Panzerbüchse 39とは? わかりやすく解説

Panzerbüchse 39(PzB39)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 14:28 UTC 版)

パンツァービュクセ」の記事における「Panzerbüchse 39(PzB39)」の解説

PzB38運用実績を基に設計され全面改良型。ほぼ全金属製機関部大型であったPzB38対し機関部小型化された上に先台が木製とされるなど全体軽量化し、自動機構廃止して構造簡略化単純な手動単発式となっている。グストロフ・ヴェルケ社により設計され、グストロフ社、及びラインメタル社とシュタイア・ダイムラー・プフ社の3社により1940年10月から本格生産開始され1941年11月までに計39,232生産された。 PzB38異なり装弾/排共に手動だが、遊底操作ハンドルの類はなく、銃把部分がコッキングレバーを兼ねた構造になっており、銃把全体を前下方向に開くように押すと閉鎖解かれ閉鎖器下降するとともに撃針コッキングされて固定され装填準備態となる。射手閉鎖器上部を覆うカバー右側開いた後、薬室弾薬装填し開放前進状態の銃把部分を後上方へ引くと、閉鎖器上昇して再び閉鎖され撃発準備完了となる。閉鎖器後方には安全装置レバーがあり、右側回せば安全位置左側回せば安全位置となる。射撃後は再び銃把全体を前下方向開けば閉鎖器下降して薬莢排出され装填準備態となる。 銃身後座機能廃止されたためにリコイルスプリングがなく、発射時の反動そのまま本体射手に伝わるため、反動軽減するために消炎器は単純なラッパ型のものから反動軽減機能のあるマズルブレーキ変更された。銃床PzB38側面折り畳み方式から、銃床基部左側にある固定解除ボタン押してロック解除し、銃の下側前方へ回すように折り畳む方式変更されている。二脚PzB38同じくMG34機関銃と同じものが流用されていた。 全長:162cm(銃床折畳時:125.5cm)銃身長:108.5cm 重量:12.6kg 銃口初速:1210m/秒 威力100mの距離で30mmの装甲板貫通 発射速度12発/分(実用最大速度

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