ペンタックス MZシリーズとは? わかりやすく解説

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ペンタックス MZシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:32 UTC 版)

PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントMF機種)」の記事における「ペンタックス MZシリーズ」の解説

オートフォーカス機が主体であるMZシリーズであるが、マニュアル専用機としてMZ-M発売された。なおMZシリーズ全般及びMZ-M以外の各機種については、ペンタックスの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントAF機種)参照されたい。 MZ-M 1997年11月発売MZ-3とMZ-5をベースとし、マニュアルフォーカスカメラを必要とする層に向けて販売すべく登場したシリーズ唯一のマニュアルフォーカス機である。コストダウンのためにプラスチック製マウントペンタミラー採用内蔵ストロボ省略なされたが、ファインダースクリーンはスプリット・マイクロプリズム式を採用し電子プレビュー機能ワインダー搭載など、最新マニュアルフォーカス機として必要最低限機能確保されている。マニュアル機ながらKA2マウント採用されており、Fレンズ以降情報伝達機能装備されている。 当機種登場にあわせ、Aレンズズーム2種類発売された。外見当時主流FAレンズ酷似している。

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ペンタックス MZシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 01:38 UTC 版)

PENTAXの銀塩一眼レフカメラ製品一覧:35mm判 (KマウントAF機種)」の記事における「ペンタックス MZシリーズ」の解説

MZシリーズとは、従来SFZシリーズより一転して新たなコンセプト始まった小型軽量AFシリーズである。機能拡張よりも、「スリムコンパクト」、「分かりやすさ」、「趣味性」に重点置かれた。それに伴い従来大型筐体から小型筐体変更された。操作体系大幅に変更されハイパー露出継承されず、見た目分りやすい操作体系への回帰図られた。シリーズ上級機はマニュアルMF機と同様のダイヤル操作方式採用一方普及機は、ダイヤル操作式であることは同様であるがオート撮影特化した操作体系となったスリム化路線徹底によって必ずしもKAF2マウントではなくなり、またMF機もラインナップされるなど、マウント機能も、機種位置付けによって異なバラエティ富んだシリーズ展開となった。このシリーズあわせて高性能だけでなく趣味性加味した、新たな小型軽量化された高級ブランドレンズであるFAリミテッドレンズ群が登場したアメリカではZXシリーズとして販売された。 MZ-5 クォーツデート - 1995年11月発売ペンタックスMZ-5とは、MZシリーズ第1号機である。電子式AF機ながらも、絞り操作レンズ側の絞り環で行いシャッター速度MFカメラ同様のデザインダイヤル設定測距点3点となったTIPAEISAヨーロッパ2カメラ賞を受賞し、その記念モデル発売された。 MZ-10 クォーツデート - 1996年6月発売MZシリーズ初の普及機である。ペンタミラー化などのコストダウン図られている他、「オートピクチャーモード」を初め搭載したコストダウン軽量化のため、ペンタックスとしては初めてのプラスチックマウントを採用している。この時期には一部Zシリーズ併売されていたため、普及機では唯一KAF2マウント採用されている。 MZ-50 クォーツデート - 1997年5月発売。MZ-10の廉価機である。更なるスリム化図られKAFマウントへの変更(パワーズームの使用不可)、オートピクチャーモードやパノラマ機構省略されるとともに測光方式それまで6分割から2分割へ、AFそれまで3点測距からセンター1点測距変更された。さらに、35mm判ペンタックスカメラ初の絞り輪にA位置のないレンズ(K、Mレンズ)が使用不可能な機種となったMZ-3 クォーツデート - 1997年7月発売。MZ-5の後継機外観酷似するも、各所実用面操作性重点をおいた機能向上施され、メモリーロック機能AEロック)、プレビュー機能搭載、各ダイヤルの高さの変更グリップ部の形状変更など、MZ-5で不評だった箇所がほぼ改善された。最高シャッター速度が1/4000秒になるなどスペック面も向上された。CONTAX Ariaベースモデルとしても知られている[要出典]。 MZ-7 クォーツデート - 1999年8月発売中級機。MZ-10をベース高性能化された機種で、ペンタックス初のフラッシュオートポップアップ機能や、リモコンによるワイヤレス遠隔撮影機能追加された。また「オートピクチャーモード」も復活しダイヤル内にランプ埋め込まれ、その点灯位置によってどのモード選択されたのかが分かる新機構が組み込まれた。他にも上級機にあった多重露出機能視度調整機能の追加調光機能測光機能強化され絞り輪にA位置のないレンズ使用可能など、スペック面では過去の上級機であるMZ-5とほぼ遜色のない機種となった。後にブラックモデル発売された。 MZ-30 クォーツデート - 2000年2月発売。MZ-7をベースにした新たな廉価機種。オートポップアップ機能強化され調光機能など受け継いだ。オートピクチャーモードと光るモードダイヤルは省略され、Aレンズ以降レンズしか使えないシンプルな仕様である。 MZ-5N クォーツデート - 2001年3月発売国内)。シャッターユニットはMZ-5、ボディMZ-3という機種である。MZ-3差別化のため、シャッター速度の上限が1/2000秒に抑えられている。 MZ-S クォーツデート - 2001年5月発売シリーズ最上級機。MZ-3指摘されいくつかの問題点解決試みられた。ミラーショックを小さくするために、ミラーアップ機構モーターによって制御され、さらにセルフタイマー利用したミラーアップ機能の追加もある。AF機能は、ペンタックス初の6点測距測距点選択機能実装され、調光機能は、この機種より新規に設けられたP-TTLシステム対応しそれぞれ強化された。また、データバックに撮影データ印字機能が標準実装され、ペンタックス645シリーズでも採用されパーフォレーション印字機構が取り入れられている(レリーズコード用コネクタも、シリーズ唯一645NIIの新規格が採用されている)。操作面ではシャッターダイヤル・ロックが廃止され新たな操作体系である「ハイパーオペレーティングシステム」が採用された。また、ダイヤル操作性液晶画面視認性の向上のため、軍艦部撮影者に向けて大きく傾斜された。 MZ-L クォーツデート - 2001年11月発売。MZ-7の後継機種機能はすべて継承され上でスペックアップが図られた。最高シャッター速度が1/4000秒に引き上げられただけではなく、P-TTLを始めとした2001年以降数々新規格の各機能に対応すべく仕様変更され、『ケーブルスイッチ(レリーズコード)』のコネクタも*ist採用されているものが初採用された。他に「電子プレビュー機能」、「オートブラケット機能」、「ペンタックスファンクション(カスタムファンクション)」が追加された。MZ-7より受け継がれリモコン機能にはAF機能追加されている。 MZ-60 クォーツデート - 2002年11月発売MZシリーズ最終モデル徹底的な機能スリム化図られた。外部レリーズコード用ソケット露出補正機能までが廃止されISO感度設定変更は可能である)、さらにAF機能付きレンズ専用機になってしまった。同様に構造簡素化され従来撮影モード設定ダイヤル無くしボタン+セレクトダイヤル方式変更。更に裏ブタデート設定機構ボディ本体側に移しボディ構造単純化させるなどの工夫なされた。しかし替わりオートブラケット機能(1/2、1段)や、セルフタイマー機能利用したミラーアップ機能、バルブタイマー機能最長32分)などが実装されている。

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