Panzerkampfwagen 35R 731(f)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 03:16 UTC 版)
「ルノー R35」の記事における「Panzerkampfwagen 35R 731(f)」の解説
標準の戦車型。まったくの無改造である場合もあるが、多くは、砲塔上面にハッチを付ける改造が行われていた。これは本来のキューポラを基部のみ残して切断して付ける場合と、キューポラ自体を撤去して砲塔上面に直接ハッチを付ける場合とがあった。無線機も搭載され、左フェンダー上にアンテナが設けられた。フランス駐留の歩兵部隊などに警備用に分散配備されたほか、1943年に再編成された第21戦車師団の第100戦車旅団にも配備されたが、後者はほぼ訓練用途で、数ヶ月後に兵站部に返却されている。ほか、装甲列車に積載されたものもあり、列車上から射撃するか下車して機動戦闘を行った。この種の装甲列車は主にレジスタンス/パルチザンの破壊工作から鉄道線を守るために運用された。
※この「Panzerkampfwagen 35R 731(f)」の解説は、「ルノー R35」の解説の一部です。
「Panzerkampfwagen 35R 731(f)」を含む「ルノー R35」の記事については、「ルノー R35」の概要を参照ください。
- Panzerkampfwagen 35R 731のページへのリンク