Panzerbüchse 38とは? わかりやすく解説

Panzerbüchse 38(PzB38)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 14:28 UTC 版)

パンツァービュクセ」の記事における「Panzerbüchse 38(PzB38)」の解説

最初製造型。手動単発自動式の作動機構を持つ。ラインメタル・ボルジッヒ社によって1939年8月から1940年5月にかけて1,408生産された。 「銃」に分類される火器であるが、自動後座自動式の火砲類似した機構持っており、射撃にはまず閉鎖器右横の装填レバーを引くと複座ばねを圧縮しつつ銃身全体後退し閉鎖器開いて最大後退位置固定され装填準備態となる。射手薬室弾薬装填し銃把下部後縁銃身解放レバー押し込むように握ると、銃身が復座ばねの力で後退位置から前進し閉鎖器閉じて射撃用意が整う。発砲する反動により銃身が復座ばねを圧縮しつつ後退しストローク後端閉鎖器開いてする。以降は次弾を装填し銃把レバー押しこむことで射撃準備完了態となる。機関部後端には銃身部前進している際に閉鎖器後方を覆うための下開き式のシャッターがあった。銃把左側上方引き金の上方に安全装置レバーがある。後方に回すと射撃位置前方に回すと安全位置となる。照星銃口消炎後方に、照門機関部上面にあった銃床部は支持パイプ根本左側にある固定ラッチ解除することにより、根本右側を軸として銃の右側面へ折り畳むことができた。二脚にはMG34機関銃と同じものが流用されていた。 全長:161.5cm(銃床折畳時129cm)銃身長:108.5cm 重量:16.2kg 威力100mの距離で30mmの装甲板貫通

※この「Panzerbüchse 38(PzB38)」の解説は、「パンツァービュクセ」の解説の一部です。
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