五色 (仏教)とは? わかりやすく解説

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五色 (仏教)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/27 08:37 UTC 版)

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五色(ごしき)は、仏教において如来の精神や智慧を5つの色で表す。青・黄・赤・白・黒が基本となる五色だが、青の代用に緑、黒の代用に樺色や紫を使うことがある。

国際仏旗

仏旗(国際仏旗)で用いられる色は、以下の5色である。

  • 青 - 如来の毛髪の色で、心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く、定根(じょうこん)・禅定(ぜんじょう)を表す
  • 黄 - 如来の身体の色で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質、金剛(こんごう)を表す
  • 赤 - 如来の血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない、精進(しょうじん)を表す
  • 白 - 如来の仏歯の色で、清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める、清浄(しょうじょう)を表す
  • 樺 - 如来の袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ、忍辱(にんにく)を表す

日本で旧来から用いられている仏旗の色は、青が緑、樺が紫である。

真言密教

真言密教では、5つの色を以下のように配当している。なお、これには経軌による差異もある。


方位 五智如来 智慧の説明
青色 東方 阿閦如来 大円鏡智(だいえんきょうち)
鏡のように、現世の全てものを差別なく映し出す智慧
黄色

(金色)

南方 宝生如来 平等性智(びょうどうしょうち)
すべての現世のものが平等であることを知る智慧
白色 中央 大日如来 法界体性智(ほうかいたいしょうち)
物事の本質を明らかにし、統合させて絶対なる智慧
赤色 西方 阿弥陀如来 妙観察智(みょうかんざっち)
すべての現世のものを正しく見極める智慧
黒色
(雑色・五色)
北方 不空成就如来 成所作智(じょうそさち)
すべての現世のものを完成させる智慧
五色幕
金剛峰寺 壇上伽藍 大会堂

参考文献

関連項目



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