レギュラー戦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 05:10 UTC 版)
「大乱闘スマッシュブラザーズDX」の記事における「レギュラー戦」の解説
レギュラー戦では、プレイヤーの腕前に合わせて、プレイ前に5段階の難易度(ベリーイージー、イージー、ノーマル、ハード、ベリーハード)、1〜5までの残機数(オールスターはルール上1)から設定することが出来る。 最高難度(ベリーハード)では発売当時の任天堂のゲームの中でも最難クラスと称されるほどの難易度を誇っていた。 難易度を上げると「自分や味方が弱体化して吹っ飛びやすくなる」「敵が吹っ飛びにくくなる」「強力なアイテムが出にくくなる」などの不利な要素が多くなる。 シンプル 前作64版の一人用ゲームと同じ対戦形式。出現するキャラクター及びステージはランダム。ステージ数も減った。ボスはマスターハンド(条件を満たすとクレイジーハンドも)。 シンプルのステージ一覧 ステージ番号対戦形式説明ステージ1 通常戦1 1対1で戦うオーソドックスな対戦形式。難易度を上げると対戦相手の思考回路が強化される。ベリーイージーとベリーハードでは吹っ飛びやすさも変更されている。ベリーイージーではプレイヤーは吹っ飛びにくく、相手は吹っ飛びやすくなる。逆にベリーハードだとプレイヤーが吹っ飛びやすく、相手が吹っ飛びにくくなる。Mr.ゲーム&ウォッチ、ロイ、ガノンドロフは対戦相手として登場しない。 ステージ2 チーム戦 敵のコンピュータ2体と戦う。プレイヤー側にもコンピュータが1体が味方につくが、難易度を上げると味方は弱体化する。 ステージ3 ターゲットをこわせ! ボーナスステージ競技場のものとほぼ同じだが、こちらは制限時間がある。 ボーナスステージでは失敗しても残機は減らない。 ステージ4 通常戦2 対戦相手は通常戦1よりも攻撃的になっている。 ステージ5 ジャイアント戦 巨大化した対戦相手1体と戦う。相手は通常戦に比べて吹っ飛びにくく、攻撃力がかなり上がっている。プレイヤー側には味方が2体つく。 ステージ6 フィギュアゲット! ボーナスステージ落ちてくる3つのフィギュアをうまく攻撃して、カゴの中に入れる。 ステージ7 通常戦3 通常戦1や通常戦2と異なり、対戦相手はプレイヤーから逃げるようになる。こちらから攻めに行くと反撃してくる。 ステージ8 軍団戦 10体もの敵を相手に戦う。1体1体は通常戦の対戦相手よりも吹っ飛びやすくなっている。プレイヤー側に味方はつかない。Mr.ゲーム&ウォッチは軍団戦でのみ、対戦相手として登場する。 ステージ9 つきすすめ! ボーナスステージ広大なステージを突き進み、制限時間内に各所にあるゴールのいずれかに触れるとクリア。スタート地点から遠いゴールほどボーナス点が多く貰える。制限時間はキャラクターによって異なり、運動能力の高いキャラクターでは短く、逆に運動能力の低いキャラクターは長めに設定されている。 ステージ10 メタル戦 メタル化した対戦相手との1対1の戦い。ジャイアント戦以上に相手が吹っ飛びにくくなっている。対戦相手にかかわらず、ステージは戦場で固定されている。 ステージ11 マスターハンド戦 ラストボス・マスターハンドとの戦い。ある条件を満たすとクレイジーハンドとも戦うことになる。マスターハンドには体力(HP)が設定されており、難易度によって異なる。ベリーイージーでは最低のHP150、ベリーハードでは最高のHP360(クレイジーハンドもいる場合は合計HP720)。ステージは終点で固定。 アドベンチャー 今作から追加されたモード。様々な任天堂の世界を舞台にしたステージを次々と進めていく。通常の乱闘だけでなくアクションゲームのようにゴールを目指すステージもある。内容は一定だが、条件を満たすとステージ内容が分岐する場合もある。ボスは巨大化したクッパ(条件を満たすと巨大クッパの後更にギガクッパが登場する)。 なお、今作のアドベンチャーモードは続編『X』におけるアドベンチャーモード『亜空の使者』の様な明確な設定やストーリーはない。 シンプルに比べてステージ数が多く、複数の敵や巨大化した敵を相手にする場合でも味方のコンピュータが付かないため、シンプルに比べて難易度は高め。 アドベンチャーのステージ一覧 ステージ番号対戦形式説明ステージ1 キノコ王国 前半は横スクロールの道中を進んでいき、ゴールを目指す。