ドイツ以外での生産品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 07:22 UTC 版)
「マウザー M1918」の記事における「ドイツ以外での生産品」の解説
スウェーデンではPvg m/21(Pansarvärnsgevär modell 1921)の名称でカールグスタフ銃器工廠(スウェーデン語版)で国産化し、旧式化して1940年代に後継の対戦車銃が開発されるまで装備されていた。Pvg m/21は基本的にM1918と使用弾薬も含めて全く同一だが、一刻も早く数を揃えるために戦時急造されたオリジナルと異なり、各部の仕上げが丁寧で、精度も若干ながら高かったとされている。 ソビエトでは1938年に対戦車ライフルの装備計画が立てられた際、暫定的なものとしてM1918の設計を12.7x108mm弾仕様に変更し、マズルブレーキと緩衝材入り床尾板を装備し、新設計の改良型軽量二脚を備えたショロホフ対戦車銃(12,7-мм ПТР Шолохова) を開発・生産して部隊配備し、モスクワ攻防戦などで用いたが、本格的なものとして14.5x114mm弾を使用する純国産対戦車ライフルが開発・生産されるとそれらに置き換えられ、少数の生産と限定的な使用に終わった。
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