ストーリー内の変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 16:15 UTC 版)
「家庭教師ヒットマンREBORN!」の記事における「ストーリー内の変更点」の解説
一話目からハル・了平・山本・雲雀・獄寺が登場し、ハル以外の四人ともツナと持田の決闘を観戦している。リボーンがツナと初めて会ったのは原作ではツナが学校をサボった後だが、アニメでは登校前に変更。持田は原作では防具と竹刀にも細工をしていたが、アニメではしていない。原作では死ぬ気のツナは出前を運んでいるそば屋と衝突するが、アニメではトラックに変更されている。ツナの鼻から死ぬ気弾の弾が出るシーンが、アニメの設定上カットされている。また、他にも10代目候補者が存在したという設定が省かれており、ツナだけになった理由も省かれた。持田との試合から逃げ出すシーンが原作とアニメでは少し異なっている。そのため原作ではトイレで直接死ぬ気弾を撃たれているが、アニメではリボーンに説得されて自ら体育館に向かうような形になっている。 獄寺が勉強が得意なことが発覚するのは、退学危機の話からハルが初メインの話へと変更。 山本の自殺未遂のエピソードが丸々カットされ、ツナと親友になったきっかけが球技大会(原作ではこの話の時点では登場せず)に変更されている。そのため、野球で腕を負傷した設定がない。 京子とハルが餃子饅を食べた際の救出方法が「死ぬ気弾を同時に撃ち、死ぬ気状態(=下着姿)にすること」から「死ぬ気になったツナがイーピンの師匠へ解毒剤を受け取りに行く」に変更されている。 同じ理由で、京子がツナの家に初めて来た際にロシアンルーレットゲームをするエピソードがカットされている。その為、死ぬ気状態の京子やハルを元に戻すハンマー型アイテム「リバース1t」は未登場。 また、ツナの修行中に現れたハルの下着が見える場面が見えない形になっている。 ツナたちが退学危機に陥る話では、原作では最初期の話だったため退学危機に陥るのはツナと獄寺のみだったが、アニメでは山本と了平も加わった。さらに、アニメではヴァリアー編終了後のため、ほとんどのレギュラーキャラが登場した。また、タイムカプセルの捜索方法がダウジングからツルハシで掘り起こすに変更され、原作ではタイムカプセルは教諭の根津のでっち上げで埋まっていなかったが、アニメでは中庭に埋まっていることになった。根津の陰湿ぶりもさらに強調されており、獄寺と山本がカンニングをしたと決めつけたり、自分で転んだだけにもかかわらず(原作では、獄寺が根津の胸ぐらをつかんだ)ツナたちのせいにするなど原作以上の陰湿な性格になった。なお、アニメでは根津が解雇されたかどうかは描かれなかった。 体育祭の棒倒しの話が全てカットされている。 雪合戦の話においてフゥ太が登場していなかったため、フゥ太の代わりに京子とハルが参加している。 トマゾファミリー(内藤ロンシャンなど)の出番がすべてカットされているため、彼等が核の話は全てカット。 ツナ達が2年生に進級するタイミングが、黒曜編の前から後に変更されている。原作では全員主要人物は進級後も同じクラスだったが、アニメでは当初全員が違うクラスになっており、リボーンの暗躍もあって強引に同じクラスになった。さらに、原作では内藤と出会う話だったが、内藤がアニメでは出ない為、改変された。 また、日常編内にあった「桜クラ病」や「千紫毒万紅」のエピソードが、黒曜編内に移動している。それに伴い、花見のエピソードがカットされている。 ツナ達が山本の父親の寿司屋で寿司を食べるシーンにハルが加わっている。また、ハルの妄想も追加。 黒曜編の並盛中生徒襲撃事件でのカウントダウンの方法が、「歯を抜き取る」から「止まったままの懐中時計を置く」に変更。 六道骸の人間道の能力の発動が、「自らの手で眼球を動かす」から「手をかざす」に変更。 原作では、黒曜編終了後すぐヴァリアー編が始まるが、アニメでは終了後少し日常編が挟まれている(同じくヴァリアー編終了後、すぐ10年後の未来編が始まるが、アニメでは終了後、日常編を含んでいる)。 