マウザー M1918とは? わかりやすく解説

マウザー M1918

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/12 19:13 UTC 版)

マウザー M1918[† 1](Mauser M1918)、あるいはタンクゲヴェールM1918(Tankgewehr M1918)、T‐ゲヴェール(T-Gewehr)は、ドイツ帝国で開発された対戦車兵器である。


注釈

  1. ^ 日本では独特の訛った発音でモーゼル M1918とも呼ばれる。モーゼル#日本の銃砲関係者における「Mauser」の読み方についても参照。
  2. ^ MG08重機関銃を大型化したものとして設計・開発されており、1918年8月に「MG18」として試作品が完成したが、程なく戦争が終結したため、実戦には投入されなかった。
  3. ^ ナチス政権下での再軍備後に開発された新型対戦車ライフル、PzB38には「訓練用」として13mm弾を使用できる銃身が用意されていたが、使用弾薬は専用の13x94mm Patr.318弾であり、M1918の使用していた13.2x92mm TuF弾とは異なる弾薬が用いられている[5]
  4. ^ 当初はMG08/15機関銃用の二脚が流用されており、同様にMG08用の三脚架及び橇としても使用できる四脚銃架が転用される予定であったが、いずれも実射の結果問題を生じたため、各部が強化された新設計の専用二脚が装備された。
  5. ^ 「象撃ち銃」という用語については「対戦車ライフル#名称について」を参照

出典

  1. ^ a b c d e f THE TANK ABWEHR GEWEHR”. Small Arms Review. 2023年1月9日閲覧。
  2. ^ a b c d Tankgewehr M1918”. waffenHQ.de. 2018年1月30日閲覧。
  3. ^ a b c d The Mauser Tank Gewehr: Tank-Killing Elephant Rifle”. Shooting Illustrated. 2018年1月30日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『WAFFEN REVUE』 Nr.82 p.3- 「Das 13-mm-Tankgewehr von Mauser im 1.Weltkrieg」
     なお、上記の記事を和訳したものとしては
    頑住吉 元ガンスミスの部屋>モーゼル対戦車ライフル 前編※2024年2月11日閲覧
    がある。
  5. ^ 『WAFFEN REVUE』 Nr.83 p.37-「Das 13-mm-Tankgewehr von Mauser im 1.Weltkrieg, Teil 2」
     上記の記事を和訳したものとして
    頑住吉 元ガンスミスの部屋>モーゼル対戦車ライフル 後編 ※2024年2月11日閲覧
    がある。
  6. ^ Swedish Military|Swedish Anti Tank Rifles 1921 - 1995|Rifle m/21 - Anti Tank
  7. ^ Противотанковое ружье Шолохова”. weaponland.ru. 2018年1月31日閲覧。


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