メインボス / 特殊武器あり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 06:17 UTC 版)
「ロックマンX2」の記事における「メインボス / 特殊武器あり」の解説
斜体は異名。今作は、元々はハンターだった者(「シグマの反乱」時の残党を含む)以外もおり、中にはシグマが製作に関わっているものも存在。また、ハンターでないものも含め、ボス全員が「特A級」とされている。各ステージのうち4つに後述のアーマーパーツ、残り4つのステージにサブタンク、8箇所全てのステージにライフアップがどこかに隠されている。ライフアップとサブタンクの詳細はこちらを参照。 水晶の魔術師 クリスター・マイマイン(Cristar Mymine) 日本国外版での英名は「クリスタル・スネイル(Crystal Snail)」と表記される。 パワー:6800rp / スピード:500rp エネルゲン水晶ステージのボス。カタツムリ型レプリロイド。ボディのカラーリングは水色を基調としており、殻のカラーリングはオレンジ色を基調としたものになっている。 出自および反乱に加わった理由は不明で、エネルゲン水晶が発掘できる鉱山を占拠、蜂起した。小柄でおっとりした気弱な性格だが、ボスとの戦いでは敵を封じ込める水晶弾「クリスタルハンター」を放つ他、一時的に時間の流れを遅くすることもできる。殻は強固でバスターでは壊せず、殻に篭って身を守りつつ空中から相手目がけて体当たりをする。ある弱点武器で本体と殻を分離させることが可能。この時、殻に戻ろうとする本体は段違いに俊敏になる。 深海の切り裂き魔 バブリー・クラブロス(Bubbly Crablos) 日本国外版での英名は「バブル・クラブ(Bubble Crab)」と表記される。 パワー:6000rp / スピード:4800rp 深海の基地ステージのボス。カニ型レプリロイド。第6艦隊に所属していた元特A級のイレギュラーハンター。ボディのカラーリングは赤を基調としている。 金に貪欲な守銭奴で、己の私腹を肥やすために反乱に加わる。反乱後は輸送部隊の隊長となり海底基地からイレギュラーを送り出している。同じ部隊に所属する、ホイール・アリゲイツとは犬猿の仲である。 腹部を開いて泡を吹き付ける「バブルスプラッシュ」の他、自らを泡に包みバリアとすることもできるが、こちらが上空を通る(縦軸が合う)とバリアを解除して両肩のビームブレードで攻撃する習性がある。ボスラッシュには天井にトゲトラップが配置される。 彼のステージのBGMは後に『ロックマンX5』のタイダル・マッコイーンのステージでアレンジされて使用されている。 夢の島の堕天使 メタモル・モスミーノス(Metamor Mothmeanos) 日本国外版での英名は「モーフ・モス(Morph Moth)」と表記される。 パワー:3200rp / スピード:8800rp ロボットスクラップステージのボス。ミノガ型レプリロイド。ボディのカラーリングは紫を基調としている。 他のレプリロイドの残骸を吸収することで成長する、特異な性質を持つ試作型レプリロイド。物事にこだわらない性格で、反乱に加わった経緯も不明。スクラップ工場を制圧し、廃品からイレギュラーを生産していた。 戦闘時、最初は蓑虫のような姿だがスクラップを吸収し徐々に肥大化し、最大サイズまでスクラップを吸収するか、その前に一定のダメージを与えると脱皮して成虫(蛾)の姿になる。蓑虫状態ではスクラップ片を撒き散らしたり、自分に取り込んで攻撃に使用。蛾の状態では空を舞いながら鱗粉撒き散らしとレーザーで攻撃する。8体のボスの中では倒した時唯一下に落下する。 緑林の小悪魔 ワイヤー・ヘチマール(Wire Hetimarl) 日本国外版での英名は「ワイヤー・スポンジ(Wire Sponge)」と表記される。 パワー:6400rp / スピード:4800rp 気象コントロールセンターステージのボス。ヘチマ型レプリロイドで、ロックマンXシリーズでは最初の植物型ボスキャラクター。ボディのカラーリングはアリゲイツと同じ。 シグマにより管理されている秘密工場で製造された、いわば「生まれながらのイレギュラー」といえる。だが性格に問題のある失敗作であり、常に陽気で無邪気な子供っぽく、それゆえの残酷さを持つ性格。シグマに与えられた気象コントロールセンターで天候を気ままに変えて遊んでいる。 蔓型のチェーン(ワイヤー)を多様に扱う他、ライフエネルギーが一定量減少すると体を避雷針として落雷を操る(攻撃力も上がる)。