カード・プロフェッサー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 04:39 UTC 版)
「遊☆戯☆王R」の記事における「カード・プロフェッサー」の解説
遊戯の懸賞金を狙うデュエリスト達の総称。後述のキース・ハワードによって招集された傭兵。一部のキャラクターの名前の由来はインテルの開発したCPUから。 キース・ハワード かつて全米チャンピオンとして名を轟かせ、不敗伝説を打ち立てたカード・プロフェッサー。バンデット(盗賊)・キースの異名を持つ。 決闘者の王国編終盤、ペガサスの罰ゲームによって魂を砕かれる。(本人曰く)深い闇の底へ身を沈め消えてゆく"死"を体感したが、天馬 夜行のR.A計画の実験体として蘇り、彼の傘下に身を置く事となる。夜行から「邪神によって命を保たれている。」と「邪神イレイザー」を手渡され、その禍々しい程の怨念・執念も相まって以前とは異なった狂気を漂わしている。 蘇った後はペガサスと城之内の二人への復讐を考えていたが、ペガサスは既に死亡していた為、城之内への復讐を決意。夜行を利用して一連の事件を起こす。 現在も機械族使いであり、「モーターモンスター」を主力としたデッキに「邪神イレイザー」を組み込み、城之内と再戦。 デシューツ・ルー 第一の刺客。鉄壁の砲門「キャッスル・ゲート」を主力とするデッキを使用するカード・プロフェッサー。 キーモンスターを象徴するかのように一番手で立ち塞がり、相手のモンスターを奪うカードと「キャッスル・ゲート」の射出効果で遊戯を追い詰めた。遊戯をチビと罵る攻撃的な性格だが、その一方で負けを認めれば素直に相手の実力を尊重する面もある。 ティラ・ムーク 第二の刺客。不死の能力と吸血によるパワーアップ能力を持つ「カース・オブ・ヴァンパイア」を主力とするヴァンパイアデッキを使用する女性カード・プロフェッサー。 ゴシックスタイルでショートの金髪。本来デュエリストのしもべであるはずのカード(「カース・オブ・ヴァンパイア」)を主と崇めている。 今作で城之内が使用していたデュエルディスクは彼女から借りたもの。その礼として単行本最終巻の書き下ろしエピローグにて、城之内からブラック・デュエルディスクを渡された。 クラマス・オースラー 能力ダウンの能力を持つ「アリジゴク」を主力とし、それに加え装備カードで自軍のモンスターの強化を図るデッキを使用するカード・プロフェッサー。 自分の「運」に自信を持ち、好調な時は好調だがムラも多い。カークが仕掛けるチンケな罠に引っかかった城之内とデュエルする。描き下ろしではカークとラジコンで遊ぶ様子が描かれている。 カーク・ディクソン 機甲部隊デッキを使用するカード・プロフェッサー。4600という圧倒的攻撃力を誇る「マシンナーズ・フォース」を切り札に据えた「マシンナーズ」デッキを使用。 ヘルメットを被った軍隊風の服装をした男。 丁寧な口調ではあるが嫌味で高圧的な性格で遊戯の怒りを買う。迅速に鍵となるモンスターを展開し圧倒的戦力で畳み掛ける。多くの罠を設置しており、落とし穴にはまった城之内を最下層まで落とす。だが最後は自分の仕掛けた罠でゴミ捨て場に飛ばされた。 ピート・コパーマイン 自身の攻撃力こそ0だが、相手モンスターを操り攻撃させる「ミュータント・ハイブレイン」を主力とするミュータントデッキを使用するカード・プロフェッサー。 黒い全身タイツを着ている。「ニャハハ」と笑う。人を食ったような態度で相手のモンスターを利用した戦術を取る。 クラマス、シーノと比べるとそれほど城之内を軽んじてはいなかった。 描き下ろしではスプーン曲げを披露しており、超能力者らしい事がうかがえる。 マイコ・カトウ フィールド魔法「深き森」を主軸とし、切り札にOCGでも有名な「森の番人グリーン・バブーン」を採用した、森属性デッキを使用する老婦人カード・プロフェッサー。 作中にて「ミセス・マイコ」と表記される。 車椅子を使用しており、その車椅子に組み込まれたデュエルディスクを使用する。 対戦相手を「お前」「キサマ」としか呼ばない闇遊戯が対戦相手で唯一「あなた」と呼んで敬意を表した人物。 