マニュアルフォーカス機とは? わかりやすく解説

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マニュアルフォーカス機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 21:23 UTC 版)

オリンパスOMシステム」の記事における「マニュアルフォーカス機」の解説

オリンパスM-1/オリンパスOM-1(1972年7月発売1973年5月改名) - 発売当時135フィルム使用する24×36mm(ライカ)判のレンズ交換一眼レフカメラでは、世界最小軽量であったそれまで常識覆す小さく軽いボディとエアダンパーを併用した静かなシャッター音は周囲驚かせ大きな反響巻き起こすことになる。小型化のためにシャッター時制御のガバナーミラーボックス下部配置シャッター速度ダイヤルマウントと平行つまり同心円上に配置し、これがOMボディ特徴となったエルンスト・ライツ(現ライカ)からのクレーム対応して改名したオリンパスOM-1MD - オリンパスOM-1にモータードライブ装着するためには底交換が必要であったが、最初から装着可能なしたもので、内部機構変更はない。 オリンパスOM-21975年11月発売) - フィルム面から反射して来た光量を測って露光コントロールするTTLダイレクト測光採用、これによって撮影中の露出制御可能になり、専用フラッシュ用いたTTL自動調光実現した自動露出の上限は60秒オリンパスOM-1N(1979年3月発売) - アクセサリーシュー4使用によりフラッシュ充電完了表示確認フラッシュ適正発光表示確認ファインダー内で可能になった。その他フラッシュ動作改善オリンパスOM-2N(1979年3月発売) - アクセサリーシュー4使用によりフラッシュ充電完了表示確認フラッシュ適正発光表示確認ファインダー内で可能になった。その他フラッシュ動作改善自動露出の上限を120秒に延長オリンパス OM101979年6月発売) - フラッシュ撮影時のTTL自動調光省略フィルム自動巻上げについてモータードライブには対応せずワインダーのみに対応するなど設計簡素化した普及版AE機。ボディー単体では絞り優先オート専用機だが、マニュアルアダプターというオプション装着することでマニュアル露光による撮影が可能となる。 オリンパスOM20(1982年10月発売) - オリンパスOM10の上級版。マニュアル露出内蔵しモータードライブに対応。LED式露出計表示方法変更と、明るいルミマイクロマット・スクリーンの採用により、OM10比較してファインダー視認性向上した海外一部地域での名称はOMGオリンパス OM301982年11月発売) - 35-70mmF4のズイコーオートフォーカスレンズと組み合わせてオートフォーカス撮影が可能。M.インフォーカストリガーコード、ワインダー併用することでピントのあった瞬間レリーズされる「ゼロインフォーカス」機能による撮影が可能。海外一部地域での名称はOMFオリンパスOM-4(1983年10月発売) - 中央重点測光の他、最大8点マルチスポット測光機構を持つ。新開発モータードライブ2使用により、フィルム自動巻き戻しに対応。 オリンパスOM-2SP(1984年10月発売) - プログラムAE機能と、マニュアル露出時のスポット測光機能搭載OM-2の名を冠しているものの、OM-4をベースとした完全新設計の機種海外一部地域での名称はOM-2S PROGRAMオリンパスOM-3(1984年10月発売) - シャッター制御最高速1/2000秒・全速機械式マニュアル専用機中央重点測光マルチスポット測光機構オリンパスOM-4のマニュアル露出同等定価はOM-4と同価格だったが、生産コストはOM-4より機械式シャッター組み込み相当分がかかったという。生産台数少なく製造中止後人気が上がりオリンパスOM-3Ti発売までプレミアム価格取引されていた。 オリンパスOM40(1985年4月発売) - ESパターン測光称する分割測光により逆光補正自動化実現プログラムAE機能搭載された。TTLダイレクト調光に対応。愛称逆光強」。海外一部地域での名称はOMPC。 オリンパスOM-4Ti(1986年7月発売) - オリンパスOM-4のチタン外装バージョン専用ストロボ使用により、高速シャッター時に対応するスーパーFP発光同調機能追加007 消されたライセンスではメインタイトル映像登場する海外一部地域での名称はOM-4T。 オリンパスOM-4Tiブラック1989年4月発売) - オリンパスOM-4Tiの黒塗バージョンオリンパスOM-3Ti(1994年11月発売) - オリンパスOM-3のチタン外装バージョンTTLダイレクト調光及びスーパーFP発光制御追加生産当たって社内資料少なかったため、中古購入したOM-3を分解し構造解析したと言われている。海外一部地域での名称はOM-3T。 オリンパスOM2000(1997年7月発売) - マニュアル専用機コシナからのOEM中央部重点測光スポット測光機能搭載基本設計が共通のコシナOEM品には、リコーXR-8スーパーKマウントペンタプリズムが銀蒸着)、ニコンFM10(ニコンFマウント、ミラーバランサー搭載)がある。

※この「マニュアルフォーカス機」の解説は、「オリンパスOMシステム」の解説の一部です。
「マニュアルフォーカス機」を含む「オリンパスOMシステム」の記事については、「オリンパスOMシステム」の概要を参照ください。

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