弱点武器でとどめを刺すと胴体が真っ二つになる演出がある。 『ロックマンゼクス アドベント』の背景にも登場している。ボスラッシュでは部屋が狭くなっている。 凶牙の重戦車 ホイール・アリゲイツ(Wheel Alligates) 日本国外版での英名は「ホイール・ゲーター(Wheel Gator)」と表記される。 パワー:9800rp / スピード:1800rp 恐竜戦車ステージのボス。凶暴な人格を持つワニ型レプリロイド。ボディのカラーリングは緑を基調としている。 イレギュラーハンター第6艦隊の副隊長だったが、任務中に仲間のハンター同僚を襲い、裏切り者として追われていた。反乱に加わったのも己の破壊の願望を満たすのが目的であり、恐竜型巨大陸上空母で都市を蹂躙していく。 戦闘では不透明な液体が波打つ部屋で水面下に潜み、突如足元から噛み付いてくる他、両肩から発射する特殊武器「スピンホイール」や一定のダメージを受けるとドリル状に錐揉み回転しての突進など、壁蹴りなどで逃げられても対応可能な攻撃も持つ。こちらの攻撃を食べて吐き返すこともある。錐揉みで削られた壁に触れるとダメージを受ける。ボスラッシュでは最初から錐揉み攻撃を繰り出す。 砂原の韋駄天 ソニック・オストリーグ(Sonic Ostreague) 日本国外版での英名は「オーバードライブ・オストリッチ(Overdrive Ostrich)」と表記される。 パワー:3800rp / スピード:9900rp 砂漠基地ステージのボス。ダチョウ型レプリロイド。 元々は第7空挺部隊所属だったが事故で飛行能力を失い、引退している。そのダチョウの高性能の脚力に目を付けたシグマによってその実力を再評価され、シグマの計画に参加する。自分の新たな能力を見出してくれたシグマに感謝しており、砂漠にミサイル発射基地を占拠、シグマへの忠誠心のためにその照準をイレギュラーハンター基地に向けていた。 高い脚力を活かした高速突進や蹴りでエックスを吹き飛ばす他、赤い衝撃波「ソニックスライサー」を飛ばしてくる。ボスラッシュでは、その背景が砂から雪に変わり、地面が若干高くなっている 紅のアサッシン マグネ・ヒャクレッガー(Magne Hyakulegger) 日本国外版での英名は「マグナ・センチピード(Magna Centipede)」と表記される。 パワー:2900rp / スピード:8800rp 中央コンピューターステージのボス。4つの腕を持つ ムカデ型レプリロイド。ボディのカラーリングは赤系を基調としたものになっている。 イレギュラーハンター第0特殊部隊、別名:「忍び部隊」に所属していたが、任務中にシグマに拉致され洗脳されてしまう。超大型中央コンピューターを制圧し、全世界中にシグマウイルスを送信している。第0部隊の一員として任務であれば仲間でも躊躇いなく破壊する冷徹な性格。 姿を消してテレポートする、特殊武器である手裏剣状の磁力機雷「マグネットマイン」を投げつける、天井に逆さに張り付くなど、忍者を思わせる攻撃を仕掛けてくる。尻尾は複数に分離して遠隔操作が可能。接合状態では尻尾からウイルスを注入し、相手の能力を奪うことができる。弱点武器で攻撃すると尻尾が破壊され、尻尾を使った攻撃ができなくなる。 なお、カウンターハンターステージ5は中央コンピューターステージと同じとなっているが、この時はシグマと戦う事になる。 『ロックマンX6』では、メタルシャーク・プレイヤーの必殺技として再生され登場する。 ヒートナックルチャンピオン フレイム・スタッガー(Flame Stagger) 日本国外版での英名は「フレイム・スタッグ(Flame Stag)」と表記される。 パワー:3600rp / スピード:7000rp 火山帯ステージのボス。負けず嫌いなシカ型レプリロイド。 隊長であったシグマが所属していた頃の第17精鋭部隊隊員。最初の反乱では、ブーメル・クワンガーや反乱に参加したハンター達と共にシグマの下に参じ、反乱の終結後に行方不明となっていた。火山を噴火させて火山灰で地球に降り注ぐ太陽光線を遮断、世界に氷河期を陥れる計画を進めている。 鹿の角の代わりに側頭部から炎を噴き出させており、戦闘では両の拳や全身にも炎を纏って、三角跳びや様々な炎の拳撃「ラッシングバーナー」で戦う。纏う炎は一定の状況下で青白くなり、より高い戦闘力を発揮する。ボスラッシュでは最初から青白くなっている。
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