シュトラール軍(SHUTORAL DEMOKRATISCHE REPUBLIK)
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「マシーネンクリーガーの登場兵器」の記事における「シュトラール軍(SHUTORAL DEMOKRATISCHE REPUBLIK)」の解説
P.K.A(Panzer Kampf Anzug Ausf.H HEINRICH) シュトラール軍がA.F.Sに対抗して開発した装甲戦闘スーツ。赤外線レーザーに耐えるセラミック装甲を持つが、ホルニッセのコクピットとして機能するための大きなクリアキャノピーが地上戦ではウィークポイントとなった。固定武装は無く主にノイパンツァーファウストを使用。H0型・H1極初期型・H1型が存在する。 P.K.A グスタフ(Panzer Kampf Anzug Ausf.G GUSTAV) P.K.Aの単体での地上戦闘力向上を目した改良型(P.K.A G型)。キャノピーの一部を装甲カバーに置き換え、S.A.F.S同様のエクサイマーレーザーを装備している。専用ホルニッセによる空戦も可能だが視界不良による事故が相次いだため、航空士官用にキャノピーを改善したK型(通称:コンラート)が開発された。また工兵用・夜戦用・現地改修型など多くのバリエーションが存在する。 P.K.A メルジーネ(Panzer Kampf Anzug Ausf.M MELUSINE) P.K.A M型。グスタフにカウツの間接視認システムを導入してP.K.A最大の弱点であるクリアキャノピーを排し、空戦を考慮しない完全な陸戦用として開発された機体。機関とレーザーの強化も行われている。また、両手仕様の工兵タイプ型も存在する。 P.K.A カングルー/カングール(KANGAROO/KÄNGURU) 大型兵器の回収や土木作業用に開発された重P.K.A。クレーテ系の脚廻りと強力なパワーアームを装備している。一部の機体は低出力のエクサイマーレーザーを装備している。 P.K.A シュトルムケーファー(STURM KÄFER) 傭兵軍のグラジエーターに対抗して開発されたと思われる4脚型の重P.K.A。 ホルニッセ (P.K.41 HORNISSE) P.K.A用空戦ユニット。フレーダーマウスをベースに機関強化とP.K.Aとの合体分離機能を追加した物。この機体によりシュトラール軍はファルケ登場まで制空権を完全に握っていた。 フレーダーマウス(P.K.40 FLEDERMAUS) V/STOL軽戦闘機。 フンメル(A.P.50 HUMMEL) 搭乗員の被弾率の高さが問題に なっていた「フレーダーマウス」の装甲改良型、本機は無人偵察機タイプである。 ファイアフライ(XK-427 FIREFLY) 人体に有害なパルスを出さない、新型反重力装置の実験機。実戦評価テスト中に傭兵軍によって捕獲される。この機体を徹底的に研究した結果傭兵軍が開発したのが反重力装甲戦闘機「ファルケ」である。 ナッツロッカー(P.K.H.103 NUTROCKER/NUTCRACKER) 対A.F.S用に開発された無人ホバー戦車。実態はホバートラックにA.F.Sのレーザーに耐えるセラミック装甲と大出力の中間赤外線レーザー砲(A.F.Sからコピーしたレーザー砲を大型化した物)を備えつけた急ごしらえの代物だったが、その破壊力で戦場からA.F.Sを一掃する。その名前は「ピーナッツ」と渾名された傭兵軍A.F.Sを簡単に撃破する威力から、兵士の間で「胡桃割り=ナッツロッカー」と呼ばれる様になったことに由来する。(本当は『胡桃割り=ナットクラッカー』が正しい英語であるが、作者が間違えたのがそのまま定着してしまった。なおニットーから発売されたプラモデルの箱の表記はNutrockerだが、後にハセガワから発売された新キットではNutcracker(ただし日本での商品名はナッツロッカーのまま)になっている。) スフィンクス(Feld Raketen Werfer 85(Sf) SPHINX) ツインテールホバーと16発装備の19cm大口径ロケットチューブが特徴の野戦自走ロケット砲。 クレーテ(T.W.-47 KRÖTE) ボムフェル&チオネル社が開発した2脚歩行自動戦闘機械。強行偵察用にシュトラール軍が調達した。ノイスポッターの配備により一時前線から退くが、後に高度な戦闘AIと夜戦能力を付与した改良型「キュスター」や対装甲車両戦闘用に旧式ではあるがPAK43/2 75mm砲を搭載した「パックレーテ」が登場した。 ノイスポッター(NS465 NEUSPOTTER) 非武装の無人偵察機。反重力装置により無類の静寂・隠密性を持つものの運用には専用の整備部隊を必要し、コストが高いなどの問題もある。バリエーションとして武装型の「クラッフェンフォーゲル」や反重力装置の代わりにホバー走行装置を装備した廉価型「オスカル」などが存在する。 Fボート(F-BOOT) 無人の水陸両用の小型強襲艇(ホバークラフト)。 グローサーフント(P.H.J. 101 Groβer Hund) 装甲戦闘スーツの無人化を目指して作られたヒューマノイド(人間)型無人遊撃機。強靭な骨格・装甲や武器を備え俊敏な動きによって傭兵軍の装甲スーツを圧倒する力を持つが、AI損傷によって度々暴走を起こし友軍を恐怖に陥れたり行方不明になったりする事もある。頭の形状で初期型と後期型に分類される。また、宇宙用のアルタイルが存在する。 ケーニッヒスクレーテ(PZ/M7567 KÖNIGS KRÖTE) 人間を凌駕する戦略判断能力を持つゼウス級AIを備えた巨大戦闘機械。同機の率いる完全無人軍団は傭兵軍に対し圧倒的な効果を発揮したが、陸戦機「トマス」暴走事件と月面機「マティア」失踪事件が発生、全機が凍結された。 月面P.K.A(Panzer Kampf Anzug Waprüf (M)) H型(ハインリッヒ)の月面用の宇宙仕様P.K.A。 P.K.A フリーゲ/カウツ(Panzer Kampf Anzug Waprüf (F) FLIEGE/Waprüf (K) KAUZ) 宇宙用S.A.F.Sへの対抗手段として開発された宇宙用P.K.A。フリーゲは依然として有視界戦闘用のクリアキャノピーを残していたが、後に大型の間接視認システムを備えた指揮官用機カウツが開発される。 シュテルネール(STERNAIL) 大型宇宙戦闘機。強力な推進機関と赤外線レーザー砲を備え無敵を誇っていたが、宇宙用S.A.F.Sの敏捷性の前に敗北する。 フェルクル(FERKEL) 有人の宇宙邀撃用戦闘ポッド。 宇宙ホルニッセ 月面P.K.A用宇宙空間移動ユニット。人体に有害なパルスを出す反重力装置を機体両翼に搭載する。 ガンス(GANS) 月面でのノイスポッターにあたる月面用無人偵察機。基本的にクレーテの脚廻りにノイスポッターの偵察機器を組み合わせ、更にジャンプ移動用のロケットノズルを装備している。後にパンツァーシュレック6門を装備した陸戦用武装型も開発された。 フクス(FUCHS) 月面でのクレーテにあたる月面用無人強行偵察機。
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