この関係で、黒曜編終了後もフゥ太のランキング能力は健在である。ただし、10年後のフゥ太がランキング能力を失っているかどうかは不明である。 アニメにおけるバトル編の合間に挿入される日常編では、原作でバトル編導入前から登場していたキャラクターしか登場していない。 そのため、原作では未来編導入部にあったバジルとランチア(二人ともバトル編以降のキャラクター)の帰伊の話が、アニメでは合間に日常編を挟むために、ヴァリアー編最後に前倒しになった。 唯一の例外として標的68にはツナの父の家光が登場する。 原作では黒川は何時大人ランボを目撃して一目惚れしたのかははっきりと描かれなかったが、アニメでは、バレンタインの時に目撃したことが描かれた。 海に行った目的が、ランボが壊した市民プールの請求額の返済のためのバイトへと変更。また、京子とハルの服装も原作のビキニ水着から変更された。 太猿が、京子襲撃時に殺害の持論について語るシーンが全面カットされた。 ミルフィオーレが他の組織からリングとボックスを略奪したという設定はカット。ラル・ミルチの台詞も原作と若干違いミルフィオーレがリングとボックスの力でボンゴレをも圧倒したというセリフがある。 ツナが幻騎士の出した骸骨の幻覚で、みんなに首を絞められる場面が、標的134ではツナの顔を掴むに変更された。 ラル・ミルチが被弾したジンジャー・ブレッドの匣兵器が「体内に卵を植え付け、身体を突き破って出てくる」から「皮膚の表面に卵を植え付け、成長した後に襲い掛かってくる」に変更されている。 スパナがツナに銃口を突きつけ威嚇する場面は、標的109からはミニモスカ(アニメオリジナルキャラクター)の威嚇に変更。ツナに手錠が掛けられていた設定もなくなった。 死茎隊の誕生の経緯が異なる。原作では死茎隊はアイリスを喜ばせるため4人の科学者が肉体改造した成れの果ての姿とされているが、研究者たちが注射で筋肉を増強している姿はグロテスクであるため、アニメではアイリスが科学者たちから聞き出した研究データを元に科学者とは別に作り出した生物で、4人の科学者はアイリスの命令により死茎隊によって始末された設定としている。 白蘭による真6弔花の紹介とメローネ基地の移動の前に、了平が10年前の自分と入れ替わる(標的140)。 メローネ基地でボンゴレ匣を与えられるのは最初はツナのみで、他の6人の守護者達にボンゴレ匣が与えられるのは過去の世界でアルコバレーノの試練を全てクリアして、10年後の世界に帰還した後になる。 アニメでは、ボンゴレ匣を開匣するためにはアルコバレーノの7つの印が必要で、そのためにアルコバレーノの試練に打ち勝つ必要があるため、ツナ達はアルコバレーノ達がまだ生存している10年前に一時的に戻り、そこからアニメオリジナルストーリー「アルコバレーノ編」に突入する。 白蘭による真6弔花の紹介とメローネ基地の移動は、ツナ達が過去の世界でアルコバレーノの試練を全てクリアして10年後の世界に帰還した後に行われている。 10年後のハルの家へは、原作ではビアンキのポイズンクッキングで鍵を壊して入っていたが、アニメではハルが家の前の置物に入っていた合鍵を使って入っている。 チョイスに使用する乗り物は、原作では実在するバイクを改造したものだったのに対し、アニメでは架空の乗り物であるエアーバイクを採用している。それに合わせて、10年後のツナ達の運転免許はカットされた。 幻騎士の回想シーンで、白蘭は幻騎士を診ていた医師をナイフで刺殺しているが、アニメでは殴り倒している。 ブルーベルとザクロがGHOSTに死ぬ気の炎を吸収されるシーン。原作では干乾びる姿が描かれたが、アニメではぼやかして消滅する描写になった。 ツナと白蘭の戦いでリングを共鳴させるため、原作では白蘭がツナを羽交い締めにしているが、アニメで有幻覚のような巨大な手で握りつぶす描写になっている。 未来編の終盤で、ツナの母の奈々がボンゴレリングを見つめるシーンがカットされている。
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