マニュアルプロテクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:25 UTC 版)
「コピーガード」の記事における「マニュアルプロテクト」の解説
取扱説明書(マニュアル)などを参照してそこに印刷されている文字(シリアルナンバーなどと呼ばれる数桁の英数字が多い)の入力を求めることで、正しい入力がない場合に動作を制限する。取扱説明書の複製コスト面でコピー意欲を削ぐというもの。取扱説明書そのものにコピーガードを施してある場合もある(例:白黒コピー機で判別が困難になる色の組み合わせを使用する)が、そうしたプロテクトがきちんとプロテクトとして作用するかどうかは、あくまでそのコピー機次第である。ただしカラーコピーした場合や、手入力でその文字をインターネットに流出させてしまえば、そういった工夫も意味を成さない。オンラインソフトのうちシェアウェアでも広く用いられ、この場合は電子メールを通して入力すべき文字を伝えるようになっている。近年のメジャータイトルでこの形式を採用したものとしてはニンテンドーDS用の『二ノ国』で、ストーリー中の特定の場面でタッチペン機能を使い書き記す必要がある図形パターンが掲載された「マジックマスター」と呼ばれる本(B6版で352ページ)が、ゲームプレー進行には必須となる。
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