広島県安芸郡府中町本町一丁目10-15
TEL : 082-286-3272
syogaigakusyu@town.fuchu.hiroshima.jp
http://www.kyouiku.town.fuchu.hiroshima.jp/sho_b_deai.htm
アクセスマップ
アクセスマップ図

今出川清水

(出合清水 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/06 15:06 UTC 版)

今出川清水(いまでがわしみず)は、広島県安芸郡府中町石井城一丁目2番街区にある湧水である。1985年昭和60年)名水百選[1]の一つに指定されている。また、府中町指定の名勝にも指定されている[2]




  1. ^ 位置的にも、今出川湧水・出合清水の中間にある
  2. ^ 『安芸府中村社寺堂古跡帖』に

    一 同 今出川 但シ東ノ川とも村ニテ申候

    —、安芸府中村社寺堂古跡帖
    と記述がある
  3. ^ 『安芸府中村社寺堂古跡帖』に「一 清水 出井と申候又出合とも申候」と記述がある
  4. ^ 『神武天皇聖蹟誌』でも、今出川清水と出合清水の双方の記述があり、出合清水の解説で「當社の御池に御座候」と記載[23]、次の列に記載された今出川清水の解説で「仝」(同じの意味)と記載されているので[23]、双方とも存在する事が確認できる。
  5. ^ 2012年現在でも今出川の北側に坂本宅は存在する
  6. ^ 説明会での配付資料[29]には、6月23日掲載とあるが間違い。
  7. ^ 『安芸府中町誌 通史編』50ページに、間違えた写真と共に『図1-21 出合清水(石井城)』と記述されている
  1. ^ a b 環境省選定名水百選 今出川清水(いまでがわしみず) - 環境庁
  2. ^ 出合清水 - 府中町教育委員会
  3. ^ a b c d e 府中の湧き水、名前違い判明 - 中国新聞 2012年10月17日
    『「名水百選」府中の湧き水 出合清水 実は今出川だった 町史に誤記 案内板訂正へ』 - 中国新聞 朝刊 2012年10月17日 24面
  4. ^ a b 広報ふちゅう 2012年10月 20ページ (PDF) - 府中町
  5. ^ a b c d 『名水研究 地域おこしへ 府中の「出合清水」テーマ マツダ短大 住民と連携 清掃も』 - 中国新聞 朝刊 2010年5月18日 22面
  6. ^ a b c d 『名水「出合清水」再生へ 府中の住民 きょうから一帯清掃』 - 中国新聞 朝刊 2011年7月23日 22面
  7. ^ 『安芸府中町誌 通史編』49ページ・50ページ
  8. ^ 『水分峡の水に郷土愛を詰め 海田酒販組合』 - 中国新聞 朝刊 2011年11月16日 26面
  9. ^ 『安芸府中の文化 第3集』13ページ
  10. ^ 『安芸府中町誌 資料編』336ページ
  11. ^ 『錦川鯉の名水賛歌 広島版 VOL.3』 6ページ
  12. ^ a b 『心の歳時記 水恋い 水神の命脈いまも 生活の変化で薄らいだ信仰』 - 中国新聞 朝刊 1974年6月23日 11面
  13. ^ a b 『錦川鯉の名水賛歌 広島版 VOL.3』 8ページ
  14. ^ 広報ふちゅう 2010年7月 3-4ページ (PDF) - 府中町
  15. ^ 広報ふちゅう 2011年10月 9ページ (PDF) - 府中町
  16. ^ a b 『芸州府中荘誌』172ページ
  17. ^ 『安芸府中の文化 第3集』12ページ
  18. ^ 『安芸府中町誌 資料編』336ページ
  19. ^ 今出川湧水 - 府中町
  20. ^ a b c d 『錦川鯉の名水賛歌 広島版 VOL.3』 ページ
  21. ^ 『芸州府中荘誌』171ページ
  22. ^ 『安芸府中の文化 第6集』23ページ
  23. ^ a b 『神武天皇聖蹟誌』26ページ
  24. ^ 『芸藩通志 第二巻』483ページ
  25. ^ 『安芸府中町誌 資料編』67ページ
  26. ^ 『安芸府中町誌 資料編』70ページ
  27. ^ 『芸州厳島図会 上巻』442ページ・443ページ
  28. ^ 総社跡 - 府中町
  29. ^ 出合清水・今出川清水の名称(位置)訂正説明資料2 (PDF)
  30. ^ 名水百選の湧き水訂正を説明 - 中国新聞 2012年11月18日
    『名水誤称で経緯を説明 府中町教委 看板訂正「慎重に検討」』 - 中国新聞 朝刊 2012年11月18日 21ページ


「今出川清水」の続きの解説一覧

出合清水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/06 15:06 UTC 版)

今出川清水」の記事における「出合清水」の解説

別名『出井清水』。名水百選選定時から2012年まで今出川湧水』とされていた。 今出川清水南東側120m離れた位置にあり、周辺部には古代安芸国国府があり、総社跡や田所屋敷跡田所明神社)などに隣接し今出川清水などと共に聖なるとして、お供えされた。以前は、『芸州厳島図会』に描かれ通り大きな清水で、当地にあった岩盤洗い場機能果たしていたが、何度も水害により埋もれそのたび掘り起こされたが、その後水の逆流埋められ現在のような小さな清水になっている。 『芸藩通志』に、先の古歌の他に あきの國出合清水 阿弥陀がみねに いつくしま山 — 頼杏坪ほか編、芸藩通志詠まれている。 出合清水(2012年当時) 出合清水(2012年当時) 出合清水 出合清水 田所明神社 総社

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「出合清水」を含む「今出川清水」の記事については、「今出川清水」の概要を参照ください。

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