ソロモン諸島での海上護衛戦とは? わかりやすく解説

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ソロモン諸島での海上護衛戦(1)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 14:12 UTC 版)

卯月 (睦月型駆逐艦)」の記事における「ソロモン諸島での海上護衛戦(1)」の解説

ミッドウェー海戦敗れた日本海軍戦力再編し卯月6月24日南洋方面航空基地強化する支援部隊編入した。6月下旬軽巡夕張卯月追風夕月、第21駆潜隊、第23駆潜隊ガダルカナル島進出する輸送船団護衛部隊に加わった7月上旬ガダルカナル島攻略作戦参加しラバウル帰投後は第十八戦隊軽巡天龍龍田)の指揮下で東部ニューギニア攻略作戦参加した。第30駆逐隊7月10日内地からトラック泊地への輸送路を警戒する第二海上護衛隊編入した。22日ニューギニア島ブナ米軍大型爆撃機攻撃を受け輸送船綾戸山丸が座礁救援のため接近した卯月至近弾をうけ死傷者16名を出しラバウル避退した。 7月27日に「筥崎丸」を護衛してラバウル発し7月30日トラック8月6日龍田卯月夕月駆潜艇2隻は輸送船3隻(南海丸、幾内丸乾陽丸)を護衛してラバウル出撃ブナ向かった7日米軍ガダルカナル島上陸した9日ラバウル戻り10日に米潜水艦撃沈された加古乗員救助出動し11日早朝にシンベリ島に到着乗員650名を救出した連合軍8月中旬ガダルカナル島ヘンダーソン飛行場完成させて運用始め、同島周辺海域制空権を完全に掌握した第二水雷戦隊護衛するガダルカナル島の上作戦計画され卯月ラバウル物資搭載25日ガダルカナル島到着したが、空襲損傷した同日睦月第二水雷戦隊合流直後第二次ソロモン海戦沈没した卯月内地帰投し、佐世保海軍工廠修理入った9月ラビの戦い弥生沈没睦月型艦艇類別上の表記10月1日卯月型と変更され12月1日に第30駆逐隊解隊された。 修理完成後の12月13日九九式双発軽爆撃機トラック泊地輸送する空母冲鷹護衛として横須賀出発迎え駆逐艦朝雲時雨合流し無事に到着したその後コロンバンガラ島ムンダ飛行場への輸送作戦参加25日夕、米潜水艦雷撃損傷した南海丸護衛中同船衝突し左舷大破穿孔して航行不能となったラバウル駆逐艦4隻(長波有明谷風浦風)が救援出動し卯月有明曳航され、谷風護衛ラバウル向かった。しかし26日朝に有明がB-24爆撃機空襲中破したため曳航浦風変わり長波護衛してラバウル帰投した。 1943年昭和18年1月5日ラバウル爆撃を受けさらに損傷トラックまで後退し工作艦明石支援応急修理行った3月31日望月三日月と第30駆逐隊再編し4月1日第三水雷戦隊編入した。6月24日神光丸が曳航する駆逐艦秋月駆逐艦と共に護衛してサイパン出発7月5日長崎到着し佐世保本格的な修理入った三日月7月29日空襲沈没した

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ソロモン諸島での海上護衛戦(2)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/01 14:12 UTC 版)

卯月 (睦月型駆逐艦)」の記事における「ソロモン諸島での海上護衛戦(2)」の解説

1943年昭和18年10月佐世保出港しトラック泊地進出した18日軽巡木曾多摩合流ラバウルへ向かうが21日未明木曾ニューアイルランド島沖で爆撃を受け損傷した多摩ラバウル先行し卯月木曾護衛途中で複数回の空襲受けたが、ラバウル零式艦上戦闘機駆逐艦五月雨救援を受け、正午前にラバウル到着した10月23日、「卯月」は「望月と共にニューブリテン島ジャキノットへ八十六警の100名を輸送するためラバウルから出撃揚陸中に敵機攻撃受けて望月」が沈没し揚陸断念。「卯月」は「望月」の生存者収容しラバウル戻った10月29-30日、駆逐艦文月と共にニューブリテン島西部ガロベへの輸送任務従事10月31日、「卯月」はブカ島航空部隊基地員を輸送するためラバウルから出撃同日ブカ島アーロン・S・メリル少将率い艦隊軽巡洋艦4隻、駆逐艦8隻)による砲撃を受け、「卯月」はブカ島の西約20浬で「巡洋艦乃至三、駆逐艦五以上」と遭遇砲撃受けて小破孔3箇所生じた11月2日ブーゲンビル島沖海戦では輸送隊天霧夕凪文月卯月水無月)として参加するが、輸送隊反転したため交戦しなかった。海戦軽巡川内駆逐艦初風沈没した11月5日以降ラバウルは米機動部隊空襲を受け、重巡洋艦中心に大損害を受けたラバウル空襲)が、卯月損傷はなかった。11月中旬以降ラバウル方面投入されていた艦艇次々撤収した詳細は「セント・ジョージ岬沖海戦」を参照 11月21-22日、警戒隊(大波巻波)、輸送隊天霧夕霧卯月)はブカ島への輸送成功した24日午後に同じ戦力ラバウル出撃同日夜に揚陸終えて帰路についた25日午前零時、米第23駆逐部隊アーレイ・バーク大佐駆逐艦5隻)に奇襲され、大波巻波夕霧沈没した卯月避退中に砲撃され損傷したが、天霧と共に早朝ラバウル到着した30日、第30駆逐隊夕月編入した。12月前半月明期で夜間輸送は困難として、ラバウル第三水雷戦隊トラックパラオ整備することになった卯月は、あけぼの丸護衛してパラオ移動整備中に機関部に異常が見つかったため、国洋丸を護衛してラバウル移動後、トラック泊地回航された。天霧卯月26日タンカー日栄丸と旭東丸を護衛してトラック泊地からパラオ向かい29日駆逐艦早波合流して護衛交代パラオ到着した1944年昭和19年1月4日駆逐艦太刀風と共にタンカー2隻(富士山丸神国丸)を護衛してパラオ出発10日トラック泊地着いた15日大破した駆逐艦長波を呉まで曳航する軽巡長良を、夕凪と共に護衛して内地向かい卯月夕凪佐世保到着した佐世保海軍工廠戦局緊迫するマリアナ諸島方面への船団護衛必要な卯月修理急ぎ3月完了させた。

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