賞金は孫のために使うつもりだった。 メンド・シーノ モンスター召喚に制限を掛けた上で最上級モンスター「デスサイズ・キラー」で押し切るマンティス(蟷螂)デッキを使用するカード・プロフェッサー。 粗暴な性格で対峙した城之内を「安モン」「小遣い稼ぎにもならない」と罵り嘗めてかかる。笑い声は「だっハハハハ」。 ターバンを巻いた頭が特徴。書下ろしではペットのカマキリと戯れている姿が描かれた。 ウィラー・メット 魔法効果を吸収してパワーアップするドラゴン族、「ホワイト・ホーンズ・ドラゴン」を主力とするドラゴニュートデッキを使用するカード・プロフェッサー。 戦闘・魔法に対策を置き、攻守のバランスが取れたデッキを使用。カード・プロフェッサーの中でも上位にランクされる実力者。 登場回数が多く、海馬VS夜行戦を見届けただけでなく解説役まで努め、海馬・月行とともに遊戯VS夜行も見守る。 書下ろしでは鏡の前で自慢の長髪をセットする姿が描かれた。 海馬とのドラゴン対決を望んでおり、更に「『青眼の白龍』なんて俺に言わせれば観賞用に過ぎないね」と発言した。 テッド・バニアス 爆発力に優れる獣人デッキを使用するカード・プロフェッサー。パワーに優れる「アサルト・リオン」が切り札。 暇があればギャンブルに興じているらしく、キースに借金がある。ただ、本人に言わせれば「キースのイカサマ」らしい。 カードの腕はキースに匹敵するとも思われる決闘者だが、ここ一番に弱い。 眼の下に隈がある。書き下ろしではかなり不健康な形相で麻雀をしている。 北森 玲子(きたもり れいこ) チェスモンスターを中心としたデッキを使用するカードプロフェッサー。囮のポジションだった。 守備戦術に長けたデッキを使用。本人曰くマジック&ウィザーズを始めて1ヶ月強らしいが、デシューツ・ルーらギルドの面々に勧められこの戦いに参加した模様。 永続魔法「戦場の惨劇」で城之内のデッキのカードを大量に墓地に送り、デッキ切れによる敗北を狙う。 自分以外のデュエリストを怖がっていたが、城之内の発言に影響されてデュエルの楽しさに気付く。 ラストでは、ミセス・マイコの車椅子を押していた。 デプレ・スコット(カード・プロフェッサー・ギルド・ランキング2位) フィールド魔法「コズミック・スペース」を利用したイーバ(エイリアン)デッキを使用するカード・プロフェッサー。ペガサスミニオンの一人。 徹底的に相手に猶予を与えず封殺を狙う「ロック戦術」を使い、相手モンスターを捕食しパワーアップする「グリード・クエーサー」で仕留める。 昨シーズンではランキング1位の座を手に入れていた。寡黙で多くを語らないが、ペガサスを崇拝しており、敗北後は泣き崩れてリッチーや配下の黒服に手を貸してもらわないと立てないほど憔悴していた。興奮した時の笑い声は「ギャギャハハハ」。 黒い短髪、眉毛が無い、黒いワイシャツとボトムと全身を黒に統一している。 リッチー・マーセッド(カード・プロフェッサー・ギルド・ランキング1位) 特殊能力モンスターを主力としたガンマンデッキを使用するカード・プロフェッサー。ペガサスミニオンの一人。 最強のカードプロフェッサーの証「ブラック・デュエルディスク」の所持者。貧困なスラム街出身で、ペガサスにデュエリストとしての「生き方」を教えられた。 かなりの高身長で喧嘩では自慢の腕力、脚力でキースを圧倒した。また、遊戯には劣るものの派手な髪型をしている。 月行には勝利しギルドトップの実力を見せつけたが、「対城之内の予行演習」として邪神を手にしたキースに敗れ、「ブラック・デュエルディスク」を奪われる。 シーダー・ミール 13人目のカードプロフェッサー。「オシリスの天空竜」の実体化攻撃で瞬殺されたため、デュエル内容は一切無い。単行本にてフルネームと「ハイテックマリオネット」なるモンスターの使い手という事が明らかになった。ロボットを思わせる顔をしている。
※この「カード・プロフェッサー」の解説は、「遊☆戯☆王R」の解説の一部です。
「カード・プロフェッサー」を含む「遊☆戯☆王R」の記事については、「遊☆戯☆王R」の概要を参照ください。
- カードプロフェッサーのページへのリンク