クリボーやノコノコ、パタパタがザコ敵として出現する。途中、ヨッシー軍団10匹との戦いがあり、これをクリアしないと先に進めない。後半はピーチ城にてマリオとピーチの2人と戦う。ある条件を満たすとマリオの代わりにルイージが登場する。 ステージ2 コンゴジャングル 前半は小さいドンキーコング2体と戦う。後半はジャングルガーデンにて巨大なドンキーコングと戦う。 ステージ3 迷宮 前半は迷宮内を冒険し、トライフォースがある部屋(ゴール)を目指す。このゴールは一定の位置ではなく、毎回ランダムに変更される。ザコ敵としてリーデット、オクタロック、ライクライクが登場。マスターソードが刺さった台座ある部屋(5つある)に立つとリンクとの戦闘になる。リンクと一度も戦わないことも可能だが、逆にリンクを5人全員倒せばボーナス点が貰える。後半戦は神殿にてゼルダ(シーク)と戦う。 ステージ4 ブリンスタ サムスとの戦い。サムスを倒した後、原作の脱出を再現したステージが始まり、制限時間40秒以内に最上階のゴールを目指す。シンプルのボーナスステージと違って失敗すると残機を1つ失ってしまう。 ステージ5 グリーングリーンズ 前半はカービィ1体との戦い。後半はコピー能力を得たカービィ軍団15体との戦い。軍団戦を30秒以内にクリアした場合は巨大カービィとも戦う。 ステージ6 コーネリア 前半戦はフォックスとの戦い。難易度ノーマル以上だとプレイヤーから逃げるように行動し、こちらから攻めに行くと反撃してくるという戦法をとってくる。後半戦もフォックス(またはファルコ)との戦いだが、こちらは先ほどと異なり、積極的に攻撃してくる。また、やくもののアーウィンの攻撃が非常に激しくなっている上、プレイヤーのみを狙ってくる。 ステージ7 ポケモンスタジアム ピカチュウを中心としたポケモン軍団12体(一部ピチュー、プリンも含む)との戦い。アイテムはモンスターボールのみ出現する。 ステージ8 F-ZEROグランプリ 前半はF-ZERO Xに登場したコースである「シリンダー」を再現したビッグブルーのコース上を進んでゴールを目指す冒険ステージ。F-ZEROマシンにぶつかると次々と後続のマシンに轢かれ、大ダメージを受ける。後半はミュートシティにてキャプテン・ファルコンと戦う。 ステージ9 オネット 3人のネスと戦う。アイテムはどせいさんしか出現しない。ここのネスは通常のコンピュータと違ってアイテムのどせいさんを積極的に拾ってこちらに投げつけてくる。 ステージ10 アイシクルマウンテン ひたすら上に登っていく。道中にはザコ敵としてトッピーやホワイトベアも登場する。途中から2組のアイスクライマーとの戦闘が始まる。 ステージ11 戦場 前半は謎のザコ敵軍団15体との戦い。重力が通常より軽くなっているのが特徴。後半はメタルマリオとの戦い。隠しキャラクターのルイージが使用可能になっている場合はメタルルイージを含めたメタル兄弟2人と戦うことになる。 ステージ12 終点 ラストボス・巨大クッパとの戦い。難易度ノーマル以上になると甲羅の色が黒く変色する。難易度ノーマル以上である条件を満たすと真のラストボス・ギガクッパとも戦うことになる。 オールスター 全キャラクターと対戦していくモード。隠しキャラクターを全て使用可能にすると現れる。ステージが進むにつれ、1対1から1対2、1対3と敵キャラの数が増えていく。プレイヤーの残機は一機のみだが、ステージとステージの間の休憩所で全回復できる3個のハートのうつわがある。最後は必ずMr.ゲーム&ウォッチ軍団が敵となる。 『星のカービィ スーパーデラックス』のゲームモードの1つ「格闘王への道」を元に作られており、休憩所のBGMも『星のカービィ スーパーデラックス』に使用されたものをアレンジしている。 なお、オールスター戦では、休憩所で左上に表示されるキャラマークのうち最初のキャラ(戦闘では2Pになる)に合わせてステージが決定する(休憩所の背景に映っている顔ではない)。キャラの都合上、参加ジャンルとは別のステージが割り当てられていることがある(但し、BGMはキャラ準拠のものになる)。 オールスターモードでは、プレイヤーがミスした際のコンティニューに必要なコインは必ず10枚(最大値)となっている。また、ハートの器を取って回復している最中に次のステージに入ると、回復しきらない状態で戦うことになる。
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