駆潜隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 03:55 UTC 版)
第13号竣工直後に駆潜艇は特務艇の艇種の一つから独立した艦艇となり、駆潜隊(3隻で1隊)が編成されることになった。そのため司令が乗艦することになり、艤装が変更になった。艇長室は予備室に変更され、上甲板の艦橋構造内に艇長室が新設された。艦橋構造物内にあった烹炊所は艦橋の後方、煙突直前に上構を設けて移設された。これにより烹炊所煙突の位置もマスト付近から、煙突前面に変更された。完成していた艇では艇長室をそのまま司令室にし、昭和15年(1940年)度建造の第17号からこれらの変更が実施された。それ以前の第14号(1942年)や第16号(竣工時)の写真では改正がされておらず、第15号では公試中とされる写真(軍艦旗、舷外電路共に無し)ではまだ改正前で、竣工後の写真(軍艦旗掲揚、舷外電路装着済み)では烹炊室が既に後方に移設されている。 また司令艇となる艇には無線機が増設された(#兵装参照)。
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