ドイツでの使用状況とは? わかりやすく解説

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ドイツでの使用状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 05:21 UTC 版)

オチキス H35」の記事における「ドイツでの使用状況」の解説

ドイツは約550輌のオチキス鹵獲し、戦車型のままで主に占領地警備任務使用した他、各種改造車両ベースとして活用した1943年6月時点で、なお戦車型のままのオチキス361輌、装備リスト記載されていたが、1944年12月には60輌に減少している。 Panzerkampfwagen 35H 734(f) 標準戦車型、旧型エンジンの「H35」。低性能のためか、H38比べあまり使用され形跡はない。 Panzerkampfwagen 38H 735(f) 標準戦車型、新型エンジンの「H39」。フランス本国同様、ドイツ軍新型エンジン付き車両の中での武装差異による分類いわゆる戦後資料で言うところの)「H38」と「H39」の明確な区別行っていなかった。主に占領地警備任務使用した。ただし、第211独立戦車大隊のみは、バルバロッサ作戦当時フィンランド配備された。これは、フランス兵器装備したドイツ軍部隊では、初の実戦投入とされる一部警戒用として装甲列車編成内に搭載された。ほとんどの車両は、車長視界確保のため、オリジナルキューポラの上部を切り欠いて両開きハッチ付け改装行っていた。また多く車両無線機増設され、この場合通常右側フェンダー後部三脚架台付きアンテナ装着した。 Panzerkampfwagen 38H(f) mit 28/32cm Wurfrahmen 通常の戦車型をベースに、Sd Kfz 251/1装甲兵員輸送車に対して改装と同様、28cmまたは32cmロケットランチャー(ヴルフラーメン40)を装着したもの。発射片側に3基ずつが装着された。 Mörserzugmittel 38H(f)(砲牽引車) Munitionsschlepper 38H(f)(弾薬運搬車多数H39砲塔外し牽引車弾薬運搬車として使用された。 7,5cm PaK40(Sf) auf Geschützwagen 39H(f) 1942年24輌がロレーヌ牽引車同様の改装行い、75mm対戦車砲Pak40搭載対戦車自走砲となった。これらはロレーヌ車体自走砲と同様、俗にマーダーI」と呼ばれることもある。フランス駐留部隊使用された。 10,5cm leFH18(Sf) auf Geschützwagen 39H(f) 1942年48輌が改装された。砲搭載に伴いエンジン車体後部左側移されている。フランス駐在の第8機甲砲兵大隊配備された。現存写真では、LeFH18ではなく、同口径だが旧型のLeFH16野砲搭載している車両確認できるが、これが48中に含まれるかどうかはっきりしないGroßer Funk- und Befehlspanzer 38H(f) 上部車体取り払い新たに傾斜装甲戦闘室を設けた無線指揮車仕様24輌が改装された。 Panzerbeobachtungswagen auf 38H(f) 10,5cm leFH18(Sf) auf Geschützwagen 39H(f)と組み前方進出し着弾観測を行う砲兵観測車。やはり傾斜装甲戦闘室が設けられ上面開口部周り砲兵鏡と防盾付きMG34機銃1挺を装備している。

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ドイツでの使用状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 06:07 UTC 版)

ルノー R35」の記事における「ドイツでの使用状況」の解説

フランス戦結果ドイツ多数使用可能なR35入手することになった。2線級の部隊戦車型が使われたほか、一部対戦車自走砲や、砲塔外してトラクター改造され使用された。 Panzerkampfwagen 35R 731(f) 標準戦車型。まったくの無改造である場合もあるが、多くは、砲塔上面ハッチ付け改造が行われていた。これは本来のキューポラ基部のみ残して切断して付け場合と、キューポラ自体撤去して砲塔上面直接ハッチ付け場合とがあった。無線機搭載され、左フェンダー上にアンテナ設けられた。フランス駐留歩兵部隊などに警備用分散配備されたほか、1943年再編成された第21戦車師団の第100戦車旅団にも配備されたが、後者はほぼ訓練用途で、数ヶ月後に兵站部返却されている。ほか、装甲列車積載されたものもあり、列車上から射撃する下車して機動戦闘を行った。この種の装甲列車は主にレジスタンス/パルチザン破壊工作から鉄道線を守るために運用された。 4.7cm Pak(t) auf PzKpfw 35R(f) I号対戦車自走砲生産終了に伴い、これに代わる車両として、R35ベース同種車両開発命令1940年12月末に出された。アルケット社の設計により、1941年5月から10月にかけ、計200輌が改装された。これは、その後ドイツ軍多用され戦車車台利用対戦車自走砲としては、I号対戦車自走砲に続く2番目のものだった搭載砲はI号対戦車自走砲と同じチェコ製4.7cm対戦車砲だが、新設され上部戦闘室は上面除いて四周防御されており、I号対戦車自走砲よりも防御力向上していた。2線級の対戦車大隊使用され1942年一部重砲牽引車に再改装されたが、1944年になってもまだ110輌がフランス駐留部隊使用されており、ノルマンディーの戦いでも、非力ながら連合軍迎え撃つために使われている。 5.0cm Pak38 auf PzKpfw 35R (f) 4.7cm砲搭載自走砲能力向上型として、5cm砲搭載型が1941年試作された。搭載砲を除き戦闘形状は4.7cm砲型とほぼ同じである。試作1輌のみに終わったBefehlspanzer 35R (f) 4.7cm砲搭載自走砲随伴指揮用車両として26輌が製作された。基本形状は4.7cm砲搭載自走砲と同じで、主砲代わりにMG34機銃1丁を戦闘前面装備するタイプ写真残されているが、通常の戦車ベース指揮車両が用いられたと記述する資料もあり、26輌の生産台数がどちらを指すのかはっきりしないMunitionspanzer 35R 731(f) 弾薬運搬車通常の戦車型をベース砲塔撤去したもの。 Bergeschlepper 35R 731(f) 回収車。弾薬運搬車同様、通常の戦車型をベース砲塔撤去したものが用いられた。弾薬運搬車回収車の一部は、砲塔開口部塞いだもの、あるいはこの部分に防盾付きMG34機銃装備したものもある。 Mörserzugmittel 35R (f) 弾薬運搬車回収車と同様、砲塔撤去したR35重砲牽引車として使用された。15cm重榴弾砲、21cm重臼砲などの牽引用いられた。

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ドイツでの使用状況

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 03:24 UTC 版)

FCM36」の記事における「ドイツでの使用状況」の解説

ドイツ37輌のFCM 36鹵獲し、それらをPanzerkampfwagen 737 FCM (f)の名称で使用した。ただし、戦車そのものとしては、1940年5月6月現場部隊即席使われたのみだった。 1942年12輌のFCM 36自走榴弾砲、10.5cm leFH16/18(Sf)auf Geschuetzwagen FCM(f)に改装された。1943年10輌のFCM 36駆逐戦車マーダー I に改装された。これらは第21装甲師団ドイツ語版)によって、1944年ノルマンディー戦線使用された。

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