レギュラー放送でのエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/02 15:43 UTC 版)
「ABCアシッド映画館」の記事における「レギュラー放送でのエピソード」の解説
平野の呼称である「先生」とは、「水野先生とぼんちゃん」から役柄を拝借した時の名残で、単なる通称に過ぎない。ちなみに、「ぼんちゃん」は板井が名乗っていた。 1995年の阪神・淡路大震災の直後には、自宅で被災した板井が、平野の住んでいたアパートで1週間程度生活を共にしている。平野は後の放送で、「自分のアパートに帰ると、ヘッドホンをして踊っている板井さんを見て暗鬱になった」と回想している。 平野が番組内で映画「北京原人 Who are you?」を酷評した直後に、同映画配給元の東映から報道関係者向けの新作映画試写やイベントにまったく招待されなくなった。そのため、同社配給の作品については、一時自腹を切っての取材・観劇を強いられた。 スタジオジブリ役員の鈴木敏夫が平野を懇意にしており、平野の取材に際しては、主要メディアのインタビューより一足踏み込んだ内情を打ち明け、ついでに平野にジブリ入社を勧めている。 スタジオジブリには細田守版「ハウルの動く城」が存在するのではないかという噂が存在するが、「時をかける少女 (アニメ映画)」の取材時、「インタビューにてジブリの名前を出すのはNG」との事前通告を無視して「細田守版ハウルの動く城、観て見たいですね」と平野が話題を振ると細田は大笑して「まぁまぁ」と制し、話題を切り上げた。 平野が『探偵!ナイトスクープ』の製作に携わっている縁もあり、三谷幸喜が「ザ・マジックアワー」のキャンペーンも兼ねて番組にゲスト出演。三谷が出演待機している目の前で、平野が「ラヂオの時間」を「ラジオを製作する現場の描き方が安直」とコキ下ろす。当の三谷は「たった3人で、本当に番組が放送されているのか」と少人数体制の方に驚いていた。 映画「ハンサム★スーツ」監督の英勉が公開に合わせた平野の取材を受けた際に「うちの弟がこの番組のリスナーで『先に平野さんに話を通さないと関西での広報活動は行えない』と脅され、身構えてインタビューに望んだ」と明かし、その場の勢いも手伝い、機会が合えば一緒に食事でもという話にもつれ込んだ。 映画「崖の上のポニョ」公開時における宮崎駿監督への単独インタビューでは、配給サイドからのオファーがあった直後に、平野が「なんでウチなんですか? 関西でのキャンペーンなら、視聴者数の多い『ちちんぷいぷい』や『ワイドABCDE〜す』に出た方がいいのでは?」と問い掛ける一幕があった。しかし配給サイドは、映画「もののけ姫」のヒットと日本アカデミー賞最優秀作品賞の受賞の際に受けたテレビ取材で、インタビュアーからの同じ内容の質問に宮崎が辟易していたことを理由に「テレビ取材を一切受けない」と説明。平野が「同じラジオに出るのなら、(『おはようパーソナリティ道上洋三です』の)道上洋三さんがいる」「ウチは深夜のラジオ番組だからリスナーが少ない」と食い下がっても、「関西で映画に詳しい平野さんだからこそお願いしている」との一点張りで、宮崎の来阪時に単独インタビューを実現させた。
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