ドイツ代表ヘッドコーチから代表監督へ
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「ヨアヒム・レーヴ」の記事における「ドイツ代表ヘッドコーチから代表監督へ」の解説
ヘッドコーチ就任後は、当時のユルゲン・クリンスマン監督の片腕として主にチーム戦術の決定及び戦術トレーニングを担当した。2006 FIFAワールドカップドイツ大会終了後のクリンスマン辞任に伴い、監督に就任した。 監督就任後は、UEFA EURO 2008では準優勝、2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会では2大会連続で3位となり、優勝こそしていないものの高い成績を残していた。ポーランド・ウクライナ共催のUEFA EURO 2012のグループリーグではポルトガル、オランダ、デンマークとの「死の組」を全勝で首位通過するも、準決勝でマリオ・バロテッリの2発に沈みイタリアに敗戦、3位となった。2014 FIFAワールドカップブラジル大会では優勝。南米開催のW杯で、欧州勢として初優勝となる。 2015年3月13日、ドイツ代表との契約を2018年まで延長したことを発表した。2016年10月31日にUEFA EURO 2020まで契約を延長し、2018年5月15日に2022FIFAワールドカップカタール大会まで更に契約を延長した。予定通り2022FIFAワールドカップカタール大会まで指揮を執れば、16年間の長期契約となる。 2018年のロシアW杯では、グループリーグFでメキシコと韓国に敗れてグループ最下位で敗退した。 2021年3月9日、UEFA EURO 2020終了後にドイツ代表監督を退任すると発表。本大会のグループリーグFではフランス、ポルトガルの同組となり、更にハンガリーの大善戦にも苦しめられることになる。2位でグループリーグは突破するも、決勝トーナメント1回戦でイングランドに0-2で敗れ、不本意な形で15年に渡る長期政権に幕を閉じた。
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